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憎悪するヒト  作者: 茶柱
7/9

凶荒

鈴木が呼び出された。

俺ではなく。


何故か落ち着かない。

なんでだ?

きっと俺への疑いが晴れたんだろ。

自分で自分を納得させる。


『キンコーンカーンコーン』


昼休みが終わった。

鈴木は帰ってこない。


国語の授業が始まった。

俺の前の席には相変わらず彼はいないまま。



その日、結局、鈴木は帰ってこなかった。



その夜、俺は眠れなかった。


特に何を考えてるわけでもなく、なにかをしているわけでもない。

ただ、時間の流れを感じていた。


いつの間にか、日が昇っていた。



たまたま新聞を見た。


『海水浴で事故3人死亡。1人が未だ行方不明』

『G怒涛の5連勝!』

『不景気を乗り切るエコな生活の仕方。』

『ハイブリットカー トヨタのプリウス登場』


普段、耳にする内容ばかりだ。


だが、次の記事を見た瞬間、目が丸くなった。


『○○市第二中学校で少年転落死。自殺か』


その学校名は明らかに俺の学校のものだった。

評価おねがいしますw

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