三話 ギルド
キャラクタープレゼンツ
ハルト「リクが行ってしまった」
マサシ「バカのバカが移ったのかもしれん」
リカ「帰って来たら、僕の魔法で治して上げなくちゃ……バカは何魔法で殺る?」
カナエ「私は、先に行ってます……主人公ですから……リクの奴…待ってなさい」
国王「はいはい、皆さんは学校ですよ〜」
城から出た俺は街にあるギルドへと向かった。
勿論、ギルド登録をしに行く為だ。
俺は取り敢えず、「兵士Lv1」のレベルを上げなければいけない。
国王の話しによればこのジョブは珍しいジョブで、レベルを最大まで上げると上位ジョブが三つ出てくるらしい。
それにスキル「ジョブマスター」はどんなジョブも習得でき、ジョブのレベルも上がりやすく成る効果もある。他にはジョブを習得しやすく成るなど、色々あったりする。
兎に角、俺はレベルを上げなければ成らない、そして、お金が無くちゃ生活が出来ない。
国王から沢山の支援金を貰ったが、お金が底を突く頃には遅いのだ。
自立しなければいけない。
田中は掲示板を見て、今の階級で受けられる依頼を探す為、十二階級の掲示板の前に来て居た。
十二階級
街中
・庭の草むしり
・荷物運び
・人探し
・ペットのお世話
・街の掃除
・店のお手伝い
・雑用
街外
常備・薬草採取
常備・スライム討伐
これだけだった。
「いや、十二階級だから、仕方が無いよね……うん」
田中は地図とスライム生息場所を聞いて、行く事にした。
「え?スライムですか?」
「うん、生息場所とか知ってるかなぁ……って……?」
「門を出て、森の中に入れば直ぐですよ?」
「え?」
森の中に入って、直ぐって、この国はそれで大丈夫なのかよ!?
いや、カナエも昔にスライムは雑魚モンスターと言って居たから、きっとそうなんだろう、けど……。
「あ、スライムは倒せばスライムの核を落すので、それを持って来て下さいね」
「あ、うん…分かった。」
言われた通りに、門を出て、直ぐの森へと入って行くと、直ぐに見つけた。
「ス、スライム…なのか?」
そう、あのゼリーの塊の様な生息がスライムなのだ。
ってか、本当に直ぐ近く居るし。
しかも、かなりの数が居る。
色とりどりなスライム達だ。
俺は取り敢えず、近付いて見た。
普通なら、危険行為なのだが、俺には国王から貰った装備がある。
アイテム名 真白ノ衣
ランク5
スキル
「対呪アンチ」「防御力上昇」「移動速度上昇」「自動修復」
アイテム名 黒のベルトシャツ
ランク3
スキル
「物理吸収」「防御力アップ」
アイテム名 白銀の片手剣
ランク5
スキル
「攻撃力アップ」「移動速度上昇」
アイテム名 再生の鞘
ランク8
スキル
「自動修復」「切れ味上昇」
アイテム名 アイテムバック
ランク10
スキル
「空間魔法」「アイテム保管」「時間停止」
家宝アイテム級が四つにレアアイテムが一つ、後は黒の皮装備だけど、全て国王のお下がりだと言って居たので、かなり強い筈だ。
腰にぶら下げた片手剣を手に取る。
すると、田中に気が付いたスライム達が一斉に動き出した。
しかし、その動きは遅い。
田中は試しに、近くに居た、スライムを剣で叩いてみる。
すると、スライムは動かなくなり、スライムと同じ色の石を落として消滅した。
「え?」
とても、弱い。
弱過ぎる程、弱い。
田中はスライムを全て、叩いて倒した後、石を持って、急いでギルドに向かった。
「あれ?リクさん…お帰りなさい、忘れ物ですか?」
「いいえ、これを……。」
ギルドを出てから少ししかたっていないので、ニカルペさんはまだ、受け付けに居た。
俺は受け付けの机の上に、大量の石を置いた。
「全て、スライムの核だから!…換金をお願いするよ」
「え!?スライムの核?…嘘ですよ、新人がスライムをこんなに倒せる訳無いじゃないですか!」
「え?…嘘ですよ、あんな雑魚…モンスターじゃ……マジで?」
「と、取り敢えず、人を呼んで来ますから、待って居て下さい。」
そして、他の受付嬢が鑑定をして居る間、俺はニカルペさんに話しを聞かれて居た。
「何処から持って来たんですか?」
「いや、沢山居たから、叩いて倒した後、直ぐに持ってきただけだけど?」
「初心者だと、一日倒せるスライムの数は十匹ですよ?しかも、三人でパーティーを組んでです。一人の貴方は短時間で五十匹近いスライムを倒したと言うのですか!?成人にも成って居ない身で……どうやったんですか?」
嘘ですよね?……あんな雑魚が、成人三人パーティーで一日十匹?嘘ですよね?
