第40話 穿つ突然の一撃
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確かにこの地域の瘴気濃度は高くない。むしろ、低いとさえ言えるだろう。闇の一族に当たるオークの怪物も周りに仲間を連れている様子は未だに見えない。この様子だと奴の単独的な侵攻と断定しても問題はなさそうだ。
そのため、視界が高濃度の瘴気によって紫一色になることもない。しかし、人類が編み出した意図的に瘴気を生み出す人工瘴気製造機がオークのすぐそばに転がっている。もし、このままそれがオークの近くで爆発し、その内部に貯められた瘴気がこの辺りに漏れることがあったら。
先ほど与えた両目の攻撃もすぐに回復することだろう。それどころか、オークの元気が増し、先ほどよりも高威力な攻撃を何度も行なってくる可能性も十分に考えられた。そうなると、オークの首元で立ち、接近しすぎているマシュの命も危ない。
「マシュ! 一旦離れろ!!」
シルは脳が走れと言う指示を足の神経に伝える前にすでに駆け出していた。一秒でも早くそれに辿り着き、それを遠ざけんために必死に身体を前にへと突き出していく。その後に、取るべき行動はマシュの安全の確保だ。
今さっきまで両の手で目を抑え続けていたオークも既に手を目から離し、右手で首元にいる邪魔者を取り払おうと拳を構えているのを視界に捉える。マシュにシルの声は届いていない。目の前の化け物を倒す事で必死になっている。
「マシュー!! 逃げろ!!」
マシュの死角になる角度から奴の手が近づいてくる。その攻撃は恐らく先ほどシルに浴びせた連打よりも威力は低いだろう。だが、もし仮にマシュがオークの手の中に捕まることでもあれば、彼の命は草花を潰すような単純さで散ることは間違いない。
駄目元で剣を投げてみるか、シルは一瞬思案するがすぐその案を取り下げる。まず、あの高さまで剣を投げ飛ばせないし、届いたとしても蚊が刺す様なダメージしか負わせられない。もう万事休すなのか⋯⋯ 。
「穿て、雷の一撃」
せめて最後の一瞬は見逃さないと瞬きすることを忘れて走っていた、シルの視界に一線の光が強度の光度を伴いながらオークを襲い、包み込んだ。
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