第2話 倒すべき敵
東京スタジアム。東京買得ギガンテスの本拠地であり、右中間・左中間が狭い事で本塁打の出やすい、打者天国で有名なドーム球場である。そこで行われている1位・ギガンテスと、7位・フェザンツの3連戦第2カード。試合は既に7回の裏。8対1でギガンテス7点のリードと劣勢である。
『7回の裏、秋田フェザンツ、選手の交代です。ピッチャー、児山に代わりまして、倉本』
負け確定と判断したフェザンツ。勝利を諦め、若手のテストを名目とした敗戦処理に、1軍に昇格したルーキーの倉本を送る。
「監督。正直、今のアイツじゃ打たれる気しかしないですよ」
3戦目に先発予定で、登録の関係上、一応ベンチに入っていた大馬。
「俺も2軍で見た時は上でやれるとは思いましたけど、今思えば、もっと気楽に2軍で投げさせてた方がいいですね」
「そうは言っても、今のウチは投手事情が厳しくてなぁ」
「ついでに野手も厳しいですよね」
2部所属球団は経済的な理由で2軍を保有していない。となると、1部に上がると同時に2軍を整備するわけだが、そう簡単に整備できるほど甘くはない。1部3年目のフェザンツですら選手数は古参組より少なく、2軍はまともに野球ができない事もある。1年目の大馬も、1軍に帯同していない時にあった地元での2軍戦に、野手として先発出場したこともある。
「2軍で育成したいが、そうすると1軍が回らず」
「去年、自由契約になった選手を格安で拾えればいいんですけど。使えれば1軍に上げればいいし、使えなければ2軍の試合を成立させるための数合わせに」
「大馬。どうしてお前はそう経営陣のような事を言うんだ」
「主要株主ですし、祖父が社長なら、そりゃあ経営陣的な発想にもなります」
中継カメラにすっぱ抜かれないよう、口を極力開かないようにあくび。頭をかいて試合を眺める。
『3番、ショート、坂木。背番号6』
「で、坂木さんから始まるクリーンアップって、最悪じゃないですか。次が村井さんで、その次が安形さんって、テストにしても過酷ですね」
「そうか。大馬。代わりに登板するか?」
「明日、先発予定なんでお断りします」
「おや? そうだったかな?」
「知ってるくせに」
「はっはっは」
負けているとは思えないほどの明るい雰囲気。むしろ負けているからこそ、諦めて開き直っているわけだ。
「あっ、打たれた」
初球を真芯で捉えられる。打球は舞い上がりホームランかと思われるも、ギリギリ伸びずに、レフトスタンド寸前のレフトフライ。結果だけみればよく抑えたが、内容を見るにレフトの守備位置がよかったとも言える結果オーライだ。
「少し甘く入ったみたいだな。どう見る? 大馬」
「坂木さんは左に強いみたいなんで仕方ないと言えば仕方ないですが、今の打ち方からしてインコース捌いてますよね?」
「コントロールミスか?」
「でしょうね」
その後は完全に崩壊。4番の村井にレフト前ヒットを許し、5番の安形にバックスクリーンへの弾丸ライナー。6番の長山にフォアボール、7番の橋崎にセンター前の後、8番の代打・小田原にライトスタンドへ飛び込むスリーラン。
1/3回を5失点。唯一のアウトもレフトの守備に救われた形の、実質的には1アウトも取れないピッチングで交代である。
「何と言うか、ふがいないですね」
「高校時代はもっとパワーピッチングをしていたんだが……」
「監督。あいつ、高校時代はどんなヤツだったんですか? 万年1回戦敗退の弱小校を甲子園に導いたって言う、漫画の主人公みたいなヤツとしか聞いてないんですよね」
「だいたいそれで合ってる。高校時代の最速は151キロ。タイミングを外すカーブと、大きく曲がるスライダーが武器の選手。だったらしい」
「で、そのストレートが今となっては140にも満たないんですか。2軍ではもうちょっと速かったですけど」
「そりゃあ、1軍と2軍は違うし、プロに入ってアマと同じ球速出せるのは珍しいさ。なぁ?」
