第3話 コックズクライマー
この物語はフィクションです。
登場する団体、地域、人物などはすべて架空のものです。
また、犯罪などの非合法行為を推奨する作品ではありません。ぜったい真似をしないで下さい。
「ん、んっ、ん~~~~~、ふ~~~~」
「ん、んぁ、んんんああぁ、は~~~~」
「ん、あ、ちょ、ふか、ダメ、ふかああ、イタイイタイイタイイタイ!」
と痛がると押されていた手を離してくれた
「ふ~~~、ちょっと押しすぎですキャンさん」
「あ~ごめんごめん、いやあをいちゃんって柔らかいからそのままベターって床まで付いちゃわないかな?って思っちゃって」
「ま~理想はそこですけど」
そういいながら前屈姿勢から立つ
「いい声を出すために発声だけじゃなくてストレッチまでとは、声優のカガミね」
「ん、と。そうですか?嫌々ではありますが、最終的にコレもお金を取って販売されるわけですから真面目にやらないと」
そういいながらストレッチの時邪魔になる為まとめていた髪をほどく
どうも髪が締め付けられてる感覚が苦手
「じゃ~腹筋とかも鍛えてたりするの?収録現場ではやらないけど」
「いえ、あの、その・・・・」
少し俯いてポリポリとちょっとだけ赤くなった頬をかく仕草に襲いたくなる衝動に駆られたらしいが、今も休み無しで収録している南の顔が浮かびなんとか押し込めたとの事。「というか身長差考えて、私のほうが低いんだから俯いたらその顔逆に見えやすいのに」など理不尽な事を思われたりした
「そろそろ諦め時なんですが、もうちょっと背がほしいかな~って、筋肉付きすぎると伸びないって言いますし」
「そう?今のままでも十分じゃない?」
「それって男の娘の身長としてはって思いませんでした?」
近くにおいてあった自分のカバンをあさりながら問いかける
「あ、わかった?」
「は~あ、そんな事考える人にはコレは無しかな~?」
そう言いながらカバンから取り出したタッパーを見せ付ける
「そ、それは!葵特製蜂蜜付けセット!!」
予断だが、もし葵のところを、あをいに言い間違えると必ずもらえない
「あ~ごめんごめん、誤るから許して~」
「も~現金ですね、はい今日はショウガ漬けです」
「今日はショウガか~個人的にはレモンのほうが好きなんだけどね~」
「レモン漬けは皮が問題であまり作りたくないんですよ」
レモンはほとんどが海外産で輸入のときに大量の農薬をまぶされたりしているらしい
「ま~でも、このショウガ漬け、ん~~ん美味しい。ちょっと苦味とかが苦手だったんだけどコレは大丈夫なのよね、今度レシピ教えてくれない?」
「ん~んあ~・・・すみませんが・・・」
「ダメか~~、秘伝のレシピって事なのね?」
「いえ教えてもいいですが・・・たぶん失敗しますよ?」
「ええ?」
「これけっこう隠し味とかのバランスが難しくて、以前知り合いのシェフにも教えたんですが大失敗したとかで・・・」
「シェフでもムリとか・・・確かに私には無理そうね」
ちょっと驚いたが納得って幹事で頷きながら食べていると
「キャンさ~ん、次お願いしま~す」
「あ~ハイハイ」
そういいながら濡れティッシュで手を拭きながら休憩室を出て行こうとするが扉の前で振り返り
「あ~そうそう、前も言ったと思うけど、学校の体育とかでストレッチする時はなるべく女の子と組むのよ?」
腐った関係はちょっと興味があるけど、襲われるのがあをいちゃんなのはダメよね~と本人には聞こえないように言いながら出て行くキャンさんであった。
※あおい→あをい に変更
まだ大丈夫、コレはストレッチです。
そういえば葵の容姿などについてですが、ある程度決まってはいるんです。
ただ照会文みたく書くのがキライなので話の流れにそう様な形で書きたいんですが・・・なんかちょっとづつ書かれてくみたいになってますね・・・。ある程度まとめて表現したいんですが・・・。
ま~容姿の説明しろ~って苦情が来たらこの後書きとかで書くかも知れません。
ではまた次回