短編の間#9- 愛に捧げる恐怖
掲載日:2026/02/18
渦島佳五、25歳。フリーター。
年齢=彼女なし歴の彼が人間関係に疲れ、実家の自室でゲーム三昧。
今は戦国武将ゲームで爽快アクションを楽しみ、ストレス発散をしている。
人間関係に疲れた。他人が面倒になった
別に人と話したくないわけではなかったのに、話すことに神経使って本末転倒だって思った
恋愛なんてもっての外、相手のことばっか考えようとするのが馬鹿らしくなって
好きだった子が何とも思わなくなった。「好き」って何なのかさえ思った
今は他人のこと考えなくていいから…
「恋は進軍、愛は籠城」とテキストで流れてきた
確かに俺は好きな人に近づこうとしていたのかもな。それが「恋」だったのか…
なら「愛」は一生分からないかもしれない
分からなくていい。あれなんか…
あれはただの、次世代への爆弾ゲーム。ギャルゲー攻略のオチが超ヤンデレ
あれのために一生捧げるなんて俺にはできない
「愛」は大事だが、あれは俺のすべてではない
捧げた後の自分に、未来の自分は文句を言うことだろう
「元の俺を返してくれ」と…




