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私だけの明日

作者: 西川 新

日は昇り いつか沈む


そんな簡単な太陽の動きで1日は終わる


時よ待って 私を置いていかないで


あっけないほど簡単に 1日は終わるけど


私は未だ立ち止まったまま


時間に取り残されて 立ち止まったまんま



この次元が通常通り作動している限り


この銀河系が通常通り作動している限り


この地球が通常通り作動している限り


時は流れていく 日は経っていく


私を置いたまま


簡単に明日は来る


簡単に今が過去になる


当たり前だけど辛いこと


当たり前だけど苦しいこと


時間の流れに逆らってひとりポツンと地球の上にいる



時は私を待ってくれはしないよ


世界は私を待つことはしないよ


私の足で歩かなきゃ私だけの明日は来ないよ


誰一人背中は押してくんないよ


世間の明日の光に包まれ私はまだ今日のまんま


私はまだあの日のまんま


私だけの太陽はいつ沈み、昇る?


世間は明日を迎えて騒いでる


私はずっと昨日に取り残されたまんま


さあ歩き出せ


明日を迎えにいかないと


自ら迎えにいかねば明日の光は私に微笑みかけてくれはしない



日は昇り いつか沈む


それほど簡単なことはない


私が立ち止まってる間にも


刻一刻と時は迫ってる


さあ歩き出せ


ずっと沈んだままの私の太陽を


自ら迎えにいくんだ


動き出す、私だけの時計の針


さあ迎えに行こうか


私の明日を


私だけの明日を


世間は待ってくれないから 自ら歩くしかないんだよ


誰も私の背中を押してはくれないからさ


誰も私の手を引っ張ってくれはしないからさ


自らの足を信じて 自らの明日を信じて


歩くしかないんだよ


動き出した私だけの時計の針


私だけの明日を迎えに行こうか


明日はもうそこまで来てるから

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