ルシファー、現代を生きる
ルシファーは暗黒の中の光を
得たいがために
神に認めてもらえるような事を
自分なりに出来ないかと
善を行うような考えになっていった。
命拾いをしょうという事になった。
恥を覚悟に、悪魔として
何か出来ないかと
考えていた。
人間が段々と
善を得るようになっていた。
しかしながら
人間に今更使えようなどという
プライドを捨てる事も
出来なかった。
地獄行きのような自分は
元々人間に使えたくないと言った時点で
地球という自分が感じた地獄へと
行く事になってから
悪い事をし続けた人生に
プライドを捨て恥を覚悟で
善を行うのは
とても息苦しさを覚えたが
それ以上に自分の力が落ち
人間に等しいもののようになってしまった
自分自身の身を案じるようになった。
そこでルシファーは、悪の組織のトップとして世界を動かす力のものを
善悪に選別する仕事をするようになった。
世界になれるものは
世の中に数多く存在している
現代において
悪魔の思想を送り込み
それに打ち勝つものを
見守り悪になるようであれば
消し去るという
今までとはまた別の事をするようになった。
これまでと同じようでいて
少し違う試みであった。
悪の思想を送り込み
悪の思想になるものは
自滅するか
悪い事をして捕まるか
それで泳がせておくし
あまりにも酷いものは消し去るようにした。
そして世界を動かす力のものが悪の思想に負けない心を持っていたら
そのものを殺さずに
何かと関わるようにした。
そして不確定なもの
よく分からないものも
監視をするようにした。
よう分からないものが
公でて
力を発揮する時には
殺害も手配するなど
細かいぐらいに
気を使ったのである。
その仕事をしだしてからは
暗黒の中の善の力が
働き少しは、マシになってきた。
ルシファーはもう、永遠に存在する
自分の身をも辛くなっていた。
生死のない存在が
死を恐れ、神を恐れ
存在する生きるのも嫌になっていた。
本当の地獄とやらに落ちたい
そして無にでもなりたいなど
色々と思い煩うようになった。
その気持ちは、また悪であった。
悪の思想は、自分自身のようであった。
そんな恐怖を世界を動かす力のものに
与えて
それに打ち勝つものを
残すという
仕事をした。
本当に仕事である。
威厳に満ちた悪魔の総督の頃とはまるで
違う。
ただの人間に使えるサラリーマン悪魔みたいな気持ちであって
謙虚になって
真面目に働いて
まるで人間のようだと
笑われるんじゃないかと
まだある力に頼りながら
馬鹿にされないように
生きていた。
もはや神なんて
居たのだろうかぐらい
忘却者のようにもなった。
日常、人間に化けてルシファーを
名乗りながら
生きて人々と交わり
殺し生かし
一応は悪の組織の自営業の社長の身ではあるし
悪の組織維持のために
お金も得なければならずであった。
悪の総督の時には
億万長者のようにお金が集まった。
人を脅し騙し殺して得たお金である。
その時の資産を使ってはいるが
今の仕事にもなれば
お金はかかるは
儲かりもしない
ある意味悪魔の善のボランティアである。
しかしながら
世界を動かす力のものを
監視したり或いは惑わし
人生を狂わし殺すよう力を使っている。
助けるものもいる。
その活動をしながら
世界を動かす力のものとの
交流を少し楽しみを持って
やっている。
あるものをおとりにして
世界に出会ったら関わるな
そんな音楽を作るとこの業界にとどまって安泰であるなど
そそのかしたりもして
世界を動かす力のものを
個別に惑わす手間を省いたり
一斉に弱きものは活動を奪うような
色々なプロパガンダを
しいたりして
忙しい仕事を楽にしたりと
色々と思考を凝らしては
ボランティアを行なっている。
世の中に善が広まる
世界を動かす力のものがそれを
実施するのを
応援するということになった。
私は降伏したのだろう。
敗北したのだろう。
大昔に神に敗北していながら
いつまでもそれに気がつかなかった。
悪魔なんてもんは
その程度の存在になっていく。
その時代の流れの中で
私はまだまだ生きている。
まだまだ私を恐れ恐怖するものが
いる。
私はルシファーとして
権限を自営業の社長として
活動している。
ただの組織の中で
一人の堕天使として。
人間は、世界を動かす力がある。
それが大きいものを
私は監視している。
思いのままになるものを
監視している。
人間がこの地球を
人間が破壊しないように
地球が天国のようになるように
幸せになるように
大昔、天使として神に愛されたものとして
今じゃ悪魔として