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働かない勇者~冒険者やってます~  作者: ニャ翁
第1章 勇者は冒険者をやり直す
7/91

討伐依頼 カット&バーン

7話目

木曜日更新予定だったのですがなんとこちらの小説だけ沢山書いてしまってストックが大量!!

なので土日更新します!

戦闘シーンがみれるよ!!

ゴブリンがいるであろう森は、王都を出てから北へ行った所にある。

 名は『暗き森』。その名の通り森の中は暗い。

 よく育った木々が光を入れないため日中でも夜のように暗く、どこまで続くのか分からない。

 そんな森にゴブリンは生活をしているらしい。

 ゴブリンが何処でどのように生活をしているのか未だはっきりしていないためである。

 ただ分かることはここにはゴブリンが生息しているという事だ。

 

 レオは軽い足取りで森の中に入った。

 「やっぱり暗いな〜」

 近くにあった木から枝を取る。

 《ファイアボール》

 手にした枝の先っぽに魔法で創り出した火をぶつけ枝に火をつける。

 「やっぱり明るくなくちゃね」

 呑気に鼻歌を歌いながら森の中を探検もといゴブリン退治をしに行くのであった。

 

 レオが森に入って30分が経とうとしていた。

 今までゴブリンは1度も姿を現していない。

 まだ、1匹もモンスターが現れていなかった。

 だいぶ奥まで行ったのだが一向にゴブリンは出てこない。

 レオは疑問に思うが先に進む。

 何が起こってもレオには問題がないのだから。

 

 森の奥。どれだけ進んだのかわからないがそこに確かにあった。

 ゴブリン達の集落が存在した。

 柵に囲われ中には少し小さい木の家が所々に建っていた。

人の村と言われても納得のいく作りが施されていた。

ただ、やはりそこにいるのはゴブリン。

人にはどうしても見えなかった。

 「見つけた。お〜結構いるな〜」

 結構な量の敵の数に呑気な声を出すだけだった。視覚出来るだけでも50体。

 「面倒くさいし、10体のゴブリンの素材手に入れたら後は燃やそ」

 レオは面倒くさがりだ。簡単に終わらせられるのなら簡単にそして速く終わらせる。仕事よりもダラダラしていた方が好きだから。

 「早速やりますか〜」

 自分の後ろに背負っている片手剣を鞘から抜き正面から堂々とゴブリンの敷地を踏み入れる。

 「ど〜も〜、お邪魔しま〜す」

 友達の家に入る感じのノリで侵入していく。

 「「ガガ!?ガガガ!」」

 ゴブリンは慌てふためく。

急に来た来訪者。

当然ゴブリン達からしたらレオはお呼びじゃない。

急いで家の中に入り粗末な武器を持ち守を固めるのだった。

 「そんじゃ10体狩りま〜す」

 そこからはあっという間だった。

 近くにいたゴブリンから切っては柵の外に投げ切っては柵の外に投げる。

 10体狩った所で一旦柵の外に出る。

 死んでいるのを確認する。

 「よし死んでるな。後は燃やそ」

 レオは魔法を発現させる。

 《ファイアランス》

 レオの後ろに炎を纏った槍が無数に出現する。

 「そ〜れ〜」

 やる気のない言葉をと共に魔法がゴブリンの集落に飛んでいく。

 柵から出てきたゴブリン達諸共レオの魔法にやられる。

 集落が燃える。家が跡形もなく崩れさりコブリンが死んでいく。

 レオはただそれを見ているだけ。

 瞳には何も感情がなかった。

 

 ──数分後。

 魔法によって発現した炎が消えやけ崩れた集落だけが残った。

 「ふぅいい汗かいた」

 やりきった感を出すレオ。

 ゴブリン10体の死体の解体を済ませギルドに帰るのだった。

 

 レオは知らなかった。『暗き森』にモンスターがいなかった理由を。

 ゴブリンの大量発生。この森には元々ゴブリンより強い敵がほとんどいない。

 そしてゴブリンが大量発生してしまった。ゴブリンより弱いモンスター達は狩られた。

この森の生態系は崩れてしまったのだ。

 レオは知らないうちに異常を解決したのだった。


これはあとの話だがこの森の生態系は元に戻り初心者冒険者達の狩場になったそうだ。

無双回でした。

戦闘が少し雑だと思いますがすみません。

ネーミングセンスがないに等しい泣

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