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喩えどれだけ時がかかろうとも

 王国、公開処刑場にて二人分の影が。といっても、その立場はかけ離れている。


 斬首台に首をおかれた暗殺者、テラ。


 それを上から見下ろす魔王、ジギル。


「頼む、殺して、くれ」



※※※※※※



 王国教会本部地下階段にて


 最近、神託者がある計画を神から聞いたらしい。ジギルの話を聞いた今では素直に敬い、信仰する気にはなれないが。それでも一応教会に在籍している。


 というか、離籍したら口封じに殺される。それだけは勘弁願いたい。


 かつて教会の暗部として動くことが嫌になり、暗殺者を辞めて、どこにでもいる普通の人間として生きていくことを望んだ同僚がいた。が、この手で殺した。


 今にして思えば、私たちに殺させることで裏切ることや、一般人になることを防ごうとしたのだろう。


 話がそれたな。本題に戻ろう。何でもその計画とやら異世界から別の人間を勇者として呼び出し、駒にするという話だ。


 ───正直、虫酸がはしる。


 何故そんなことを‼この戦争はこの世界のものだ。異世界の者に任せずこの世界のもので片を付けるべきだろう。それが筋合いというものだろう。無辜なる異世界人を巻き込んでいいはずがない‼


 手が血で汚れ、穢れきった唾棄されるべき、卑怯で陰湿な暗殺者風情が語るべきことでは無いかもしれない。しかし言おう‼


 ───貴様らに誇りは無いのか‼


 強い異世界人に指示するだけ指示しておいてあとは快適な部屋の椅子の上でふんぞり返って過ごすだけでいいのか‼


 そも王候貴族というものは、戦争で財政難、さらに食糧難もあるというのに、支援するどころか数少ない食料を買い占めて、あまつさえそれを転売して利益を得ようなどと‼


「クソ、……クソッ、……クソッ‼」


 誰もいない森閑で静謐な地下の階段で声を荒げる。声が地下室のなかで反射、反響し、グワングワンと耳に響く。


 ──ガンッ──


 拳を石を積み上げて作られた壁に打ち付ける。何度も。何度も。手から鮮血が吹き出し、壁を紅に染めることも構わず、痛みを求めるように何度も打ち付ける。


 睫毛の長い綺麗に整ったつり目は憤怒に染まり、眉はつり上がり、瞳は大きく見開かれている。


 ふっくらとした桜色の口からは魔界の魔獣のような唸り声が響き、拳が入るのではないかというくらいに開かれ、欠けることなく、ゆがむことなく揃った潔白の歯が顔を覗かせている。


 会議では反対を申し出たが即座に却下され、その上、たかだか小汚ない小駒ごときの出張る幕ではないと侮蔑された。


 侮蔑に関しては受け入れよう。確かに自分は小汚ない小駒に過ぎない。私に関しては何を言われ、どんな侮辱を受けようともいい。


 ───だが、だが、……だが私は、誇りを棄て、他者にやらせるだけの虫にも劣る奴隷使いに成り下がった覚えはない‼


 どうすれば、どうすれば、……


「どうにかしてくれ……ジギル」


 自然とその名前が口から何でもなく、まるで息をするように違和感なく口から零れ落ちていた。



※※※※※※



 魔王城


 この前、テラに持たせていたブレスレットが砕けた。それもアラートを鳴らして。


 何か困ったことがあれば相談しろと渡しておいたものが、今すぐ来てくれと、最大級の警鐘をならしている。


 仕事を部下に押し付け、直ぐに【転移】する。秘書は慌てて止めようとし、説明を求めたが、いまはそんな暇はない。


 げに一刻が万金に値する。


 ブレスレットが砕けた場所に移動すると、そこにテラはいなかった。薄暗い地下室の壁に残った血痕が嫌な予感を掻き立てる。この分では致死量の出血ではないが、毒や窒息など、血が流れない死に方もある。予断は赦されない。


「チッ、神聖結界の影響で気配を探りにくい。いっそのことだ、破壊するか?」


 神聖結界、教会本部全域に張られた魔族や魔獣の能力を弱体化させる結界を破壊させる魔法を構築している最中、気配を探り終えた。地下室や高所の可能性を考慮し、テラの居場所を三次元で立体的に把握する。


「全く、余計な手間を掛けさせおって。この位置座標は……、処刑場、だと?」


 ジギルの頭の中を再び悪い予感が埋め尽くす。


「何が起こった?公開処刑場に暗殺者は無用の長物。聖光教会の者共は何を考えている」


 落ちていた砕けたブレスレットを拾うと、そこに魔力が込められている。───正確には、魔力を媒介とした情報メディアという表現が正しいが。

 即座に解析し、ブレスレットから情報を読みとく。


「勇者、召喚?……なぜそんな面倒な真似を?単純にこの世界の者に加護を与える方が簡単で早い、いや、異界からの神々の干渉は防ぐようになっているが、異界から人間を送り込むというのは?」


