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第119話 父として、王として


 夜から帰還した私は即座に行動。

 黄昏の女神バアルゼブブを引き連れてやってきたのは、魔術国家インティアルの王、魔術王の寝室。

 ここにはダブルス=ダグラスが制作した、多くの魔導具が並んでいる。


 それは個人の歴史を感じさせる、つまり思い出を感じさせる品々ばかりで。

 ダブルス=ダグラスが小さな頃から魔術王の体調を気遣い、王の身体のためになる発明品を開発していたのだとすぐに感じ取ることができる。

 一瞬だけ見た私ですら気付いたのだ、共に育った姉弟ならばもっと早くに気付いていただろう。


 魔術王は、弟子をとても大切にしているようだ。


 だからこそ――思えばこの優秀な魔導具もまた、ティアナ姫が性格を拗らせた原因の一つだったのかもしれないが……。

 今の彼女ティアナは毒気が抜けたように落ち着いている。

 きっと、これからはまともな王族として過ごすだろう――。


 ともあれ。

 魔術王は突然の訪問にも悪い顔をせず、貫禄ある顔に穏やかな表情を浮かべ。


「これは魔王陛下――如何いかがなされたのですかな」

「実は――」


 私は転生に纏わるルイン王子殿下の事情。

 そして、ティアナ姫が夜の女神の駒、すなわち”終焉の魔王”に入れ知恵されていた話を説明していた。

 魔術王は話を聞き終えると、自分の記憶を肯定するように頷き。


「そう、でありますか。ルイン……あの子が転生者……」


 息子から何も聞いていなかったのだろう。

 気付いてもいなかったのだろう。

 少しの罪悪感がありつつも、私は淡々と語る。


「本人には許可なくあなたに語っています。なにぶん、私ではない魔王とそして女神が関係している以上――あまり悠長にもしていられなくなりまして」

「こちらこそ、愚息の事で陛下にご迷惑をおかけして申し訳ありません。あなた様のお心遣いに最大限の感謝を――」


 魔術王もかつては勇猛果敢だったのだろうが、今は老人。

 これが人生の終焉。

 覇者ともいえる魔術王の今の姿はとても感慨深い。

 その老いが、美しいのだ。とても尊いものに見えるのだ。理外にある私や女神とは違う、人としての普通の人生を感じさせていたのである。


 頭を上げ魔術王が言う。


「しかし、困りましたな。ルインの方はご助力を願えるという事で本人次第、後はあの子の考え一つなのでいいのですが……。この国の終わりを望む魔王と手を組んでいた、ティアナ……の方は」


 魔術王はしばし考え。

 その唇は選んだ言葉を発していた。


「魔王と呼ばれる存在は人類の敵、というわけではないと考えていたのですが――実際のところはどうなのでしょうか」

「ええ、魔王だからといって自動的に人類の敵となるわけではありません。ただ、人類の中にも善人や悪人がいるように、魔王の中にも個性があります。考え方は皆違いますし、なにより後ろに控える女神の性質も異なります。幸いにも私の女神は良い意味でも悪い意味でも能天気なのですが、全ての女神がそうというわけではありません」


 私も知らない派閥争いもあるのでしょう、と事実を告げ。

 私は今回の大陸の担当者ともいえる女神バアルゼブブに目をやった。

 魔術王の寝室の四隅。

 ほんのわずかな暗闇の中から、蠅が数匹顕現。


 複眼を輝かせる魔の蠅は、いそいそと集合。

 その身を黄昏の女神バアルゼブブの姿へと変貌させ、魔術王に目もくれず私の横でニヘヘヘヘヘ!

 口の端を酸で溶かして、うっとりとしながら告げていた。


『――な、なぁに、レイド? よ、呼んでくれて、う、嬉しいんだよ!』

「不躾で申し訳ないのですが、忌憚のない意見を聞きたいのです。あなたは人類の事をどう感じていますか?」

『そ、それはレイドも含んでなのかな?』

「ここは含めずに回答していただければと」


 上を向いたバアルゼブブは、んーっと口元に指をあて。


『じゃ、じゃあ正直に言うけど。ど……、どうでもいい、存在、なんだよ』

「敵か味方で分けるとしたら、どうでしょうか――」

『ご、ごめんね。レ、レイド。て、敵か、み、味方かなんて、考える対象にすらならない……かな?』


 そう、女神バアルゼブブにとって人類とは道に転がる塵芥。

 目の端に引っかかっても、気に留めることはないただの背景。

 それが彼女の本音なのだろう。


 けれど彼女はここに呼ばれた意味を、彼女なりに考えたのだろう。

 頭上で跳ねた髪の先が、触角のように僅かに揺れている。

 バアルゼブブが首だけを、ぐぎぎぎぎっと回転させ魔術王に目をやり。


『こ、このおじさんは?』

「魔術国家インティアルの魔術王ですよ。どうやら百年前の大災厄との戦いに、冒険者ギルドからの派遣でやってきたこともあったらしく――、一応はこちらも気を遣っている相手となります。どうか、あなたもそのように」

