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第二十二話〜女の子〜
「あれ、ここは?」
ブラボーは目を覚ます。
そこは先程までいたはずの部屋ではない場所だった。
周りにはピンクのアネモネが咲いていた。
百本以上はあるだろう。
ブラボーは起き上がると、周りを見渡す。
すると、遠くに人影が見える。
ブラボーはその人影に向かって歩き出した。
(誰だろう?人のような形をしているから、たこきれたちではないのかな。)
ブラボーは思った。
近づくと、その人影の後ろ姿がはっきりと見えた。
そこには一人の女の子がいた。
ブラボーより身長が少し低いくらいなので、小学生だろうか。
女の子は振り返ると、ブラボーのことを見つめる。
ブラボーはその女の子をどこかで見たことがある気がした。
女の子は手に、虹色のバラを持っていた。




