4、相談 その2
こんにちは
今回もよろしくお願いします。
もしかしたら少し難しいかもしれません。
色々仕事をしていると、一週間というのはあっという間だ。
僕はベッキーさんに言われた通りに、あの相談から一週間後、もう一度商業ギルドへ足を運んだ。
今日の受付はどうやらベテランの方。特に大きく驚くことはなく、前回と同じように裏へと通してくれた。
そして、前回と同じ部屋へと案内された。
そこでは、
「やぁ、待っていたよ領主さん。」
今回は温かく向かえてくれた。アポとったからね。
「まずいきなりなんだけど、このデータを見てほしいんだ。」
と言われて見せてもらったのは数字が沢山書かれた表が。
「これは?」
「ここの列が一月に集まる税金の予定額で、こっちが実際に集まった金額なの。で、あなたがここの領主としてここに来る前までのデータがこれで、こっちがあなたが来てから。」
表を見てみると、僕が来てからのデータの予想税収額と実際の額には、大きくずれが出ていた。
どれも実際の税収額のほうが上回っていたのだが。
「あなたが来る前はほとんど予想と実際がほとんど変わらないでしょ。それは当たり前なの。だってずーっと前から税金が集められる度に、どのくらいいつも集められているかデータを集めて計算式を作られているんだもの。でもね、それはあなたが来てから通用しなくなったの。」
どういうことだ?
もしかして、いろんな人から余分に税金を回収してしまったとか。それだったらとんでもなくまずいことだが。
「あ、もちろん余分に税金を徴収しているわけではないわよ。実はね、今まで税金を誑かしてちゃんと納めていない人が沢山いたのよ。あなたには信じられないかもしれないけど。」
え、どういうこと?
「一般的なこの街で暮らしている人にとっては、納めようにも納めきれない量の税金がかけられてたからね、昔は。誑かさないと生きていけなかったの。勿論バレたらきついお仕置きが待ってたわ。それでも誑かしてたの。でも、新しい領主になってからは変わったわよ。みんなが納めれる分の税金しかかけられてないから、以前から使われてる計算式で出された予想より、圧倒的に集まった額が多かったのよ。」
予想外の展開。僕は頭がついていけない。
「ということで、ここのみんなが税金をちゃんと納めれるぐらいにはお金を持ってる、ってことがわかったから、いまその『宝くじ』だったけ?やっても儲けは出ると思うわよ。大分魅力的な話だし、このくじを準備してる間にも景気があがってるでしょうから。まぁ、やり方次第で変わるでしょうけど。」
とりあえず、やっていいんだね。
「ありがとう。じゃあ、これから計画を進めていくことにするよ。またこうやって聞きにきたりすることが増えると思うけど、そのときはまた、すまないが。」
「わかったわ。私もあなたの隣で仕事をするのはとても楽しいもの。いつも奇想天外な発想を持ってくるからね。やりがいがあるわ。」
「そう言ってもらえるとありがたい。じゃあ、また相談にくるよ。」
「あ、ちょっと待って。」
ん?
「よければ、その『宝くじ』って名前を『夢くじ』って名前にしてくれないかしら。」
「それは何でだい?」
「商人の勘よ。結構私、勘があたるのよ。」
そうだよな。これだけ大きな組織の一番上にいる人なんだから、何かあるのだろう。
「わかった。そうしてみるよ。」
よし。じゃあ、計画を練ることにしますか。
ありがとうございました。
やっぱりお話をかくのは大変ですね。
でも、これからも頑張っていきます。
応援よほど、よろしくお願いします。
何かご意見等ありましたら、感想などで教えていただけると嬉しいです。




