第6話 BALDR MAID(バルド メイド)
この物語はフィクションです。
登場する団体、地域、人物などはすべて架空のものです。
また、犯罪などの非合法行為を推奨する作品ではありません。ぜったい真似をしないで下さい。
「ふ~~~~~~」
湯に体を沈めていきながら一息つく
「さっきは何とか逃げ切ったけど・・・」
さっきもし母さんが疲れてるかって話の流れになればそこからなし崩し的にお願いをされるのがわかってたので逃げていたのである。
「でも、今日はしつこかったし・・・次がありそう」
いつもはココまでしつこくない。
たいていは葵じしんが察して早めに折れるか、ある程度のところで母が諦める。
が、今日は学校での事が引っかかっていて微妙に素直になれない葵と、割と切羽詰ってる母とが重なったらしい。
「どんな手でくるかな?」
そんな事を思いながら湯船から上がり贅肉無し、筋肉目立たない、という白い肌を洗い始めるのであった。
「さてと」
そう言いながら風呂場から出ようと扉を半分ほど開けたあたりで目の前に光る物を見た。
「強硬手段できたか・・・・また鍵付け替えないと」
そういいながら顔だけが出るくらいまで扉を閉めなおし、体を風呂場に残したまま顔だけを動かし360度見回す
「あった、やっぱり本命はべつか・・・」
そう言いながら近くにあったバスタオルを隠しカメラを隠すように投げる
そうしてもう一度部屋を確認したあと、風呂場から出てくる。
そうして目の前に見えやすく置いてるビデオカメラを手に取りカセットを抜き取る。
そのあと、本来なら先ほどのビデオカメラを取る時、良いアングルでバックのセミヌードが取れるであろう隠しカメラを、さっき投げたタオルで包む。
「このカメラは送信型か・・・」
映ったらその瞬間別の受信機からネットを経由して別の所に送られるだろう。
厳重にそのカメラを包んで縛った。
「あとは・・・」
着替えを置いてあった籠にはメイド服があった
「次回作はメイド物か・・・」
そういいながらそれに着替えながら、腰を閉めるための布紐をはずす。
そうして廊下に繋がる扉の鍵を開ける。
「・・・」
「・・・・・・」
・・・・・・・・・どうやら強行突入はないらしい
しかたないので、一センチだけ扉にスキマを作り
「彗星流1の章、震脚」
そう呟きながら強く左足を叩き付けた
そうして「キャ」という声を聞く前に起した波をで感知し
「見つけた。彗星流3の章、布槍術、大蛇」
そう言いながら先ほどの隙間から布紐を飛ばし母さん持ってるカメラをぐるぐる巻きにする。
そうして、やっと廊下に出ると落ち込んでいる母さんがいたので「はぁ~」と一つため息をつきながら。
「私がいる限りご主人様には指一本触れさせません!」
そう今もう音声だけは送信できてるカメラに届くように言った。
製作スタッフの激励はコレでいいだろ、と思いながらパジャマに着替えるために部屋にさっさと戻る葵であった。
なんというか・・・微妙に意味がわからないような内容だな・・・。
・・・後々わかるように書いていけばいいのか、それともココで補足説明いれたほうがいいのか・・・どっちだろう。