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貴女へ会いに。
初投稿です。
日本語がおかしいところや表現がよくわからないような点が多々あるかと思いますが、読んでいただけたら幸いです。
この物語は日本昔話の桃太郎を元にしています
その日は炎天下だった。
8月の中旬。
気温は恐らくだが30℃はゆうに超えているであろう。
雨の降る日は気分が優れないというのはよくあることだが、ここまで日差しが強いとかえって憂鬱になる。
頬をつたる汗に鬱陶しさを感じつつも男はため息ひとつつかず、延々と続く石段を重い足で一歩ずつ、一歩ずつ登っていた。
普段はもっぱら家の中で1日を過ごす彼だが、今日だけはそういうわけにはいかなかった。
彼女に会うために。
そして、今を生きてしまっている自分自身のために。
まだ桃太郎要素はないです
次の次あたりから桃太郎要素入ります。
書くかわかんないけど。