『そう、なんだね。レ、レイドがそういうなら、きっと守らなきゃいけない対象なんだね』


 バアルゼブブの気配が変わる。

 かつて彼女は私の大切な家族を助けなかった。

 それはバアルゼブブにとって、一種のトラウマとなっているようで――。

 だからこそ、今、バアルゼブブは皇帝のような覇気を纏って、魔術王の顔をじっと眺め記憶しているのだ。


『このおじさんは、強いの? 弱いの?』


 喉元に濃い汗を垂らす魔術王が、恐る恐る私に目をやっていた。

 彼も大陸を統一できたほどの魔術師。

 女神の神気に気付き、動揺しているのだろう。


 私が言う。


「安心してください、ご老体ではあってもその実力はおそらく上位。特別に守ろうと行動しなくとも、自分の身は自分で守れるでしょうからね」

『そ、そう? な、なら安心なんだね! あ、で、でも! し、心配なら、パーツにわけて、ぜ、絶対に、手を、だ、出せない空間に、ほ、保管しておくことも、できるんだよ?』


 つまりは生きたまま解体し、生きたまま保存できるという。

 なかなかどうしてグロテスクな保管を提案しているようだが。


「――確かに絶対安全でしょうが、人はそのような扱いをされれば発狂してしまう筈。そうですね……手段は効率的ですので、嫌いではありませんが――やはりそれはどちらかといえば敵の捕虜にする行為であって、味方にはあまりしない方法でしょうね」

『そ、そうなんだね! ぼ、僕は、お、覚えたよ?』


 ムフーっと鼻息を荒くするバアルゼブブに、魔術王は困惑を浮かべるのみ。

 まあ、黄昏の女神を目の前にしてこうして正気を保っている時点で、さすがなのだが。


 普通なら考えずに分かることが――、つまりは人の心が分からない。

 それが彼女の性質だ。

 だからこそ、自分がまたなにかやらかしていないのか、心配なのだろう。


 やはりバアルゼブブはまだ、あの日の失敗を忘れられないでいるようだ。

 たしかに当時、私は彼女を罵倒した。

 女神と言う存在を信じなくなっていた。

 酷い言葉を告げていたしなにより……他の女神よりも距離を置いていた。


 あの時の私はまだ転生したばかりの子供だった。


 けれど、今の私は知っていた。

 魔王化した今となっては、更に深く知ることになった。

 本当に――彼女たちは常識知らず。

 人にとっての”当たり前”が分からないのだ。


 特にバアルゼブブはそれが顕著に現れている。


 もしもそれが、かつてまだ彼女が善なる神だった時代。

 民たちが思想の異なる、他の神を神と仰ぐ者達との民族戦争に負け――その地で神とされていた彼女の伝承や逸話が、悪意をもって歪められた結果の変質なのだとしたら……。

 バアルゼブブも被害者なのだ。


 今の私は知っていた。

 バアルゼブブは子供を大事にする心を持っている。

 私が気付かなかった心の機微に、気付くようになっていた。


『あ、安心してレイド。こ、今度は失敗しないんだよ?』

「気に掛けてくださるのはありがたいですが、ほどほどに。私も人類よりもあなたたちを優先します。ですから、そう気張らずに――」

『だ、ダメなんだよ! こ、今度はぜ、ぜったい失敗しないって、決めてるんだからだよ!?』


 私は普段は作らぬジト目で。


「失敗しないと決めているのなら……。正直、謎の料理や謎の呪物を用意するのを止めて欲しいのですが……。まあ、言ってもあれは貴女の善意なので、理解してはくれないのでしょうね」

『な、なんのこと?』

「――あなたのそういう所は徐々に直していきましょう。まだまだ時間はたくさんあるのです、ゆっくりと学んでいけばいい……いえ、思い出していくと言った方が正しいのかもしれませんね」


