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夏祭りの夜道に金魚は見ていた  作者: 駒城亜樹
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見誤り 推理のやり直し

お待たせしました。続きをどうぞ!

容疑者(正確には名前がゴートに近いだけ)の3人の調査を1年の朋恵(妹さん)さんに任せてる間に

とうとう四人目の犠牲者が出てしまう。


僕らの学校の2年で

名前は谷村結実(タニムラユウミ)

「知り合いに会ってくる」と夕方に出掛ける姿を自宅の母親と弟が見たのが最後の姿だったそうだ。


神社の境内の裏方で絞殺体で発見

やはり金魚の入った金魚鉢が置かれていた。


犯人は何故、金魚鉢を置くのにこだわるのか?

被害者4人の接点は[ゴート]に色々と相談し

すっかり信頼を得ていることだ。


「まずいわね?このまま犯人が絞れないと、犠牲者が増えてく一方ね」

いつもは余裕な顔して推理に取り組む西宮の顔も

焦りの色が見えてきてる。


と、「お姉ちゃん。おまたせ!時間かかったけど調べてきたよ!」と朋恵さんが現れた。

相当急いでいたのか、息が上がってる。

僕は彼女に「ありがとう。巻き込んでしまってごめんね」とジュースを渡す。


「ありがとうございます。気が利く彼氏だね?お姉ちゃん?」と西宮をからかう感じでニヤニヤ見ながら一気にジュースを飲み出す彼女に

「違うから!そんな関係じゃないし。」とぴしゃり


うん。そんなにはっきり言われると、何故かヘコむ僕がいたが、そんな気も知らず二人は妹が調べてきた情報を見ていた。


3人とも共通点はない。

男子のゴトウ2人は彼女はいるが関係は良好。

宏樹に至ってはバスケ一筋で彼女はマネージャーらしい。


真通は部活はしてないが親と暮らしてないためバイトを二つ掛け持ちし、彼女はバイト先の女子のようだ。


東郷はいわゆる優等生で毎日のルーティンが決まってるらしく、学校→美術部の活動→塾→帰宅とそこから崩れることがないらしい。


「えーーー。全くゴートに程遠いじゃんか。」

僕は天を仰いで机に突っ伏した。


「うーーーん。読みが外れたか。朋恵。他に情報なかった?全く犯人になる要素が見当たらないんだけど。」不満を顔に張り付けながら西宮も妹を見る。


「私も忙しいなかしっかり調べたし、尾行もしたし、周りにさりげなく3人の評判聞いたけど。怪しさが全くなくてさー。」と妹さんも参ったよと首を振る。


西宮が思考がぐちゃぐちゃになったのか

机の上の調査した紙をぐしゃぐしゃやり出す。

と、1枚の名簿に目が行った。


手に取り目を通すと[教員名簿]

ん?あれ?僕たち見落としてないか?

何で学生を殺害=犯人が学生と紐付けていた?


もしかして、犯人は大人?

だとしたら犯人は別にいる?


「西宮、朋恵さん。目の付け所を見誤ったよ」

えっ?と2人の視線が僕に集まる。

「僕たちは勘違いを派手にしていた!犯人が何故学生と思い込んでたんだ?大人にだって4人を殺害する動機があっても不思議じゃなくない?」


僕の言葉に2人が顔を見合わす。

「そうね。確かにそうだわ!あー!なん足る不覚なの!」図書館だと忘れて叫ぶ西宮に朋恵さんがしー!とやると。

「役立たない彼氏かと思ったけど、やるじゃん?」と肘でこずかれる。


だから、彼氏じゃないってと否定する西宮の隣で

僕は教員名簿からゴートを探す準備を始めるのであった。





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