Bullet2…長物が欲しくなる
あれ、サバゲーってアイプロテクトやフェイスマスクするのがデフォだし、あんまり密集しないし、セーフティゾーンでもぼっちしとけばいいし、動き回って運動にはなるし、なんなら重い装備持って突っ立ってるだけでカロリー消費するし、このご時世、サイコーの遊びじゃん?
……って思ってるけれどなかなか大声では言いにくい現代、エアソフトガンLOVEな皆さんに贈るシベリウスFのエッセイ。
自分自身の好みとしては、“速く撃つ”よりも“正確に撃つ”ことに興味を持っています。Bullet1で紹介したハンドガンたちについても、まずはどのくらいの精度が出せるか? を確認します。
ですから、パワーがどうのとか初速がどうのとかいうのは二の次で、5メートルあるいは10メートルで、どのくらい狙ったところに弾を集められるか? に興味が行っちゃいます。(自分のポリシーとして、パワー関係に手は入れません。箱出しのまま使います)。
10禁と18禁の双方を持っていらっしゃる方なら分かると思いますが、やはり一部を除いて10禁は18禁に精度の面では敵いません。これが18禁のガスガンであっても、明らかに10禁リボルバーよりも上(注1)です。その点も、私を18禁ガスガンに走らせた理由の一つでしょう。
ちなみにその他の理由としては、「実銃のようなブローバックが楽しめる」「フィールドストリッピングが楽しめる」の二つでしょうね。いや、この二つはガスガン好きの常識っちゃ常識ですけど。
けれど、正確さを追い求めるのであれば、なくてはならない銃種があります。そう、スナイパーライフルです。私は当然のごとく、スナイパーライフルを買い求めました。
最初に買ったのはクラ◯ンモデルの「TYPE96 Senior」でした。決め手はマッ◯堺さんの「TYPE96対決、マ◯ゼンvsク◯ウン」というレビュー動画ですね。
さて、本体を買ってみて意外な楽しみを見つけました。それは「スコープ選びが楽しい」っていうことです。
スコープと一口に言ってもピンキリがあり、まあ、ピンの方には手が出ないとしてもキリはちょっとな~って思って、さまざま探したら、自分好みのレティクル(注2)形状で、3倍から9倍の変更が利いて、調整ダイヤルはキャップを外さなくてもいいものを見つけました。まあ、通常は「3×9倍の対物径40ミリ、径1インチ(注3)」って書いたら分かりやすいと思います。
でも、キャップありのも持っています。キルフラッシュ(注4)が付いているキャップなしのものは、後に手に入れた東京マ◯イのVSR10 Pro sniper versionに取り付け、TYPE96にはキャップありのを付けています。
そのほか、ショートスコープが欲しくなって、「2×6倍の32ミリ、径1インチ、イルミネート」を買い求め、これは今のところ東京マ◯イのMTR16にチューブ型ダットサイト(注5)と代わりばんこに載せています。
89式小銃にはマイクロドットサイトを載せているから、M4A1MWSを手に入れたら、そっちにダットサイトを載せて、ショートスコープはMTR16専用にしようかな、いやいやMTRには別に「1・5×4倍の32ミリ、径30ミリ、イルミネート」を買おうかなって、妄想が膨らんでいます。いやあ、本体を手に入れたらアクセサリーが欲しくなり、アクセサリーに応じて今度は本体が手に入れたくなるというお決まりのパターンですね。
で、長物ですが、今持っているのは手に入れた順に「ク◯ウンモデルTYPE96 Senior」「東京マ◯イVSR10 Pro sniper version」「東京マ◯イVSR10 Real shock version」「S◯T M16A4スポーツライン」「KS◯ M4A1 ver.2」「東京マ◯イMTR16」「CY◯A ベネリM3スポーツライン」「東京マ◯イTAVOR21ボーイズ(10禁電動)」「東京マ◯イ89式小銃ガスブローバック」「東京マ◯イMTR16Gバージョン」です。わずか2年でこのラインナップ。よく連れ合いが文句言わないなって感謝しています(と持ち上げておく)。
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注1:10禁リボルバーでも、BB弾を選べば、18禁ガスガンに集弾性で勝る場合もありますよね。
注2:スコープを覗いたら見える、照準を合わせるための線。十字のものがポピュラーかな。
注3:本文の例で言えば、このスコープは『3倍から9倍まで倍率を変えられ、対物レンズの直径が40ミリで、チューブの直径は1インチ(約25・4ミリ)。暗くなってもレティクルが光らせられる』ってことになります。
注4:対物レンズ側に取り付けて光の反射を抑え、敵から発見されにくくします。サバゲでは他にBB弾の直撃から対物レンズを保護する役割もあったりします。
注5:ドットサイトとも。スコープと違い、レンズに赤や緑のドット(点)を投影する照準器。対象に点を合わせると命中する(ように調整する)。レンズが1枚もののダットサイトと、2枚組のチューブ型ダットサイトがあります。ちなみにシベリウスFは、ドットを見失いにくいチューブ型がお気に入りです。
長物は楽しいですが高いのが難点ですよね。
密林とかネットで買ってもいいのですが、アフターサービスなどを考えると、やっぱりちゃんとしたお店で買うのが安心かな?
まだ欲しいものがたくさんある、物欲があるうちは長生きするかな?
では皆様、次回もお楽しみに。
宣伝ですが、『青き炎のヴァリアント』もよろしくお願いします。