 私はやはり、穏やかな表情と仕草で彼女の頭を撫でていた。

 これだけ長く共に歩めば、もはや家族。

 私はバアルゼブブに対して、保護者としての感情を擽られることが増えていた。


『ぼ、僕たちは。あ、あたしたちが。ま、またなにかしちゃったのかな?』

「いいえ、あなたは何も悪くありませんよ。強いて言うのなら、あなたをそう変質させてしまった、悪意を持って蠅の王へと貶めた者達のせい。悪魔の王であれと願われた願いを、純粋なあなたは叶えているのでしょうから」

『レイド?』

「いえ、なんでもないですよ。ただ――もしあなたが人々の願いを叶えた結果、悪魔王としての側面を補強したのだとしたら。神と言う存在は人の心によって影響を受けるわけですから、信仰心を集めれば、より強大な存在へと……」


 思考の海に入りかけていた私は、はっと顔を上げ。


「失礼、話がそれましたね魔術王陛下。終焉の魔王がここを攻めてきたとしても、女神バアルゼブブがこの国も民も守ることでしょう。まあ、確認していただいた通り、少し過激な女神なので……女神による守りが発生する前に解決することを強くお勧めしますが」

「お、お心遣いありがとうございます。め、女神様におかれましても……――」


 言葉を選んだ結果の、女神への感謝が紡がれていく。

 王による謝辞が終わった後。


「さて――今考えないといけないのは、この地に滞在しているだろう吟遊詩人。終焉の魔王なのですが……無理だとは思いますが、一応聞いておきます。現在、どこに潜伏しているかの心当たりは?」


 王は休眠期で休んでいたのだ。

 おそらくはないだろう。

 案の定、ティアナ姫と同じく、知らぬ仕草で王は首を横に振り――。


「ティアナ……我が娘を言葉巧みに操った者。しかも、それが魔王……いったい、どのような男なのか。いや、男と決めつけるのは早計でしょうか」

「他地方で姿を見せた時も男性でしたからね、わざわざ女性が男装するメリットもない筈。とりあえずは男性とみていいとは思っていますが……」

「娘にもう一度、聞いてみるしかありませんな」


 魔術王としてはここで魔王である私に、他の魔王の情報を提供したいのだろう。

 それは王としては正しい選択。

 王としての目は険しい。


 その王の厳しさがティアナ姫に向かっているようで――。

 彼女の反省を知る私は言う。


「あまり彼女を責めないで上げてください。あるいは、ご息女も魔王の甘言に惑わされていたのやもしれません」


 それは老体を気遣う言葉であったが。

 王は王としてのプライドも、見る目も衰えてはいないようで。

 はっきりと、口を動かし告げていた。


「いえ……アレは魔王に騙されたのではないでしょう。魔王に言われたからではなく、自らで選択をしたのです」

「さて、どうなのでしょうか――」


 まあ実際、あくまでも提案された程度だとは私も感じている。

 そんな私の心を見透かしたように、老体の王がやはりはっきりと言う。


「それにであります、魔王陛下――よろしいですかな? もしこの地の終わりを望む魔王に騙され、扇動され、結果としてこの地に終焉を齎していたのだとしても……それは国家という無辜なる者の安寧に滅びを招く、最も重い罪。外患誘致がいかんゆうちの罰を受ける事になりましょう。魔王陛下の温情のみで許されることではありません」


 たしかに。

 ティアナ姫は浅慮により私を監禁し、無礼を働いた。

 魔王と知っていてケンカを売ったのだ、反撃され国家が消える可能性も考えずに愚かな行動をとったのだ。

 様々な流れがあり、結果として私は彼女を許したが――。

 もし、私が許していなかった場合、この国は終わっていた。


「他の魔王に利用され魔王陛下に攻撃をした、そのような愚かな娘には、然るべき罰が与えられて当然でありましょうな」

「しかし」

「魔王陛下――お聞きください」


 たしかに彼女の行動は全てが悪手。

 この国の法や規則を隅々まで把握しているわけではないが――外患誘致の共犯者にあたる可能性もある。

 その罪は、極刑。

 ティアナ姫はこの国から許されたわけではないのだ。


 だからこそ、王は瞳を尖らせている。

 魔術王は父ではなく王としての言葉を淡々と、語り始める。


「酒が人を駄目にするのではなく、酒は本質を暴くだけであるように――あれが愚かな行いをしたのは、あれの本質。我が弟子ダブルス=ダグラスへの劣等感を拭いきれず……攻撃魔術に全ての価値を見出した、あの驕り昂りこそがティアナの罪。確かに、甘言がきっかけのひとつとなったのやもしれませんが……あくまでもあれの本質を利用されただけ。あの性格と愚行は……吟遊詩人に扮した魔王に、惑わされたせいだけではないでしょう」

