第9話 エンジェルセキュリティー2011
この物語はフィクションです。
登場する団体、地域、人物などはすべて架空のものです。
また、犯罪などの非合法行為を推奨する作品ではありません。ぜったい真似をしないで下さい。
「俺も甘いな・・・」
そう呟きながら自分の部屋の鍵を開けて中に入る
そうして扉すぐ横にいる黒髪長髪のメイドをみて膝をつきたくなる
「洗面台のカガミをで大体わかってたんだけどね・・・」
だが、こちらは全身鏡。上半身だけでなく足まで映るようになっている
そこに映る足は長く、脂肪どころか筋肉がどこにあるの?というくらいスラっと細長い
だが先ほどこの家に震度2ほどのゆれを起したのもこの足で薔薇のトゲというより
波紋のない刀のような存在である
その足を包むのは、色の濃い白いストッキングでその10cm上くらいにあるのはミニのカート、パンツは見えそうだが見えないギリギリのラインを保っている
「というか何でガーターまでつけちゃうかな・・・イヤイヤ、つけないとストッキング落ちちゃうし」
ストッキングをはかないという選択肢を投げ捨てそう自分に言い聞かせる
さらに視線を上げれば先ほど武器に使った布紐がないため少しゆったりしているが元の形から細めに作っていて、もし布紐で絞っていたら細いというよりくびれているという事がわかったであろう
そして胸のあたりは控えめながらも少し膨れている
ちなみにコレはパットで、それも服の生地の中に仕込まれていて服を破かないと取り出せないものである
そんな体の横についている腕は足と同じよう細い作りでその先についている指なんかは細くて長く、少し開くだけでピアノの1オクターブは簡単に押せるほどである
そして体より上に目を向ければ少々きつめで、どちらかといえば『かわいく幼いメイドさん』というより『厳しい若いメイド長』というかんじである
スット通った鼻に小さめの口、長い睫毛をはやしながら少し釣りっていて細い目がありそんな各パーツがシメントリーに子顔に配置されている
「というかカチューシャはつけなくてよかったのでは・・・」
とはいえ腰位まで長い髪である、先ほどは戦闘覚悟の状態だったので邪魔にならないようにと理由でつけたが、彗星流には髪をつかった攻防あり、髪が邪魔になるという体の動かしかたは絶対しない。ただ風呂上りのため艶コシがあり枝毛なんか存在しない髪は普段の状態でも十分な凶器だが、それに濡れている状態となれば重さも勢いも増しかなり凶悪になるのでやめたのである
そうして諦めたように鏡から視線をはずし着替えるのであった
ちなみにこの衣装は
製作 南さん
採寸 キャンさん
である
生地代は『水青あをいを崇める会』の会費で賄っておりかなりの高級素材である
また採寸がキャンさんなのは、南さんに任せると襲われそうになるためである
着替え終わりもう一度自分の姿をカガミで確認
ちなみに何故カガミがこんなところにあるかというと、以前寝ている間に着替えさせられ、それに気付かず部屋をでたところ、カメラで取られるということがあったからである(部屋は電波を送受信できないように改築しているのでカメラをセッチしたりはされない)そのため扉横に全身鏡を置いてあり壁にはめ込んでいる(動かせる形の物だと少しづつ動かされて見えない位置に追いやられた事があった)
「・・・」
「・・・・・・」
そんな過去を思い出すと少し気になり、引き出しに入ってるメジャーを取り出しカガミの横幅を測る
「・・・3cm短くなってる」
今度取り替えないとと思いながら今日は疲れたので寝ることにする葵であった。
ずいぶん開いてしまってすみませんでした。
忙しかったんです、免許の更新が行けない位に(もう一月無いorz)
結局もう1話追加で説明回にしました。
ま~次話からもある意味説明回になるのですが。
この話の更新とともに忙しい間に浮かんだ設定での短編?を正月の間に書く予定
がんばります