8、税政策その2
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まず税金を集めるためには、どれだけ集めればいいかという明確な基準がなくてはならない。そうしなければ集める側も集められる側も不正しほうだいだ。この基準を目に見える形で表しているのが、地券だ。なのでまずは地券を作らなくてはいけない。
地券を作るためにまず、どこにどれだけの土地があり、どう使われているかを調べることから始めることにした。
ということでまず土地を調べる人、すなわち測量士を雇わなければ。
と雇ってみたものの問題が。
雇えた人の数が少なすぎる。
測量士は結構需要があるらしいので雇えるのでは、とネルさんが言っていたのだが、結局雇えたのは4人組のグループが一つだけだった。
当たり前か。街の政治も経済も崩壊したんだから人口が他の街に流出してるんだから。申し訳ないがこの街にいい人材がいると思えない。逆に4人集まっただけましなほうか。
でも4人しかいないからということで、彼らに仕事を無理に押し付けてはならない。無理させて働けなくさせてしまってはもともこもないからね。
「でもどうしましょう。このままだとこの地租改正というものができるまでに、少なくとも5年はかかると考えなければいけないかと。」
「5年は長いな...。でもだからといって、何か手を打って早くこの仕事を終わらせることなんてできないだろ?」
「そうですよね。」
「でも終わるのをただ黙って待っててはいかんよな。」
「それでは」
「あぁ。売り上げ税を考えていこう。」
ということで二つ目の税制改革、売り上げ税の導入へと仕事を切り替えよう。
「でもな、売り上げ税をやる前にやりたい大仕事があるんだ。」
「なんでしょう?」
「三大商会を分解したい。」
「その三大商会ってもしかして、」
「あぁ。そのもしかしてだ。」
三大商会とはこの街の経済を握っている3つのグループだ。前の領主はこの3つの組合に独占権を与えてその代わりに現金を受け取っていたそうだ。江戸時代に田沼意次がやっていたことでもあり、別に悪いことではないのだが、度が過ぎていたのでこれを解体しないことにはいくら減税しても経済はいい方向に向いていかないだろう。
やりたい理想としては、日本が太平洋戦争敗戦後にGHQによっておこなわれた財閥解体。解体して競争力を高めて物価を下げたいと思うのだが、一つ思うことが。
あの財閥解体した方法、使えないな。
GHQは財閥の株を買い上げたことによって解体したのだが、でもこの世界の会社、株式で動いてないんだよな。使えないな。
じゃあ他に方法は....
あった。あれがあるじゃないか。
そのためには...
話し合いをしなければ。
ということで、三大商会のトップと会談を行うことになった。
ありがとうございました。
今後ももしかしたらこのようなことがあるかもしれないので、その時はすいませんが、暖かい目でお願いします。
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