監督に振られた大馬は「誰の事だか?」と視線を逸らす。大馬はコントロールを重視するために多少はアマ時代に比べてスピードを落としたとはいえ、他の選手に比べ、平均球速と最高球速の差が小さいピッチャーである。
「しかし、そんなピッチャーがねぇ」
「キャンプでフォークも覚えて、調整次第で1軍OKかと思えば……」
「これですか」
「このままじゃAクラスどころか7位脱出すらも遠いなぁ」
「とりあえず、明日は俺です。勝ちますよ」
そう宣言した翌日の秋田フェザンツ対東京買得ギガンテス。ギガンテスの先発は東広島レッドスナッパーズからFA移籍した竹田寛助。厳しい展開が予想されたが、大馬のセーフティスクイズで奪った1点を、大馬―鳥野の同期コンビ完封リレーで守りきる。1―0で宣言通りの勝利となった。
しかし弱小の秋田フェザンツはこの後、苦戦を強いられる。続く神戸球場・西摂チーターズ3連戦。チーターズの有する先発投手陣、ランダー=メース、皆藤伸太郎、秋川卓人の前に3連敗。さらにたちの悪い事に、3戦目に絶対的守護神・鳥野がピッチャーライナーを利き腕に当て負傷。重症ではないものの、完治・調整に時間がかかると判断され登録抹消。
守護神不在となって本拠地・秋田への帰還となった、満身創痍の秋田フェザンツ。秋田の地で、6位、神奈川ナイトスターズを迎え撃つ。
「本日はCクラス脱出を狙う秋田フェザンツの球場に来ています」
地元テレビ局の女性アナウンサーがテレビカメラに向けて、元気な声で伝える。彼女は甲子園にマネージャーとして『ある意味でベンチ入りした』ことのある女性で、巷では野球オタクとまで言われている。
「おっ、カメラ。どこ?」
「大馬選手。奥羽放送です」
「うちのホーム試合の放映権を買ってくれているところか。お世話になってます」
「あ、こちらこそ」
頭を下げ合う2人。日本のどこを探したところで、放映権を理由に頭を下げるプロ野球選手と女性アナウンサーの組み合わせはここだけだろう。
「カメラであいさつしていい?」
「どうぞ、どうぞ」
妙にカメラに興味を示す大馬は、アナウンサーの差し出すマイクに顔を近づけ、
「全国1億3000万の大馬浩介ファンのみなさん。こんにちは~。秋田フェザンツの……」
「おっす、大馬。俺、お前のファンじゃないから1引いといて」
「え?」
悪ふざけをする先輩に言われ、若干気落ちする大馬。一度咳払いしてから言い直す。
「ん、んん、全国1億2999万9999人の……」
「よっ。俺もお前のファンじゃないから」
さらに今度はコーチが入ってくる。
「全国1億2999万9998人の……」
「僕もファンじゃないかな?」
そして居合わせた球団職員の人も。
「全国5人くらいいるか分からない大馬浩介ファンのみなさん。いたらいいなぁ。こんにちは」
「「「元気出せよ」」」
完全に落ち込んだ大馬の背中を叩いて励ます、落ち込んだ原因の3人。
「あ、でも、大馬選手はその若さで大活躍ですから。テレビの前では大人気ですよ。以前、ギガンテスの新名部オーナーもおっしゃってましたよ。『今のフェザンツが6位に接近しているのは、なによりも大馬君のおかげだ。彼がいればどんなチームでも順位が上がる』って」
「あぁ、あの人が……」
意外そうな顔をしながらも、どことなく釈然としない表情。そうしていると、先輩に「そろそろ練習に行くぞ」と呼ばれた大馬は、「それじゃあ、この辺で」と言い残して、カメラの前を後にする。
「しかし、大馬。あの新名部さんにあぁ言わせるとは凄いなぁ。あの人が他球団の選手の事を褒めるなんて普通じゃないぞ」
新名部義経。東京買得新聞社の代表取締役であり、またその会社が保有する東京買得ギガンテスのオーナーでもある人物。現在、プロ野球最強であり、なおかつ収益も関西の西摂チーターズを抜いてトップと、財政的にプロ野球協会『JPB』をけん引する買得ギガンテスのオーナーであること。それは球界のボスであることを意味する。
そんなボスが他球団の一個人を褒めるのは珍しい事であるのだが?
