もうね
もうね、もうね
終りでいいと思うんだ
始まったときは知らなかったこと
今ではたくさん知ってるから
もうね、もうね
やめればいいと思うんだ
そんなにたくさん苦しんで
何をしようというのだろう
いつまで経っても僕は変われぬまま
月日だけやけに早足で
振り返ってまた前を見て途方に暮れる
どうしようもないところまで
やって来たんだ僕らは
もうここら辺が潮時だ
幕を下ろそう
時代が変わっても人は変われないんだな
そんなわけで今日も僕は、朝寝坊
もうね、もうね
終りでいいと思うんだ
いくら多くを知ったとて
自分を嫌いになるだけだ
もうね、もうね
やめればいいと思うんだ
涙が頬を伝うほど
しがみつく意味はないだろう
もうね、もうね、もうね、もうね
涙も出なくなったから
そっとエンディングを流そうと思う