「鑑定が終わりました」
どうやら、鑑定が終わった様だ。
「確かに全て、スライムの核でした。一匹百チップですので、53体分のスライムで、合計五千三百チップに成ります。五匹で一回分の依頼ですので、階級を上げますので、ギルドカードを出して下さい」
俺はギルドカードを出すついでに、寄付をする事を伝える。
「階級をもうひとつ上げたいのですか?…では、一万チップに成ります。今、お持ちでしょうか?」
「はい、じゃあ、お願いします」
「え!新人冒険者なのに!そんな大金持ち歩いてるんですか!?」
「え、ああ、まぁ…持ってるからからね…うん、」
ニカルペは一々五月蝿い気がする。
まぁ、まだ、朝だし、ギルド内には俺たちしか居ないけど……。
ギルドカードを別の受付嬢に一万チップと一緒に渡すと、 ニカルペさんの目がすわってしまった。
一体何なの?この人、怖いって言うかキモい。
「新人さんが一日も経たずに、十階級です……私はきっと一生分驚きました。私より若いのに!!」
「え!?ニカルペさんは十歳じゃないんですか?」
「子供じゃないよ!!」
俺も一生分くらい驚いた。
おたまげた!
「今、頭の中でくだらないギャグか何かを言いましたね」
「いや、おしいぃ…」
ニカルペさんはちょいちょい、人の心を読むなぁ、キモい。
子供かと思って居たら大人だなんて、キモ過ぎる。
俺の近くに居る天才達でも、歳を取って大人に成って居るのに……。
いや、普通に考えれば子供がギルドの受付嬢に慣れる訳がないか。
「ありがとうございます。」
ギルドカードを受け取ると、今度は十、十一の掲示板を見てみる。
それで、やっとゴブリンとか、それらしい名前の討伐対象が出て来た。
これも、カナエに聞いた事が、ある異世界物の代表モンスターだったと思う。
どうやら、さっき居た森の奥に生息して居るみたいだ。
そして、ギルドを出ようとする。
「待って下さい!!リク、これを持って行って下さい」
ニカルペさんに呼び止められ、一冊の本を渡さらた。
「これは?」
「それは魔物図鑑ですよ、証明部位が書いてあります。」
試しにペラペラとめくってみると、モンスターについての詳細な情報が書かれてある、イラストみたいのがあるが、白黒で分からない。
しかし、これは非常に助かる。
「ありがとう、ニカルペさん、これがなくてもちゃんと眠りるの?」
いかにも寝る前に読んで、朝まで抱きしめ寝ていた痕跡が……。
すると、それをどうとらえたのか、ニカルペさんは顔を真っ赤にして、叫ぶ。
「寝る前の本読み何てしないもん!!あ!し、しないです!!子供じゃないですよ!!」
いや、何も言って無いけど……。
本当に、訳の分からない人だ。
俺はその本をありがたく、持って行く事にした。
森を歩いて居た、俺はふと、ステータスの事を思い出して、開く。
すると、「兵士Lv1」が「兵士Lv3」に上がって居た。
スライムを五十匹近く倒したが、これ位しか、レベルが上がって居ない。いや、スキル「ジョブマスター」があるから、レベルが上がりやすい筈だ。
だから、五十匹倒して、レベルが二つも上がった。と言う事か?