「先輩。あれは俺を褒めてるんじゃなくて、チームをけなしているんですよ。『大馬浩介がいればどの球団だって上位に入れる。今のフェザンツが6位に迫っているのは、フェザンツ自体の強さじゃない』って」
「そりゃそうかもしれないけどさぁ、素直になろうぜ。でも、なんでギガンテスはそれほどの選手をドラフトで指名しなかったんだろうな。大馬って2位だろ? ギガンテスは1位で菅田を外していたし、外れ1位には申し分なかっただろうに」
「菅田を外したからでしょうね」
3年前のドラフト会議。ちょうど新参の1部リーグ昇格勢を加えた初のドラフト会議になったわけだが、ギガンテスは監督・達原の甥にあたる菅田をドラフト1位で指名。これはギガンテスの単独指名かと思われたのだが、なんと北海道食品ファイナライズも強行指名。くじ引きの結果、交渉権はファイナライズへ。結局、菅田は入団を拒否し、翌年のドラフトでギガンテス入りを果たしたわけだが、これは少し問題になった事件でもあった。
「ギガンテスは単独指名かと思われた菅田で、ファイナライズに横入りされている。その件でギガンテスはファイナライズを暗に非難していたわけですけど、もしそのドラフトで俺を取っていれば、他人の事を言えなくなってしまっていたんです」
「と、言うと?」
「ファイナライズは菅田への事前挨拶は無しでドラフト指名。これが問題になったわけですが、俺もフェザンツ以外からスカウトの接触はなかったですから」
なにせドラフト前の時点で彼の父親は他界。実質的に父親代わりとなっていた祖父はフェザンツの球団社長。就職希望であった本人はプロのスカウトと接触する気を見せず、親に接触しようものなら敵球団のトップ。存命の母親は野球の『や』の字も知らないド素人。挨拶をしようにもできないのだ。
「そう考えるとうちの球団社長は凄いなぁ。お前を1位じゃなくて2位で取るなんて。そこまで読み切っていたってことだろ?」
「あの球団社長が? そんなわけないですよ。ただただ鳥野の方が欲しかったってだけですって」
「ほぉ、JPBの提案で高校野球が日程に余裕を考え始めたか」
そろそろ高校野球シーズンなわけだが、ついにあれほど連投・力投は美談としてきた高校野球が変革に乗り出した。なんでも日本高校野球協会は、投手の負担を減らして怪我を防ぐことで、若き高校生の未来を守ろうという考えにシフトし始めたのだ。
「じいちゃんはどう思う?」
「いいことじゃないか。若い選手が故障することなくプロに来れるんだし。むしろ悪い理由が思い浮かばないな。懐古趣味の老人が騒ぐ可能性を除けば」
「じいちゃんも十分に老人だけどな」
苦笑するもすぐに真面目な顔に戻す。
「じいちゃん。もし高校野球が日程に余裕を持たせたら、誰が損すると思う?」
「誰が損って、誰も損しないだろ。しいて言うなら美談ネタが使いづらいマスコミか?」
「いいや。西摂甲子園球場を本拠地にする西摂チーターズだ」
「そりゃあ、たしかに、そうかもな。で、それがどうした?」
そこは安易に想像できる。だがそれから先は……
「ここまで言って分からないか? そろそろじいちゃん、引退した方がいいぞ?」
「分かった分かった。そのうち引退する。で、どういう意味だ?」
そのうち=今ではない。
「現在、アマチュア界にて発言力があるのは、総年俸超過の罰金で寄付金の多い武蔵買得ギガンテス。そのギガンテスが首位を争っているのは、西摂チーターズ」
「ま、まさか」
