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春の花  作者: ぺんぺん
6/16

6.課長




平沢『課長っ、』




課長『………何?部長に呼ばれてるんだけど』




平沢『あ、すみません…大丈夫です…』




課長『てか平沢って今日付で専務の秘書じゃないっけ?』




平沢『…………今から行こうと…』




課長『仕事しろよ』




平沢『……すみません…でも…!!』








バタン!!









平沢さんの声を遮って、課長は部屋を出て行った





壁越しだったからどんな人か分からないけど…


なんか怖そうな人だなぁ…





え、てか平沢さんってこの部署の人じゃないの??






なんか色々分からないんだけど…







平沢『じゃあ私はもう行くから…』




私「あ、はい…」







気まずそうに平沢さんが部屋を後にした…







このあと私はどうすれば良いわけ!?



てか初日でこんな雑に扱われます!?







意味わかんないっ







と、ひとりで不信感を募らせていると、、









ーーーーーーーーガチャ、









課長室のドアが開いた











わぁ…












初めて見る課長は、想像しているおじさん課長ではなく、



ずっと若くてカッコイイ人だった











て、、





そんな見とれてる場合じゃなかった!!











私「あ、は、はじめましてっ!本日付で近藤商事から参りました、早川蘭と申します!よろしくお願いします!」






課長『…………』









何故か目を見開いて私のことを見ている課長









ん?






あれ?







生きてる?











私「………あ、あの…か、課長…?」










まったく動く様子がなかったので声をかけると


課長は魔法が解けたかのように目をぱちくりさせた










課長『あ、あぁ…俺は藤堂だ、よろしく』





私「よろしくお願いします!」









藤堂さんか…



若いのに課長なんてすごいなぁ…










課長『席はそこを自由に使っていい。』




私「はい!ありがとうございます!」










そんなこんなで私の初出勤は緊張したまま終えた







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