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導入

前から書いていた物を改良したやつです


零は平穏な日々を送って居たが、ある日それが崩れ落ちた。

だが、異世界召喚された。平穏な日々が終わりを告げた。

時は遡り、召喚される少し前。


「零今日はどうする?」


零の親友の浩二が話を振ってくる。


「遊びにか?」

零がそう言うと、

「そうそう、家に来るのか、遊びに行くのかどっちだよ?」

「金が底を尽き始めたからお前家」

彼は笑いながら

「分かった。んじゃあ待ってるからな」

そう言って、分かれ道で別れて家に帰宅する。

そうして、準備をして、遊びに行った。そうして、一日を終え、何も無い平和な日々だが、

次の日、それは壊れる。学校へ登校し、朝のホームルームを始める。

「全員居るな、それじゃあ次」


担任が、点呼を取り確認し、終えて次の連絡事項に移ろうとした時、

学校全体が光り始めた。当然、生徒達や教師も何が起こっているか理解できないため生徒達が盛り上がりを

見せる。そして、一瞬光が強くなり目を閉じ、目を開けるとそこは知らない場所に居た。

正確には、教室に居るが風景が全く違う場所に居たのだ。一部は、盛り上がったり、震えている者も居る。

「お前ら~ 一旦落ち着け、とりあえず、ある程度意識を統一しておくぞ」

その言葉に、一部は聞くが一部は、反対している。そして、肩を叩かれ振り向くと、


「零、ここを出るぞ。生き残るためにな」


彼の言った言葉が一瞬理解できなかったがすぐに理解した。先程の光を浴びた際に、情報が入ってきた。

この場所は、魔物の大群と、国の真ん中の、

位置に在り、国の者達は、時間稼ぎと生き残りを確保し、育て戦力にする企みの様だ。

そして、敵が近づいて来ている中、急いでここを出るか立て籠らなければ死ぬことになると。


「まさか、見捨てる気か!?」

彼は、当たり前と言う顔で言う。

「ここで警告しても、最終的にはそれを言った者に憎しみや恨みを向けてくる。

 なぜ、早く言わなかった、分かっていたのだとな。それに、基本的に足手纏いだ。

 自分で戦う勇気が無い癖に文句は言ってくる。正論で反論すれば発狂してくる。

 面倒の塊だろ?。そんなのを守りながら戦えば、何所かで折れるか、反乱者や漁夫の利を

 狙うものも出てくる。反乱者が余計な事をして、敵を呼び寄せる事になる。

 わかったか?。これだけの問題を抱えるて他人の命を預かる行為を」


何も、言い返せなかった。人間、恐怖で混乱すればこうなる者が出てくる。

敵の量も強さも不明、ならば逃げの一手で、ここが落とされている間に逃げ延びるのがここでの、

最適な行動だが、


「それでも、見捨てられない、ここには友人達が居る」


そう言うと、彼はそうかと言って向き返り出て行った。それに合わせて、二人付いて行った。

彼女らは渡辺 祐 と親しい者で、更に実余力もある。それに加え、彼らの手や背にはリュックや、

武器が握られていた。これは、祐が嫌な予感に従って、準備させて置いた物だろう。

そして、自分への警告だろう。親友である自分に向けて、ここを守るための。

その為には手段を選ぶなという事なんだと思った。更に、こちらに聞こえる様にステータスと言った。

つまり、それを言えば何かが分かるという事なのだろう。



「祐、いいの?」

アリスが聞いてくる。 彼女の外見は金髪でポニーテールで髪を纏めており、普段から頼られる事が多く、

女子からも男子からもその美貌や実力で人気を集めている。ちなみに金髪は地毛で、父が外国人なので、

父譲りらしい。


「警告もヒントも与えた。俺の前に再び現れる時は敵であろうと味方だろうと関係ない」


そう言うと、もう一人が言う。


「やっぱり、そのクールさと、冷徹なのが良いね。まあそんな所に惚れた私達が言うのもだけどね」


彼女は唯。 外見は、黒髪ロングで大人しそうだが猫被っているだけで、本当は活発的な少女だ。


「にしても、こうして召喚されるのは、運が良かったのかな?」


それに、祐は答える


「さあな。だが、こうなるのは予想内だから、準備をした。

 それに、力を付ける度に試したくなったから良かったのかもな。

 それに爺さんがため込んだ物も使えるし、本人も嬉しそうだったからな。だから出し惜しみせず使うぞ」


二人は、それに頷く


「まあ私達にも武器をくれたからね。

何かオーラ的な物を感じて、手に取ったら凄く馴染んで、初めて触ったのに自分の一部の様に使えたからね」


そうアリスがいい、それに続けて唯が言う。


「本当にね。それを聞いたら、本当に自分の一部または、偶然合ったのかは分からない、って言ってだけど、オーラの話をしたら、余計にね」



こうして、2人はそれぞれの道を歩み始める。

その先にあるのは果たして…

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