試製自走多連装ロケット砲のロケット弾について
最近、この車両に使われたロケット弾について、聞いた話がありましたので書いてみました。
以前この車両に使われたロケット弾について述べた。そのときベースになったロケット弾は海上自衛隊の対潜哨戒機が運用していたHVARとしていた。
これは、対潜用途として炸薬のない鉄の塊のような弾頭である。
ところが、このロケット弾が海上自衛隊によって訓練ではなく使用された例がある。
昭和49年の第10雄洋丸火災事件である。
貨物船と衝突した本船は激しく炎上して、海上自衛隊に「災害派遣」として撃沈処分が託されたのである。
これには水上艦艇として「はるな」「たかつき」「もちづき」「ゆきかぜ」潜水艦「なるしお」「はるしお」が動員され、航空機はP2Vー7、Pー2Jが集められてロケット弾と対潜爆弾での対艦攻撃である。
筆者としては、通常の対艦艇攻撃だから、弾頭を交換していたのだろうと解釈していたが、某氏によると海上自衛隊では、対潜用の弾頭以外は持っていなかったとのこと。意外でした(^-^)。
やはり調べてみないとわからないことだらけですな。
多分そうだろうではだめですな。
またいろんな話があり次第書いていきますね