「あくまでも考えすぎな人間の妄想かもしれないけどな。ただ、もしもだ。総年俸上限でギガンテス、チーターズ以外の球団の力を削ぎ落とし、チーターズが高校野球との兼ね合いで失速した場合」
「……ギガンテスの独走」
ホームの日程が弄られたくらいで球団の力を削ぐことになるか。と言われると、これに関しては1つの証拠がある。
最近では呼ばれないが、西摂ファンの間では有名な『死のロード』である。高校野球の全国大会中、ホーム球場を高校野球に明け渡すことになる西摂チーターズは、このビジターにおける連戦で急激に調子を崩すことが多々あったのだ。近年では大阪を本拠地とする、大阪ブルーライプルスに球場を借りるなどして対応はしている。が、まったくもって影響がないわけではないのである。
「高年俸が貰え、優勝できるギガンテスにいい選手が集まる。勝てるチームになり儲かる。発言力が増す。給料が上がり罰金は取られるが、それでアマチュアでの発言力も増す。すると制度改革なんかで新人でいい選手を取りやすくなるかもしれないし、そうなるとさらにギガンテスは強くなり、さらに儲かる。まぁ、ここからは無限連鎖だ。ついでに注目度の高いアマチュアへの寄付で親会社の宣伝効果も見込めるしな。罰金取られて球団単体では赤字でも、グループ全体の利益でみれば黒だ」
彼は偶然スポーツニュースと言う事でテレビに映っていたギガンテス球団社長の顔を睨みつける。
「それにだ。アマは高校野球だけじゃない。大学野球の日程次第では昭和天宮球場を使う東京ルート製薬スパークスも影響を受ける。ついでに地方大会の日程をいじれば、各フランチャイズ球場にも影響を与えることができる。一方で東京スタジアムを使う社会人都市対抗に関しては、自チームに都合のいい日程を組ませることもできるってこった」
「なるほど……」
「4年前の大改革はプロ野球人気低迷に歯止めをかけるものじゃない。ギガンテスの発言力を維持するためのもの。さしずめ、球団数増加や2部リーグ設立なんてのは、問題の抱えた木を隠すための森なんだろ。もっともその森も、後々で『弱くて従来の球団に緊張感を与えない』とか『経営的に古参の足を引っ張る』なんて言って伐採してしまえばいいんだ。そうすりゃ残るのは、都合のいい制度の残された元のJPBってわけだ。既にギガンテスの親会社、買得新聞社の新聞にはそういう意見も書いてあったしな。『2部リーグ不要か』って。近々2部リーグおよび新規参入球団の廃止案が出されるかもしれない」
「そ、それじゃあ」
「あぁ。プロ野球界全体のため、ギガンテスの悪政を止める必要がある。だから必要なのは」
テレビ画面を指さした。そこに映し出されていたのは、とあるプロ球団。それは、
「センターナショナルリーグ6位、神奈川ナイトスターズを引きずり降ろすこと。古参球団より上の順位に食い込んで、ひとまず新参組不要論を撤廃させる」
秋田フェザンツは新規参入球団の中で唯一3年間ずっと1部リーグに所属している球団。それは別に強豪と言うわけではなく、2部の中では最強で、古参組の中に入ると最弱。2年連続でセ・リーグ7位と、ギリギリで1部所属をキープしているにすぎない。
しかしその差も次第に埋まってきている。1部昇格当初はドラフトで指名しても入団拒否されることは多かったが、最近では上位指名なら文句なしに入団している。4月下旬の現在、既に古参組である神奈川ナイトスターズにわずか0.5ゲーム差。次の試合に勝てば6位浮上となる。
