表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRゲームは最強さんに。《 改 》  作者: 黒龍一刻
[ 1 ] Virtual reality games 電子世界の訪ね人
15/16

02・様々な重なり

どうもです。

更に投稿遅れると思います。

モチベーションが上がらなくて、別作品書いてたんですが、

そっちモチベーションが上がりきらずgdgdするという無限地獄にハマってしまってるんですわ。


...ハーメルンで二次創作書くの楽しいなー。



あ、今回はほぼ全員が内容を忘れているであろう外編です。

理由?本編が詰まってんですわ。かける気がしない恐怖。

待ってて下さい。未来の僕がなんとかしてくれるでしょう。


それは、零曰く「本当(もう一人)」が両親の何かを手繰り始めた日の、夜のこと。




「何を考えているんだ。」


人気のない廃材置場。


「んー? 別にー、仲間(戦力)が増えることは神代にとって嬉しいことじゃない?」


「なら、なぜ今さらなんだ。」


二人は怒気と鼻歌を浮かべながら、語り合う。


「...そろそろ、目覚めそうだからね。僕たちが沈めてもいいけど、ヒロインは主人公(ヒーロー)に任せるべきでしょ?」


どちらも、雰囲気は一般的ではない。


「その行動を霊能陣営が許すと思うか?元々かの神を構築している要素はあっちだ。手を出せる領分ではない。"貸し一"にでもしておくつもりか?」


「僕は?」


「....ッチ。神代は最終手段だ。大人しくしてろ。」


「えーーー。」


「駄目だ。」


「ちぇっ...このままカッコよくシリアス続けられたら良かったのに。」


「...はぁ...(なんでこいつはそう雰囲気を壊すのか...)...状況で遊ぶな。メタを張るな。お前はあの糞神どもと同じなのかよ。」


「? 呼び出せr「おいやめろ。」そんなー。」


「あーあ...つまんないのー。...まあ律斗だけ関わらせてあげてよ。別にあのクソッタレどもは死んでも構わないんだろ?」


「人格がぶれてるぞ。しっかり()()()()()。」


「おおっと、失敬失敬。」


ぎゅり...と、なにかが繋がる。


「はぁ.....まあ、いいだろう。目覚めさせてしまっているからな。下手に中途半端にして暴走されても困る。」


「いいの!?ありがとう!」


「ま、まあ、仕方なくだ。上は殴っとく。」


「お礼に一勝負しよっ!」


話が飛んだ。

この主人公、頭は大丈夫なのだろうか。


「おい待てなんだまたか!?「今日はこれ!」鉄パイプ...じゃねえだろうな絶対!」


鉄パイプ?が、地面から、廃材から、暗い天空から滑り迫る。

それは、全ての切っ先を、哀れな被害者に向けた。


「んーーー、200本ぐらい?」


パイプが一斉に雨霰と降り注ぐ。

静寂が一瞬にて崩壊する。


「精度が良くないねー。当たらん当たらん♪」


ぎゅるりと、鋼の槍が一人の人間を無理矢理狙おうとするが。


「楽しそうに言われてもちっとも危なくない気がしねーよこの精神異常者!てかなんなんだこのパイプ!簡単に霊的結界と概念(非被弾)結界を破りやがって!」


それを破られたらほぼ抵抗する手段が無くなる。

だが、この糞パイプどもはあまり変則性を感じない。