 頭の中で情報が繋がる。光をも越える速さの脳の回転、普通の人間なら、いや、魔族であろうとも脳が焼き切れるような脳の酷使。一秒の内にあらゆる可能性を検討、状況証拠を把握、正解へと辿り着く。


(そうか、異世界の人間であれば一応は人間、この世界に張り巡らされた異物の排斥結界にはギリギリかからない。そもそも人間を排斥しようとすればこの世界の人間も全て排除してしまう。


 それでも異世界の者、つまり異世界からの干渉。排斥結界は異常状態の発生を止めようとして一時的に負担を強いられる。それで結界にヒビが入れば?そうすれば長年破られなかった結界が破られる可能性が出てくる‼)


 気付くと同時にもうすでに体は動いていた。すぐさま魔杖ルシファーを起動して【転移】を構築。同時に並行して他の魔法の数々の起動準備。転移後即座に戦闘できる態勢へと調整する。友を毒牙にかけた者を決して野放しにせぬようにその双眸に憎悪の炎を宿らせて……。



※※※※※※



「テラ殿、貴女は栄えある天使の寄り代に任命されました。神託者様の命により、御身を案内させていただきます」


 そう騎士風の男が言うと、それに付き添う騎士がぞろぞろと、テラの逃げ道を埋め尽くさんと包囲する。


「何だ今手が放せな……おい、何だこれは、何の真似だ‼止めろ、この手を放せ」


 言葉での制止を図るが、騎士は淡々と機械のように任務をこなす。その瞳には高潔なる騎士の輝きは映っていない。


 ならば強行突破といわんばかりに、柔軟なその肢体を曲げ、流麗な体捌きを用いて騎士の拘束からするりと抜け出し、顎を肘で穿ち、気絶させてから駆け出す。が、その先で待っていたのは


「神託者、……何故」

「───テラよ、───神がお呼び出しだ」


 神託者。神々の声を聞き、伝えるこの世の神の代弁者。聖光教会にて聖女と並ぶ最上位権力者である。



※※※※※※



 公開処刑場にて


「フハハハハッ‼これはこれは、聖女と神託者、王候貴族が一度に揃ってオレを出迎えるとは、人間も随分と分を弁えるようになったものだな‼」

「魔王⁉何故ここにッ‼」


 公開処刑場に似つかわしくない、不遜にして無礼な嘲笑にして爆笑が響き渡る。即座に反応したのは聖女。神託者もゆっくりと上空に浮かぶジギルを見上げる。


「キャーーッ」「魔王⁉魔王だと⁉」「逃げろ、逃げろぉ」「ええい、退け、このワシを通さぬか‼」「知るかッ‼兎に角逃げろ」「おぉ、神よ。どうか私を助けたまえ」


 そして遅れること数秒。状況を把握した軍人以外による大パニック。恐怖心は伝染し、ねずみ算式に増殖していく。身分の差も貴賤も関係なく、圧倒的な暴力と恐怖の結晶を前にただただ逃げ惑う。


 この瞬間、どんな者にとっても、喩え神の敬虔なる狂信者であろうとも、正しくジギルは死神であった。


「何、逃げ惑うことはない。今日はそうことを構える気はない。貴様らから攻勢を仕掛けて来るのなら別だがな。正当防衛でうっかりこの王都を吹き飛ばすかも知れぬがな。フハハハハ」

「魔法の詠唱を辞めなさい‼今すぐに‼」


 聖女が錯乱して暴発寸前の魔法を放とうとしていた者を止める。詠唱とは魔法構築時、それをサポートするために唱える言葉だ。が、錯乱している故に詠唱が詠唱になっていないのが現状だが。


「───何か、───要望でも?」


 顔を隠した不気味な神託者が問う。代々神託者は俗世との関係性を断絶すべく、顔を隠すためのベールを被る。そのため、神託者は名や顔はおろか、性別すら知られていない。


「オレの要求は二つだ。一つ‼勇者召喚を廃止せよ。異世界人を召喚してその者らに全てを押し付けるなど言語道断!聖戦等と息巻いていた貴様らの矜持は何処へ消えた‼二つ‼天使降臨の儀を止めよ。それとも、同族を神々の走狗にする程に貴様らは堕ちたのか?貴様らがこの要求を飲まぬ限り、実力行使すら躊躇わぬと知れ」