どちらにせよ、レベルをMAXまで上げなくては話しに成らない。
俺は兵士のジョブをタップして、詳細な情報を出す。
「兵士」Lv3 /30
解説
レベルをMAXにすると、新た成るジョブを手に入れられる。
武器を持って相手を倒すと経験値が入る。
効果
武術系のスキルが無くても、有る程度の武器を使える。
武術系スキルの強化
筋力が有る程度上がる。
永続発動系スキルを強化する。
ジョブにも効果が有るのだ。
レベルが低いけど、それなりに、効果は働いて居るだろう。
ステータスを見ながら歩いていると、いつの間にか、目的地である、森奥の林に来て居た。
「お?…おお!」
すると、わらわらとそれらしい二足歩行する生物が現れたではないか。
田中は剣を構える。
相手はゴブリン、一目見た印象はナイフを持った小ぶりな盗賊と言った感じか、肌は緑色で、角を生やして居る。
手足が細いが見た目に騙されてはいけないだろう。
「…………よし!」
気合を入れて、突っ込む。
知性ある生物とのマジの殺し合いは始めてだ。
しかし、気持ちは落ち着いて居た、いや、少し高ぶって居る。
ナイフを構え直したゴブリン達も突撃してくる。
俺は向かって来るゴブリン達に向かって横振りに剣を振るう。
すると、ゴブリン達の先頭に居る一匹を捕らえてゴブリンの首を吹き飛ばした。
骨に当たって居る筈なのに、何の抵抗も無く、首を切断する事が出来た事にも驚きだが、一番驚いたのは。
「ギギギぎ?」
「ギ!?」
「ギーー!!!」
横に有った中位の木を切り倒してしまったのだ。
驚いて身動きが取れなかった、残りのゴブリン達を巻き込んで倒れる。
「あれ?……うわ……痛そう」
そのには、瀕死状態のゴブリン達が倒れて居た。
田中はゴブリン達にトドメを刺してから、本で調べた、証明部位である角を切り取る。
ゴブリンの一本だけ生えた、小ぶりな角は意図も簡単に取ることが出来た。
「あれ、……囲まれてる?」
気が付けば、周囲を何者かに囲まれて居た。
数は分からないが、とてつもない殺気を感じる。
「………ゴブリンか?」
現れたのは、やはりゴブリンだった。
この林に生息して居るとは聞いたが、やたらと数が多い。
ぞろぞろ集まって来る。
すると、あっと言う間に、辺り一面ゴブリンと成って居た。
「さて、今日中に終わるのだろうか?」
おびただ無い殺気がたった一人の俺に向かって来る。
ゴブリン達の武器はナイフだけでは無い、折れた剣や棍棒、槍、中には兜や鎧などを装備したゴブリンまで居る。
圧倒的不利な状況に、田中は笑って居た。
「彼奴らなら、この程度の不利、才能一つで切り抜けちゃうんだからな……本当、嫉妬するよ。」
身体から無駄な力を抜いて、剣を横に構える。
緊張何てしない、恐怖も無い、絶望もしない。
奴らなら、この状況を楽しむ筈だ。
「………ッフ」
正面に居るゴブリンの集団に向かって走ると、先程の様に剣を水平に振るう。
木が有っても、関係無く切り飛ばす、これから一瞬でも動きを止めれば、集団リンチで人生ゲームオーバーだろう。
だから、止まらない。
それどころか、一振り二振りする毎に速度を速める。
はたから見れば、まるで長く伸び生えた雑草を芝刈り機で削いで行っている様に見える。
ただし、彼が通った後は必ず、真っ赤な道が出来るのだ。
この世界には壁など存在しない、やれば殺る程、強く成るのだ。
気が付けば、辺り一面が血とゴブリンの死体の海へと変わって居た。
真っ赤な血に染まって居た、真白ノ衣コートが元の色へと戻って行く。
これはきっと、スキルのおかげだろう。それでも頭や身体に残った血の臭いは消えない。
