幕悪 いわゆるひとつのエピローグ!
これ要らないかも…と思ったのですが消すのが勿体ないので入れました。
――カタカタカタカタッ…カチカチッ…カチャカチャカチャッ…ッターンッ!――
例の『死ぬかと思ったグラタラール事件」から数日、
あのバカザートを撃退したことによって『魔術議会』と
完全に敵対することになった。まぁ、いつかはそうなると思ってたから
別に驚いたりはしない。つーことで俺様は今後の準備をしているのだが、
「? シューゴさん? 何してるんですか?」
「ん? おお、ユリエルちゃん。おはー」
ユリエルちゃんは今日も元気そうだ。あの『クルウルウの邪眼水晶』で作った
俺様特製の呪い除けアクセサリーもきちんと
ユリエルちゃんの症状を治療し続けているようだ。
「あ、おはようございます…ってそうじゃなくてですね…」
気になるのか。ふむ…しかしユリエルちゃんに分かるかなぁ…?
てなわけで頭に? が一杯なユリエルちゃんのために超分かりやすく株の事を説明。
「なるほど…資産運用ですね! さすがはシューゴさん♪」
「修吾! うちのライバル企業の株価が相場の+千円を超えた!」
「よし一万株買え忠義! そして+二千円を超えたら即八千株売れ!
今日中にそこまで高騰するはずだ!」
とりあえず猫の手も借りたかったので忠義も呼んで手伝わせてる。
「任された! ふふ…見ているがいい○△□製薬!」
「けど…どうして資産運用するんです?
シューゴさんはそんなにお金に困ってましたか?」
「この間みたいなことがあったらユリエルちゃんは困るだろ?」
「凄く困ります!」
即答か! ちょっとくらい逡巡しても別に俺様気にしないぞ?
「しかし修吾。確かに金はあって損ではないが…これ以上稼いでどうするんだ?」
「おい、忠義。俺様は何だ?」
「は…?」
「どうやらもう百発くらいぶん殴らないとわからんようだな」
「はっはっは! 日本…待て! 拳を構えるな! …そう、宇宙! 宇宙最強の魔術師!
狂乱魔術師クロアミ…!? クロアミ様以外の何者でもない!
そうだったなぁぁぁ! あはははははっ!」
ふっ…死んだ魚みたいな目ぇしやがって(爆)
「そんな俺様がやるべき事は何だ…?」
「「…?」」
やれやれ仕方ない…こんな事は誰でも思いつくと言うのに…
「 世 界 征 服 と 、昔 か ら 決 ま っ て る っ !」
千里…いや万里の道も一歩から! 俺様の覇道はここからが始まりだッ!
Suivre ... Oui?(続き…ますよ?)
実際当時かなりの勢いでやらかしているので
今より酷い部分が多いかもしれません。
…うわ、今より良い部分もあるェ…