つまり、プログラムに近い部分がある。

動きの共通性を突く。

ならば、まだ防ぐ手段はある。

彼の結界術は、力押しで突破されるものではないのだ。


デコイを穿つ。

パァンッとパイプが弾け飛び、誘爆、爆散。

破片がバラバラと降り注ぐ。

触媒が燃え尽き、灰となる。


刹那を翔ぶ凶器を携帯籠手で反らし、誘爆。

爆風を肉体で受けられる程度に結界で弱めながら変則加速。

強化靴から嫌な音と匂いが立ち上り、先ほどいた場所に爆音が響く。

パイプ同士をぶつけ合い、爆風で結界を作り上げる。

爆風でパイプを更に反らし、衝突、誘爆。

その爆風を利用し____


「まあ、パイプの先はドリル状とか、ナイフ状に自動変形するし、いろいろオカルト☆魔改造してあるからー。頑張れ頑張れ♪」


零が掲げるパイプが術式を描く。


爆風が爆風で上書き、空気が火花を散らせ、摩擦で燃える鋼槍は異音を奏でる。

慣性や重力を無視した滅茶苦茶な軌道を描きながら、更に爆撃。

時に、圧縮空気の壁を貫く鋼槍達。


「うっそだろ!?」


なんとか、爆風を利用した防御はできているが、

簡易結界や瞬間投影は少しながらも負荷が掛かるものだ。

目測96本を同時対応となると、消費する触媒量と比例して負荷がとても大きくなっている。

この乱戦状態とも言える状況では、一方向の力に強い各種結界の強度はほぼ0に等しい。爆風で補うとしても、圧倒的質量差で押し貫かれた。


つまり敗けは確実だ。


だが、


集中。


「共鳴...『全てが一つ』...いや、『一つが全て』か!?」


その瞬間、飛翔するパイプが全てが爆散。


「お、正解っ!分かりやすいシステムだったでしょ?」


紙吹雪が舞い降ちる。


別にこのおふざけ(じゃれあい)は、勝敗が欲しいわけではないのだ。

つくづく...お遊びが過ぎる。


一本(One)持ってるだけで620本以上(All)も操れるのは鬼畜だぜこの野郎!」


零が持つ一本のみの鉄パイプは、蒸気?を排出しながら、駆動音を静める。


30秒あまりの茶番劇は霧散し、静かな舞台が戻っている。

なんともよくわからない関係だ。


「生成数を数えてたの?偉い!加点しておこう!あ、因みに最大本数は5000だよ☆」


「なにそれマジ鬼畜。」


5000本が音速で串刺しである。

串刺しできなかったとしても絨毯爆撃自爆。恐ろしい。


「んー。結界術も流しも受けも上達したねー。まさか、爆風を利用した結界構築とは!火かな?風かな?やっぱ君には期待できるよ!次もg「殺す。」もー、しょうがないなー。」


二人はこれを何回かしていたらしい。不憫過ぎる。


「...ッチ、そろそろ失礼する。これ以上、お前には付き合ってられんわ。()()()()()()()()()()。」


「えー、お兄さんのいけず~「糞が。この寄生虫、おめえの体がアレだから譲歩してやってんだ。殺すぞ。」


「もうー、君だって言語崩れてるじゃないかー...別に寄生虫じゃないしー。正が有れば負が有るんだよ。表裏一体、それが僕のだし。別に絶対悪というわけじゃないんだし良いじゃん。某クローンみ○かみたいなもんよ。」


「だからこそ厄介なんだ...律斗はしっかり守れ。俺は糞上司を抑えておくので精一杯だ。」


「えー、手伝ってよ。前渡した248の弱み、一つぐらい脅迫すれば?」


え?