昼飯もまだ、食って無かったが、もうすぐ夕方に成る、このままでは夜に成って仕舞うので、田中は急いで、証明部位であるゴブリンの角を回収するのであった。
この後、異臭に気付いた鼻の良い冒険者が討伐されたゴブリンの集団を見て、ギルドで話題と成ったのだった。
「はぁ……五階級に特進かぁ……こんなに簡単だったら、寄付金出さなければ良かったなぁ……勿体無い事したなぁ……。」
あの後、ギルドに戻った俺は、異臭によって変な目で見られながらも、受付嬢に換金をお願いした。
「ご、ゴブリンの角を……ろ、六百個です……か?…うそ、」
大きめの布袋に詰め込まれたゴブリンの角を見た受付嬢は、そう言って、倒れた時は流石にヒヤッとさせられた。
何故なら、その後、ギルド長に呼ばれて、個室でご対面する事と成ったのだ。
ギルド長は先ず、俺がどの様な手段であの数のゴブリンの角を集めたのかを聞かれた。
俺は面倒事に成る前に国王の友達である証明書的な物をギルド長に見せると、ギルド長は直ぐに城へと使いを出した。
すると、直ぐに城からの使いがやって来た。
やって来たのは国王の側近騎士である、ノエス・ポートラスだった。
城を出る時に世話に成った人だ。
ノエスさんが俺の代わりにギルド長に説明してくれると、ノエスさんはまた、直ぐに城へと帰って言った。
状況を理解した、ギルド長は報酬に色を付けた上に階級を何段階も上げてくれた。
そして、今に至るわけだが、流石に疲れた。
肉体的にはいつもの様に回復魔法を使って疲れを消しているが、精神的な疲れが残っている。
俺は今、ギルドの裏にある"ギルドの湯"に浸かっている所だった。
ここはギルドの所有地で、五階級以上の冒険者にしか入る事が許されて居ない場所、つまり、ここを利用出来るのは中級冒険者のみと言う事に成る。
この国には中級クラスの冒険者なら、沢山居るが、何故かここギルドの湯には男の人が全く、来ないのだ。
そして、俺もその理由を入って、初めて知る事と成った。
「ねぇ、男の子いるよ!」
「本当だ可愛い!」
「見て、結構いい身体してるよ」
「うわぁー、髪綺麗…まつ毛長!」
「ねぇ、何処から来たの?」
「すごい、刺青してる」
ここ、ギルドの湯は混浴だったのだ。
後から知る事に成るのだが、中級クラスの男性冒険者は大抵、奴隷を持ち、連れて居る。
混浴に一緒に入れ無い、奴隷達を置いておく事になる。
それが出来ない冒険者達は入る事は無いのだ。
そして、圧倒的に男性が少ない混浴に居場所を無くした男性達は入らなく成ったそうだ。
他には痴漢をして、ボコられたり、家を持ってたり、奥さんがいたりで混浴風呂である筈が、いつの間にかに女性が独占していたのだ。
「あ、あのぉ……くつろげないのですが……」
そんな事とはつゆ知らず、くつろぐ為に来たのに、逆に疲れて仕舞う田中、男ならば嬉しい筈なのだが、そんな気力は今の田中には無い。
「やだぁ、この子顔真っ赤だよ」
「本当だ!照れてるのかな?」
「知らずに入って来たんだね」
「あ、目の下にホクロあるよ」
「本当だ!可愛い」
「私、最初見た時、女の子かと思った!」
「あ、私も!!」
すると、段々エスカレート、して行って、最終的には取り合いに成った。
「っちょ!引っ張らないで!!」
何の取り合いかと言うと、腰のタオルである。
田中はレベルアップしたステータスで、女性冒険者達の攻撃をかいくぐり、何とかして、混浴風呂を脱出すると、何かとぶつかった。
「痛ったた……だ、大丈夫ですか?」
「そちらこそ、大丈夫?」
そこに居たのは全裸の銀髪美少女だった。
よく鍛えられて居るのか、引き締まったボディは見事な放物線を描き、真っ赤な瞳は真っ直ぐにこちらを心配そうに見て居た。
(って!何考えてんだ!俺!!)