 天使降臨の儀。呼んで字の如く。天使を降臨させる儀だ。よくレベルを上げた人間を贄に……。つまり今回の場合はテラを生け贄にして。


 十字架に縛り付けれ、こちらをすがるように見つめるテラを見つけた。心臓を引き裂かれそうな程の胸の痛み、苦しさと憎悪が沸き上がる。


「──それは、───乗れない相談だ」

「ならば実力行使あるのみ。大方、天使降臨の儀を観戦に来たであろう雑魚諸とも貴様らを葬り去ってやろう」


 蹂躙。そう呼ぶのが正しかった。憤怒せし悪夢による人間の駆逐が始まった。


 宵闇の黒霧が公開処刑場を覆う。直ぐ様、聖女の陽光が黒霧を晴らすが、間に合わず呑まれた者は、黒霧が触れた部分がすっかり消え、鮮血を噴水の如く撒き散らし、同時に恐怖の風を巻き起こしていた。


 恐怖に怯え、不様に転倒した者は幸運であった。その後直ぐに空間断絶が首や頭を切りとばしたのだから。聖女が非道の輩を睨む瞳でジギルを見据える。


「ハァッ」「【神言】を伝える。自害せよ」「今だ、放てぇ!」


 聖女は呪符を飛ばしその隙に呪詛を構築。発射、更に陽光ノ魔眼のレーザー掃射、神託者は生物に絶対命令をするスキル【神言】に各種魔法の超大盤振る舞い。そして遠距離攻撃が可能な軍人が投げ槍、弓矢、遠距離攻撃スキルで滅多うちにする。


「効かぬ。甘いわ‼」


 それを悉く無に還すジギル。呪符は魔弾で撃ち落とし、呪詛にはレジスト。レーザーはその魔力を、魔法を略奪し、ねじ曲げて打ち返し、軍人を焼き払う。


 【神言】とは、言わば精神支配魔法の至高にして究極極致。神の代弁者たる神託者のみが使えるスキル。一般人ならばまず逆らえず、精神支配魔法に精通したもの、耐性を持つものがレジストしようとしても、解除に最低でも一秒以上は時間がかかる厄介極まりない代物。


 それを、自身を自ら支配することで逃れるジギル。【神言】と反発する命令を自分自身にかけることによって命令を無かったことにするのだ。勿論、こんな手間をかけずとも解呪も容易いが、コンマ以下の秒ですら欲する戦いにおいてはそんな物は命を奪う弱みでしかない。


 軍人の攻撃は悉く無視。当たろうとも効果を発揮しないものをわざわざ防御、もしくは回避する必要はない。魔杖ルシファーが全ての攻撃をスキャン、解析、未来演算、そして危険性無し、邪魔ではないと判断されたものはジギルに当り、そして散る。


 いくら攻撃しようとも、ジギルの身に紅の散華が咲き誇ることはない。危険どころか、傷一つつけることも叶わない攻撃ともいえない児戯を全て受けきっている間に詠唱を済ませる。


「『ここに災厄の雨を。万物を其に内包せし槍の雨を』【七色万輪槍雨】」


 魔力で編まれたあらゆる属性の槍の豪雨が降り注ぐ。いつぞやレバートとの戦いにえ放った【魔弾】の雨の強化版。【魔弾】の雨は相手を誘導するための罠。対する【魔槍】とでも言うべきこの攻撃は防具を破り、殺すための品。


 レバートのように、銃弾の嵐の中を避けながら前進できるタイプには通用せず、ただの魔力の無駄な消費に過ぎないが、避けられないその辺の軍人やタンク役には効果的な魔法だ。


 地上をヒガンバナのような(あか)で埋め尽くす。また、運よく人と人の間に阻まれ、【魔槍】の直撃を免れた者も、ジギルの魔法によって発生した魔力が空気中に漂い、口から吸い込んだ余りの過剰魔力が毒となり、体を蝕まれ、死に至る。二段構えの完璧な攻撃。


「この場を見世物にして人を大量に集めた理由。それは天使降臨の儀に必要な魔力を提供してもらうことだろう?違うとは言わせぬぞ。さて。これで貴様の計画は潰えた。この女はサンプルとして持ち帰らせて貰おう。何、殺しはしない。あとは勇者召喚の廃止だが、……」


 つらつらと、神託者の真意を暴露しつつその口を止めることなく滝のように言葉を浴びせるジギル。魔力の毒に耐え抜き、生き残った聖女は沈黙し、険しい面持ちでジギルを睨む。神託者はというと、


「ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハハッ‼」


 狂い果て、壊れたようにただただ笑い、嗤う。これには世界一の硬度を誇り、頑健堅固の代名詞として扱われる金属、アダマンタイトのような心胆を持つジギルも唖然とすると同時に気味悪く思い、言葉の滝を止める。


