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異世界の執行人  作者: Kyou
第3章 最強は叫ぶ
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エピローグ 『無常な日々』

 旅立つ前に彼は私に話しかける。


「おい……。アリアって名前は確か、昔話していたよな……」


「……やっぱり、記憶が戻っていたのね」


「ああ。……いいのか? あの女に聞かなくて……」


「ええ。……あの子に関わる訳にはいかないから……」


「……そうか……」


 そう言うと、彼は外に出ていく。


 あの子がちゃんと生きている。それを知れただけで十分である。


 どんなに苦しくても、どんなに会いたくても、私はあの子に会う訳にはいかないのだ。


 すべてはもう……終わったことなのだから。

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