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4.聖杯戦争を書きたいんじゃー(前)

 はい。というわけでお久しぶりでした。


 前章で起承転結の話をしていたのにこのタイトルは?という方。


 はい。なんか普通に次回予告みたいにしてましたが、よく考えたらあまり話すような、面白いことないな、ということでカットさせてください。起承転結の一番長い部分って承だよね、とか、転って物語りが変化するところじゃなくラスボス倒すところだけなんだよね、というくらいです。すみません。


 というわけで今回は、聖杯戦争を書きたいんじゃー、というお話です。


 先に弁護しておきますが、


『自分はこんな風にして聖杯戦争っぽいものを書いたんだぜ、すげーだろ』


 というお話ではないので、ご了承ください。というかそんなこと言える立場じゃないです。無理です。ごめんなさい。許してください。

 ただ、ものの考え方としてこうやってみたよ、あとちゃんと考えないと痛い目見るよ、というオチにはなるかなと、それくらいに捉えていただけると幸いです。


 で。


 そもそも聖杯戦争とはなんぞや?という人に向けて軽く説明。

 聖杯戦争とはTYPE-MOONさん(自身の敬愛する那須きのこ先生のいる元同人サークル)の作品「Fate -stay night-」内での設定で、『7人の魔術師(マスター)が過去の英雄を召喚して、殺し合うバトルロイヤルに参加。最後の1人に生き延びると、優勝賞品の聖杯でなんでも願いを叶えられる』というお話。

 これが去年末に無事(?)大団円を迎えたFate Grand OrderいわゆるFGOとなるわけですが。(?なのは執筆時点で終章やってないから。なんかゲームで最終ダンジョンまでいくと、だいたい話は分かったからもういいやってめんどくさくなってやめません?自分はそういうタイプです。はい。だからどうした)


 という感じで、今や時代の寵児とも言えるTYPE-MOONさんの出世作であるFateの聖杯戦争。

 その何が面白いかというと


・誰が(マスター)か分からない

・敵がどんな英雄(サーヴァント)を使うか分からない

・その英雄(サーヴァント)が何の英雄か分からない

・同盟や共闘が起こりえるが、最後に勝ち残るのは1組だけ


 という24(古い)ばりの誰が敵で誰が味方での緊張感に、さらに誰と組み、誰を蹴落として勝利を目指すかというゴールデンカムイばりの駆け引きが行われるのです。


 そして敵と遭遇した後は、


・いかに敵サーヴァントの真名(本当の名前)を探り当てて、その弱点を見つけて、倒すか


 という頭脳戦が展開され、


英雄(サーヴァント)の一撃必殺の必殺技『宝具』の駆け引き

令呪(れいじゅ)と魔術による英雄(サーヴァント)のサポートの二人三脚


 という激熱バトルが展開されていくのです。


 そこに、


英雄(サーヴァント)との絆

英雄(サーヴァント)の過去と現在


 といった胸熱要素が絡まっての大スペクタクルがFateの見どころだと語らせていただきましょう。細かく書くと止まらなくなるのでここで終わり!


 とまぁそんなFateの魅力にどっぷり浸かったこの巫叶月良成としましては、


「自分もいつか聖杯戦争書きたい!」


 と思うのは、不思議ではないでしょう。

 ドラゴンボールにハマってバトル漫画を描きたいと思うのと同じようなものだと思います。


 ただまぁ、幸か不幸か。

 そんなことを考えて一時執筆をしていましたが、なんともよろしくないのです。


 何がよろしくないか。


 完全に知識不足です。


 Fateを書いている那須きのこ先生は、もうなんというか。知識が半端ない。

 その英雄についてどれだけ調べているんだ、というのはあるんですが、魔術というものについての造詣がこれでもかというくらいに昇華していて(もちろんオリジナルの内容もあるんですが)、それを構築する世界観とかが圧倒的なのです。

 あと『小説とノベルゲームの圧倒的な違い。それによるFateというノベルゲームの合致』について語り出すと論文になるのでここでは割愛します。


 というわけで自分は知識足りない。

 ならどうするか。学びましょう。ということで、学生時分の自分は、休日とかに図書館に行って神話の本とかを『ノートに書き写して』ました。今思えばよくもまぁそんなことをやったという感じ。

 ただ無駄ではなかったな、と思うのはその時の知識が今執筆の役に立っているのと、自分の職業的にも作用しているのはあるかなぁと思っています。

 (いつかそこら『脳と記憶の密接な関係』の自論は展開してみたいですが、創作論ではないだろうなぁ……また論文か)


 そんなこんなで知恵も少しはついてきた。


 じゃあ書けるか。


 素人になぁ、聖杯戦争など……書けるわきゃ、ねぇーだろー!!(月の御大将風)


 まぁ誰もが通る道かもしれませんが。

 ドラゴンボールが好きでバトル漫画を描いてたら、ドラゴンボール未満のものにしかならなかったというオチ。

 所詮自分はどれだけ頑張って考えても、天才鬼才にはなれない凡愚。


 ――という意味ではないです。


 まぁこれはもう完全に歴史というか、時代というか。


『すでにあるものを学んでしまえば、それに囚われてしまってオリジナルを超えることはできない』


 そちらの方が重要だと思っています。

(戯言を言えば、Fateの原案を先生が書いていたのは学生時分とか。バケモノですね(誉め言葉)。最初は皆素人!)


 早い話が、オリジナルを意識するあまりそれに寄せすぎてオリジナル以下のものにしかならないという。

 某編集者に言わせれば


『「ハラ減った〜」から始まる主人公もうやめない?』


 ってやつですね。


 聖杯戦争を書きたいなら、聖杯戦争を意識しちゃいけないってことでしょうね。多分。

 コンテンツの飽和したこの現代では、誰もが手塚治虫大先生を越えられないし、藤子不二雄大先生に憧れるし、鳥山明大先生を意識するし、尾田栄一郎大先生を目指そうとするわけです。必ず何かの模倣になっちゃうわけですよね。


 え、でもそれって完全に行き詰まり(デッドロック)状態じゃない?


 じゃあどうすっぺ。


 というわけで次回へ。

 今度はちゃんと続きます。結論までいきます。

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