 聖女も、口数の少なかった神託者の余りの変貌に眼を丸くし、何も入っていない鳥の巣箱のように口を開ける。


「───計画は潰えた?、未だだ、未だ終わってなんかいない。私の計画は未だァッ‼」

「貴様、この場に散らせた我が魔力を応用する気か。だが無駄だ。この場にある魔力は全て我が支配下よ。貴様ごときに操れるものではないわ‼」


 空気中に漂う魔力を使おうという神託者。しかし、ジギルが自ら語ったとおり、この場の魔力を動かす権利はジギルにある。


 子供の失敗を咎めるようにして、神託者の行動を叱責するジギル。だが、それでも神託者は動じない。


「ええ、───私ごときに扱えないのは分かっています」


 だからと言わんばかりに神託者が少し(うつむ)きながら右手を掲げフィンガースナップ。パチンッと乾燥した小気味いい音が響き、───エルフの魔導師団が現れる。


 普段から魔力が充満しているエルフの国で暮らすエルフであれば過剰魔力の毒空間にも耐えられるという訳だ。


「なので、多数の魔導師で扱うことにします」

「本来私はサポート役として呼ばれたはずなのだがね。全く……仕方ない。魔族を上回る魔法種族たるエルフの全力を見せてあげよう」


 エルフの長がため息を吐きながらも、全力を尽くすことを宣言し、魔力の主導権を奪取しようと、言わば魔力のハッキングを試みる


「ハッ‼有象無象が増えたところで同じこと。少し数が増えたからと言って調子に乗るな。魔族を上回る魔法種族?戯け‼其処らの同族とオレの力を同等と考えるなよ」


 まるでエルフが魔法において自分を越えているかのような傲慢な発言に憤り、決して奪わせまいと、魔杖ルシファーの演算能力をフル活用してハッキングに対応する。


 現状はコンピューターに例えると、世界一のハッカーが守るハイスペックにしてハッキングやコンピューターウイルス対策万全の国家機密レベルのスーパーコンピューターを多数の有能ハッカーが、多少劣るながらも、高性能なコンピューターでハッキングしようとしている状況だ。


 あれこれややこしく書いたが、要するに超高度にして、常人には理解不能、複雑怪奇な数学合戦だと思えば分かりやすいだろうか。


 そんな中、神託者はエルフに協力するでもなく、黄緑色の見るからに怪しく、ヤバそうな液体の入った注射器を取り出す。一瞬怪訝な顔をするジギルだが、直ぐに答えに行着き、目を見開く。


「貴様、それは天使降臨の儀のための薬品か?」

「───流石は魔王、御名答です」

「天使降臨の儀には薬品投与と魔法による根本情報の塗り替えによる種族変化の二つがいるが、同時である必要はない、といったところだろう。どうした?いま、そこな十字架に縛り付けられている女に射つのか?」


 不遜に傲岸に、されど聞き出したい情報を確実に、正確に聞き出すための質問を投げ掛けるジギル。



※※※※※※



 同時、人間の王国は酷い不作に見舞われていた。


 人々は神々に助けを乞い願った。


 それに応えた(恩を売って都合よく操るための下地にしようとした)神々により、天使という存在が派遣された。


 その天使の神々しさに人々は畏敬を抱き、より信仰を深めた。


 派遣された天使は農業を少し発展させ、更なる信仰を民草から勝ち取った。


 ジギルが、急激な農具の発展や農業の効率化を妙に思い、単身調査に赴いた時だった。天使の内のはぐれた一体と出会った。


 互いを見るなり、それを脅威と、そして決して相容れぬ天敵と定めて即座に、光すら抜き去る速さで交戦という結論に至り、何も言わずして唐突に魔法が飛び交った。


 結論を言えばジギルの勝利だった。だが、神すら余裕で殺せると自負していたジギルが、本気を出さざるを得なかったことに驚愕し、神々に対する危機感を強めさせた。


 死体を回収したジギルは更なる驚愕を覚えた。遠目で見た他の天使と違い、この天使は人間を改造し、天使と同等の力を持たせたものだと。


 必要なものは、多大な魔力を消費して行う儀式。加えて特殊な薬品。


 正に外道の法。生命というこの世最大の神秘を犯し、侵し、汚す禁忌の魔法儀式。



※※※※※※



「───いいえ、彼女にはもう与えています。先の会議の茶に仕込みましたから。これは私のもの───とは言え、適性の低い私では、不完全な天使にしか成れませんがね」

「貴様、よもや事前に儀式を済ませていたのか……‼一体どこからそんな魔力を……。いや、問題はそこではない‼適性の無いものが下手をすれば死ぬぞ‼」

「───まさか、魔王に心配をされるとは」


 そう言った神託者の背から翼が生え、神託者は片翼の不完全なる天使と化した。

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