「遠回りの殺人予告か?」


「ほんと、つまらないなー、じゃあ帰ろうっと。」


「毎度の急展開!?お前心移りが激しすぎるぞ...っ。」


バイバーイと、廃材置場の出口に向かう零。


「なあ、零。」


「んー?」


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


痙攣。


「vdげdひぇifw...◼◼◼◼...。まさか零に聞いてたりした...?」


ノイズ。


「お返しだ。ヒントだけ貰って後は兄として根性で見つけ出したぞ。大人しく櫻や凪にお説教されてろ。」


頭を抱え、苦しそうに呻く。


「うちげっ、それは勘べっ...」


突然、自分の頭を右手で掴み、おもいっきり支えにしていたパイプに打ち付ける。


ズゴッ


「ガッ...」


「おいおいっ...今日はいやに怒ってるな、零は...。」


「ははは...大丈夫大丈夫。そんな怒ってないから...夜はお仕置きするけど。」


冷笑。


「額から血ぃ出てるぞ!身体強化切ってやったんかいな...じっとしてろ今治す。」


すぐさま駆け寄り、どこからかガーゼを取り出し血を拭き取り始めるお兄さん。


「本当に迷惑かけます...確か4回目でしたかこれ。」


「いや、17回目だ。途中で精神転換させるのは4回目だな。まさかそのままぶっ倒れると思ってたぞ無理するなよな本当に。」


「後で夜は殺す。いや、記憶のパスはあったんで、ちょっとでも油断したらぶっ飛ばそうと思って。」


「いや自分の体だろうが。」


「ははは、ウケる。櫻達だけじゃなく銀にもぼこぼこにされるぜザマーみろこんちくしょう。」


「うわーそれは凄いな待てお前どんぐらいの強さで頭を打ち付けたんだ軽くヒビ入ってるじゃねーか馬鹿野郎!」


「お兄さんがすぐ治してくれるから大丈夫♪」


「ああもうだからって力込めすぎなんだよ!キレイに治すけどさ!」


「んーーーあっ、筒が血で汚れちゃってる。血は術式に影響が出やすいから早く直しとかないと...。」


「ああそうだ、その鉄パイプ擬きは開発物か?いろいろ危険過ぎたが。」


「これ?1本で5000本以上を思考認証で操作できる多機能特殊合金パイプだよ...。内部が空洞になっていて、簡易生成の急造パイプ以外には爆弾とか薬剤とか機材が積めてあるんだ。」


「...今回は?」


「ネタの紙吹雪用の紙切れ詰めが300本ぐらい使われた。追加で演算領域でもぶちこんでおく。...まあ、こんくらいなら出費は問題ないね。」


「本格的な反霊装(A_S)とか装備されてなくて良かったと深く思う。」


「んー?空間をちょいと弄ってるだけだよ。」


「...ほどほどにしておけ、証拠隠滅が面倒だ。」


「だからこそのお兄さんでしょ?」


「...はぁ...本当にやんちゃな弟だよ。」


「へへーん♪」


「誉めてないぞ。」


彼...大聖守は零を抱え上げ、鈴神家に向かっていく。


「送っていく。...お前らも本当にほどほどにしておけよ。」


「んふ、りょーかい。」


「軽いなあ...」


非日常は日常に融けていき、

今宵も少しずつ更けていく。


そしてまた近いうちに、

社会の影で、

彼らの怒声と狂喜が響いてくるだろう。













「後始末、ご苦労。」


「零のことです。そこまで手間ではなかったですよ。元々能力で人払いしてありましたしね。」


ある寂れたビル街。


「報告は。」


「当たり障りなく。」


「了解した。」


守はもう一人の上司と、


「...症状は...落ち着いているようです。名前で縛って他とお互いを管理しているようです。」


「今回は夜だったか...本人には気づかれていないだろうな?」


「おそらくですが。...少しでも感づかれたら精神的に死んでいるでしょうし。または、故意にかと。」


「...まあ良いだろう。例の物を。」


「はい...これっきりにしてください。今回だって本当に運が良かったか、計画の内かだったんですよ。」


渡すのは小指サイズの、とあるプラスチック容器(試験管)


「これが...」



「ええ、ついさっき採取用ガーゼから抽出した、」




零の血液です。














お兄さん、上手くやってるかなー?


『あんな"茶番劇"で良かったの?』


大丈夫だ、問題ない。

...ちょっと転開が無理矢理だったけどね。


『んー、ならいいんだがね。で、あの全知とも言える能力をどう避けるつもりなん?』


全知?とんでもない!あの能力は、空間時間を越えて視覚不可能なものでも視れる()()()能力でしかないよ。


『それは実質全知だろよ。』


んー、ただ単純に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


『...僕が僕を正気か疑う日が何度も来るのはいただけないね。』


僕は正気さ。現に僕だってそうだろ?


『わかってるよ...。』


ならよし。

じゃあ、おやすみ、夜。


『...おやすみ、零。』


後で追加フルボッコの刑だ。

気づいてないと思ったか?悪ふざけが過ぎたな。


え。




















とにかくネタになりそうなものを詰め込んでいるんで伏線もあったもんじゃありません。気にしないで下さいお願いします。


主人公の能力が多才過ぎるんだよなぁ...何から書いていけばいいか...

ゲームの方ももう友達と集合させてボス戦で良いかな...

いやその前に回復薬とかサポートアイテムとか作れるレベルまで錬金術進めたいし...

ボスの強さもどうしよう...前みたいに一人(+一匹)である程度戦えるレベルだと面白くないし...


プロットが滅茶苦茶過ぎてもうわけがわかんねえなこれ。


どうにかしないと...新学期もあるし...。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