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試製自走多連装ロケット砲奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
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試作野戦メーザー照射装置の開発と試験

なんとかでっち上げた野戦メーザー照射装置であるが有効射程内なら戦車にすら有効なことが実証されました

このシステムはM4トラクターに搭載した電源除いて 12トンあり、

トレーラー上にはM51高射砲の砲架をまるごと搭載してある。

つまり高射砲の上下、左右の旋回する機構をそのままに砲身をおろしてそのスペースにメーザーの発射装置を搭載してある訳である。

これにより高射火器としての利用についても試験しやすくなっている。


トレーラーは米軍が運用していた戦車運搬車のものを流用して、高射砲砲架を設置した余積に発光機構と増幅装置を搭載している。

照射のための照準機構は高射砲のものを準用している。

電源については後の制式化された車両では、小型原子炉まで搭載(アメリカからNB36に搭載、テストした小型原子炉について技術供与を受けたもの)してパワーアップしたが、今回は開発中の新特車、つまり61式戦車のエンジン二台をまるごと使った発電機をトラクタに搭載して電力を供給したのである。


かくして完成した試験車両であるがどうにか有効射程内にある標的(T34やT54を模した傾斜した圧延鋼鈑100ミリ厚の標的)を貫通することや、一度の掃射で複数の標的を撃破できることが実証された。

ただし電源の出力が限られた都合から射程が1000メートル以内であることは実用化に対して大問題とされたため、前述の通り小型原子炉と発電機によりパワーアップされたのである。

実用化の際には、当初当然のように「核兵器保有につながる」ような宣伝が左翼シンパや同調するマスコミから出されたが、パワーアップした場合でも射程が5キロメートルを越えない現実や、システム構成からとても現実の陸上自衛隊では攻勢的に使えない(事前に用された防衛ラインにおいて他の機甲科や特科と連携して使う以外は運用が困難)ことや、現実の怪物の来襲をみたことから、

自然に世間にも認知されていったのである。

かくして陸上自衛隊内部にあった指向性エネルギー兵器に対してもたれていた疑問や不安はいっそうされたのである。



このおかげで巨大な人造人間の跳梁跋扈にも備えられたことは幸いでした

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