予告先発は、秋田フェザンツが西摂チーターズ神見篤彦、東広島レッドスナッパーズ前山健太郎を抜いてハーラートップ。この時期にして6勝1敗でチーム勝ち頭の大馬浩介。迎え撃つ神奈川ナイトスターズは3勝無敗、ナイトスターズ一筋22年の大ベテラン・古浦大治。お互いにエース同士の投げ合いとなる。どちらが勝つかは分からない。非常に見どころのある試合である。
「この時期に6勝できるって、扱いひでぇよな。ブラック企業か?」
「仕方ないだろ。ウチの球団で勝ちを計算できるのは浩介しかいないんだ」
「そうだとしても、今のプロ野球で中4日は酷くないか? つーか何回か、早い段階で降りたからって中3日とかやったよな。アホじゃねぇの?」
「お前ならできる。信じてる」
「その台詞、可愛い女子に言われたい」
あいにく目の前にいるのは球団社長のおっさんである。
「しかし、よくギガンテスの作戦に気付いたな」
球団社長室の椅子に深く座り、コーヒーを口に含む。浩介は左腕の腕時計を見て時間をチェックすると、準備をしながらに答える。
「ま、偶然の可能性もあるから、正しいとは言い切れないけどな。ただ、ギガンテスの親会社、買得新聞が高校野球に関する記事を出したタイミング。表向きはJPBの提案と言う形でのギガンテスによる高野協への意見。そしてそれが2位のチーターズを引きずり降ろす結果になる可能性。それら一連の流れと、ギガンテス球団社長のこれまでの行いを考えると、そう考えるのが自然なんだよな」
「武蔵買得ギガンテス球団社長、新名部義経なぁ。以前から問題発言と言ってマスコミに騒がれることもあったが、それでも頭がキレるのは確か」
「正直これ、気付く人は気付いてんだよな。知り合いに2部リーグのチームで球団職員やってる人がいるんだが、同僚の間では噂になってるらしい。俺の大学時代からの知り合い記者もこの前言ってたし。まぁ、その場、その場では正しい事を言ってるから反論できないし、無理に言えばこじつけだとか反撃されかねない。実際には口にしていないからな」
大馬は机の上のゴミを、ソファ後ろのゴミ箱へと放り込む。
「もっとも気付いたのは結果論からだから、もう事はだいぶ進行してる。さながら『病気になった』と気付いた時には、既に感染して時間が経っているような状況だな」
「で、その病気の進行を阻止する方法は1つ、か……」
「おそらく次にヤツが打つ手は、2部からの新規勢の切り捨て。利益分散の要因をそのままにはしておけないからな。そのためには、新参組がお荷物だって事のアンチテーゼを作る必要がある」
つまりまずやるべきは、新参の2球団のどちらかが、古参の6球団のいずれかよりも上の順位に入ること。それに一番近いのは6位、神奈川ナイトスターズのしっぽを捉えた秋田フェザンツである。パブリックリーグ、パ・リーグの方も球団はあるにはあるが、向こうはあまりに新参・古参の戦力差が大きい事もあるが、盟主・ギガンテス不在により緊張感はあまり無いために期待は正直できない。
「そう言うわけで今日も勝ってくる。年俸アップよろしく」
「最多勝を取ったら考えよう」
「マジで? じゃあ、頑張って『チーム』最多勝、狙ってくる」
「待て待て待て、誰が『チーム』最多勝って言った? 『リーグ』最多勝だ。ハーラートップだ。って聞け、浩介ぇぇぇ」
勝手に意図的に勘違いしてその場を走り去る浩介と、呼び止めようとする幸四郎だが、さすがに若き現役プロ野球選手と、普通なら年金をもらっているであろう高齢者。さすがに体力の差もあり止めることはできなかった。
え? 選手の元ネタ?
……な、なんのことだか。
アハハハ