最終章~鏡~
囁かな少女の声「失っても、命だけは捨てない」大切な命を守ろうとする少女、反して命を奪おうとする運命という名の最大の敵、牢獄での生活は、優しさなどなかった。
苦しい時、悲しい時、何度も、死んだ母親の顔を思い浮かべる。あの時作ってくれた食事、優しい笑顔、温もり、思い出すだけで涙が溢れた。ネガティブ思考でいこう と励ます声なども響かない。励ましは人への嫉妬心を抱くだけだった。辛い過去、辛い現実、踏み出せない不器用な足、少女は自分の存在を否定するしかなかった...
それでも懸命に"生きる"という言葉を忘れずに何事も乗り越えていった。死んだ後の世界なんて誰も知らない、無知な世界空の上だって解明されてないことがたくさんある。
皆さんは一度目を瞑って考えて欲しい。地球上には見えている物より見えてない物の数のが多いかもしれないと、未知なる世界"これは限りなく奥が深い、例えるとするならば、眠った感覚に陥った時の、人々の心の中のように、純粋である。大切な人は貴方には居ますか?未知なる世界は貴方自身が作るのです
夢の中で会う日が来るまで私は永遠に貴方の心の中に居ます。




