1/36
開発経緯から
試製自走多連装備ロケット砲
について
かって昭和30年に大阪に巨大な怪物が、東京に引き続き上陸した事件があった。
その時の資料映像などには、懐かしいM4戦車やM24戦車に混じって、多数のロケット弾を放つ自走式のロケット砲が出てきている。
この車両は、最終的には、陸上自衛隊の制式兵器にはならず、また後継の75式自走多連装ロケット砲とともに、少数の生産に終わってしまったという歴史を持っている。
そのため、このロケット砲は「費用対コストの低い失敗例」と見なされていたが、今年になって、昭和30年の事件で、この自走砲のおかげで、助かった部隊の指揮官の回想録が見つかり、世間で言われていたような「使えない兵器」ではなかったことが判明したのである。
こんな感じでした