「なかなか娘に手厳しいようで」

「魔王陛下……レイド殿がこちらを気遣ってくださっているのはとてもありがたいのです、感謝のしようがございません。けれどまだ、本質が見えぬほどに老いてはいない……そう、自分の目と基準を信じたいのでありますよ」


 確かに、今のは私の浅慮だった。

 私は魔術王が老体だからこそ、逃げやすい言い訳を用意していた。

 それは大陸統一を果たした英雄としての魔術王に対して、失礼な対応だった。


 私は小さく詫びるように、言葉を落としていた。


「失礼しました、内政干渉といえなくもない発言でした」

「……娘の事は、これから民が決める事でありましょう」

「しかし、あなたは勘違いをなさっていますね、魔術王」


 私は告げていた。


「あなたの国は既に私に買われている、王として国家を危機に陥れた娘を裁く、その正義を執行する立場にあなたは既にいないのです」


 正しい裁きを下すにも権力がいる。

 けれど、その権力は既に彼にはない。


「――私はあのティアナ姫のことが嫌いではありません。あなたのためにと、自らの事情も語らぬ転生者おとうとを頼れず、独り、必死に動いていた彼女のその心だけは本物だと……、私はそう信じていますよ」

「しかし――」

「これは私の我儘でしょうが。家族を処刑する家族など、見たくはないのです」


 それは。

 紛れもない私の本音だった。


「魔術王よ、あなたが王の信念を貫き娘を裁判にかけるというのなら――私を倒してからにしていただきたい。今のあなたにはその権利すらないと、どうか心に刻んでください。おそらくは魔王わたしに無礼を働いた姫を公開処刑し、責任を取った体裁を作ろうと提案する臣下もいるでしょうが――正直、そう提案されるのも面倒です。他の者にも、その話をするのなら私を倒してからにするべきだと……徹底していただけると助かります」


 今の魔術王はあくまでも雇われの王。

 娘を処刑する権利もないと魔王に釘を刺された。

 その免罪符が魔術王の心にわずかな安堵を与えたのだろう。


 だから。

 魔術王は何も語らず。

 ただ頭を下げたのだ。


 握った拳に、一粒の涙をこぼして――。


 老体の涙を見学するほどの悪趣味はなく。

 吟遊詩人の情報を集めてきますと、私はその場を静かに後にした。


 ◇


 部屋の中から漏れる嗚咽。

 王の泣く音はしばらく、誰も通れぬ廊下の空気を揺らしていた。

 私だけの足音が響く中。


『レ、レイド――な、なんで立ち入り禁止の魔術を、使ったの?』

「……大人は、他人に泣いている姿を見られたくない存在なのです」


 しばし考え、バアルゼブブが呟く。


『――な、なんで泣いているのに……。こ、殺したくないのに、む、娘を極刑にしようって、提案したんだろ……ぼ、僕には、わ、分からないよ?』

「――王族には民の人生を預かっている責任があるからですよ。襲来した魔王が私だけならば話は別でしたが、他の魔王が関わっていた、それに姫が根底から関係しているとなると……本来なら、無罪放免というわけにもいかないのでしょう」


 だからこそ今日、私が終焉の魔王の話をした今回のタイミングで。

 魔術王は苦渋の決断をしようとしていた。

 魔術王が厳しいのではなく、多くの国でも同じ事をしていただろう。


『じ、じゃあ――なんで、レ、レイドは、王様に、その責任を果たさせてあげないんだよ?』


 その答えに私は正しい答えなど出せず。


「さて、なぜなのでしょうね――私にもよく、分からないのです」


 優秀な弟に劣等感を抱く、年上の家族。

 なぜだろうか。

 その関係性が、酷く私の心を揺さぶっていたのだ。


 心の奥。

 どこか魔導書が開くような、思い出が開くような。

 そんな気配が……胸を締め付けているのだ。


『じゃ、じゃあ! 僕と一緒だね!』

「ええ、そうですね――あなたと私は、人の心が分からない者同士、お似合いなのかもしれません」

『だ、だから! 人間は面白いんだね! 心の中に、色々なピカピカを埋め込んでいるから、む、無暗に殺しちゃいけないんだね! ぼ、僕も少し、に、人間の良さが、分かったんだよ!』


 バアルゼブブにはやはりまだ、人間の本質を理解できないようだったが。

 分からないのは私と同じだと聞き、満足したようだ――。

 人間の心は複雑で、完全には理解できそうにないものであり。

 だからこそ、面白いのだと。


 そう、彼女は学習したようだった。

 だが。

 その答えが正しいのかどうか、それは私にも分からなかった。


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