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爆縮と体温の機知(8)

名付ける

何かに名前を付けて

存在を認識しようとする

本当は意味の無いことで

認識しておきたいと思うのは

人間だけだろう

言葉を作った僕等には

名前というタグ付けが必要で

使い勝手が良い以外に

大きな理由が無い


貰った名前というのは

いつの間にか

自分の意識と癒着する

ピタリとくっつき

名前を呼ばれれば反応する

同じ下の名前

同じ苗字

ピクリとなって

周りの状況を

把握しようとするのは

人間しかしない

もしくは

ペットに近い動物だけか


名付けられた物を

認識するという形に

固有名詞を欲しているのは

自負心からくるのだろうか

名付けたいという

一種のマウントは

その名前が残るという形に

起因している

それを名前に取り入れたら

世界中が

キラキラになるかもしれない


名前が堕落し始めたら

どうなっていくだろう

いくつも呼び名があり

いくつか通じなくなる

あれは秩序だっているのか

疑問である

何かが不誠実であり

何かが乱れているように感じる

名前は一人に一つというのは

最初からルールに無いのだが

使い勝手を放棄した名前に

何の意味があるのだろう

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