「怪我はし、て、…え、ぇ?お、おおお!おおおおおおお!?」
怪我が無いか確認する為だったのだろう、田中の顔から視線を下に向けた瞬間、田中のアレを見てしまった。
すると、後からやって来た、女性冒険者達にこの状況を見られた瞬間、その場に居た、全員が大声で叫んだ。
「おおおおおおおおお!!!」
「うわあぁぁぁぁ!!!」
「キャーーーーーーー!!!!!」
叫んだ後、俺は一目散に逃走した。
現在、夜中に身体の痛みで目覚めた俺は、真白ノ衣を羽織った。
酷い寝汗、右手の甲から始まった、黒い模様が今では二の腕辺りまで、やって来て居た。
田中はそれを、真白ノ衣のスキルによって侵攻を止めた。
アイテムバックから取り出した、水筒で水を飲み、乾いた喉を潤す。
呪いの侵攻は田中の回復魔法でも止める事が出来るのだが、寝ている時はそう出来ない。
仕方なく、コートを着たままで、再び眠りにつく事に……。
ここは、ギルド内の部屋の一つ、ギルド長が快く貸してくれた。
ギルドの最上階にある部屋だ。
今では掃除はされているが、使われて居ない部屋だ。
今にして思えば、結局、国王の力を使っちゃって居るんだよなぁ…。
自立するとか、言っといて笑えないな、………最悪の気分だ。
結局うまく寝付けない俺は寝付くまでの間、ニカルペさんから借りた本を読む事にした。
「まさか、俺が寝る前に読む事になる何て………」
翌朝、何時もの時間に目を覚めると、俺はギルドホールへと向かった。
すると、朝番なのか、今日もニカルペさんが朝の受付をして居た。
「おはようございます、ニカルペさん」
「あ!おはようございます、リク…今日も早いですね」
「いいえ、………」
今度こそ、自立しなければ……。
「ニカルペさん……今日で、この国を出るつもりです」
「そうですか………」
「今度は驚かないんだね」
「あ、口調を戻しましたね……まぁ、冒険者はそういう生き物ですからね……旅立つ者なのですよ。先輩が行ってました。ギルド受付嬢はさよならは言いません、何時も行ってらっしゃいませです。帰りを待ってます。」
彼女はそれ以上、何も言わなかった。
俺には…まだ、その言葉の意味が分からないが……気持ちは伝わった。
彼等も同じ事を思ってくれているのだろうか、そう思った。
俺は取り敢えず、彼女に、ギルドに、この国にこう言う事にした。
「行ってきます。」
タナカのステータス
名前 田中 理九
年齢 15歳
種族 人間
ジョブ
「兵士Lv30」「剣士Lv25」「槍兵Lv1」「弓兵Lv1」
スキル
「ジョブマスター」「聖級回復魔法」「体術」「剣術」「加速剣術」
装備スキル
「対呪アンチ」「防御力上昇」「移動速度上昇2」「物理吸収」「防御力アップ」「攻撃力アップ」「切れ味上昇」
称号
「挑戦者」「鬼殺し」
呪い
「堕天化の呪い」
タナカ「称号にある、「鬼殺し」はゴブリンを五百匹以上連続で殺す事により、手に入れられます。実は称号にも、列記とした効果が存在するんです。「挑戦者」の場合は攻撃力と運をアップさせて、「鬼殺し」は筋力をアップさせます。この様に様々な効果を持つ称号が沢山あります。皆はどんな称号を持っているのかな?」