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第2話 友達?幼馴染み?彼女?

久しぶりに投稿だぜ!

ー海人ー



俺は勉強しながら曲を聞いていた。


「明日は鈴音とデートか」


そう俺はシャーペンを指で回しながら言った。



「楽しみだな」


そう俺は言った。


俺はよく鈴音とはデートらしいことはしてきたがあれはデートと呼べるのだろうか?





~次の日~



俺は白い服にグレーのジーンズを履いて約束の待ち合わせ場所に立っていた。



タッタタタ


後ろを振り向くと鈴音が立っていた。



「よう!遅かったな」

俺はそう言って鈴音に近づいた。


[ごめんね、遅れちゃって]


そう鈴音はホワイトボードにペンで書いていた。



「ああ、気にしなくていいぜ」


そう俺は言った。


[ありがとう]


そう鈴音はホワイトボードに書いていた。



「んじゃあ、行くか」

そう俺は言った。


[うん♪]


そう鈴音はペンでホワイトボードに書いた。




~バス停~



「今度は映画とか見に行こうか?」


そう俺は鈴音に聞いた。



[気が早すぎるよ!]

と鈴音はホワイトボードにペンで書いた。



「それもそうだな」


そう言って俺は金属の手摺を掴みながら言った。


[今日楽しめるといいね]


そう鈴音はホワイトボードにペンで書いた。


「ああ、彼女ができたらこんなに嬉しいのかもな」


そう俺は鈴音に言った。



[私と付き合ってみる?]


そう鈴音はホワイトボードに書いた。


「えっ!?」

俺は少し驚いた。


[冗談だよ]

そう鈴音は顔を少し赤くなりながらホワイトボードに書いた。



「そ、そうか」


俺はそう言って鈴音の頭を撫でた。


[ねぇ!水族館についたらイルカのショーが見たいな]


そう鈴音はホワイトボードに書いた。



「わかった!」


そう言って俺は外を見ていた。




~水族館~



俺は鈴音に水族館のチケットを渡した。


「とりあえずイルカのショーを見に行くか?」


そう俺は鈴音に聞いた。


[うん!]


鈴音はそうホワイトボードに書いた。


「よし!イルカのショーを見て他の生き物を見ていくか」



そう俺は言って鈴音と一緒に水族館の中に入った。




~イルカショー~



俺は水族館でイルカのショーを見ていた。


鈴音は目をキラキラさせながらイルカを見ていた。



「しっかしイルカを見るのは久しぶりだな」


そう言って俺はイルカを見た。


[イルカは哺乳類だけど見た目は魚だよね]


と鈴音は言った。



「そうだなでもシャチやクジラの仲間なんだよな」




そう言って俺は鈴音を見ていた。


鈴音は目をキラキラさせながらイルカを見ていた。




~海の世界~



俺と鈴音は海の魚が泳いでいるエリアを見ていた。


「うわっ!見ろよ鈴音でかいなあの魚」


そう言って俺は鈴音の肩を掴んでいた。


[海人くん、触ってる]


そう鈴音はホワイトボードに書いていた。



「あ、ああ悪い」


そう俺は鈴音に言った。


[うん、気にしないから安心して]


そう鈴音はホワイトボードに書いていた。



「なぁ、昼は何を食べる?」


そう俺は鈴音に聞いた。


[カレーが食べたいな]


そう鈴音はホワイトボードに書いた。




~レストラン・シーサーペント~




俺は鈴音と一緒に席に座ってメニューを見ていた。



「俺はビーフシーフドカレーだな」


そう俺は言った。


[私はアナゴカレーライス]


そう鈴音はホワイトボードに書いていた。


「ああ!すんません!注文お願いします」


そう俺は言った。



「あ、はーい!」

そう店員は来た。




~5分後~



注文した料理が来て俺と鈴音はカレーライスを食べていた。


「さてと土産コーナで何か買うか」


そう俺は言った。


[うん!]

そう鈴音はホワイトボードに書いていた。


そう鈴音は言った。

「よし、金は俺に任せろ!」


そう俺は言った。


[ごめんね]

そう鈴音はホワイトボードにペンで書いていた。


「気にすんな!俺は友達のお前と一緒に居る方が楽しいから心配すんな!」


そう俺は笑顔で言った。



[海人くん、いつも私と一緒で楽しい?]


そう鈴音は聞いてきた。



「何だよいきなり」

俺はそう言って会計を済ませて鈴音を見た。

[私全然喋らないしマイナス思考だし]


そう鈴音はホワイトボードに書いていた。



「俺はそうは思わない」


そう俺は言って鈴音の頭を撫でた。


鈴音は気持ちいいのか少し和んでいた。



俺と鈴音は一緒に土産コーナに向かった。




~土産コーナ~



俺は片手にクッキーやハンカチ等を見ていた。


「おい!鈴音お前は何を買うんだ?」


そう俺は鈴音に聞いた。


[ストラップ]

そう鈴音はホワイトボードに書いていた。



俺は鈴音の持っているストラップを見た。


「おそろいのストラップ買うか?」


そう俺は鈴音に聞いた。


[べつに構わないよ]

そう鈴音は顔を赤くしながらそう書いていた。



俺と鈴音はイルカのストラップを買った。



~夕方17時25分~



俺は少し騒ぎ疲れた鈴音を背負って歩いていた。


「く~」


鈴音は可愛い寝息を立てていた。



俺は考えていた。


もしも鈴音と付き合い始めたら俺はどうなるのだろうか。




~立川家~



俺は鈴音の家に到着してインターホンを押した。


ピーンポーン


ガララ


「あら、海人くんどうしたの?」


そう言って来たのは鈴音の母親だった。


「鈴音が騒ぎ疲れたんで運んできました」


そう俺は言った。


「あらあら、ごめんなさいね」


そう鈴音の母親は言った。



「いえ、俺はあいつの友ですから」


そう言って俺は家に帰宅しようとした。


「あ!海人くん」

鈴音の母親は俺を呼んだ。


「何すか?」


俺はそう聞いた。


「貴方は鈴音の事が好きなの?」


そう鈴音の母親は聞いてきた。


「はい!俺は昔も今も鈴音の事が大好きですから」



そう俺は鈴音の母親に言った。




ー鈴音ー



私はお母さんに抱っこされて少し目を開けて声が聞こえた。


「俺は昔も今も鈴音の事が大好きですから」


そう海人くんは言った。



私は海人くんが好きだけど私には話す勇気がない。



そう私は思っていた。




ー海人ー



俺はカバンを片手に持って鈴音の家に向かった。



~立川家~



俺は歩きながら空を見ていた。


「あら、海人くん、いらっしゃい」


そう鈴音の母親は言った。


「おはようございます」


そう俺は言った。


「鈴音、海人くんが来たわよ」


そう鈴音の母親は言った。


トタトタ


上から騒がしい音がしたが間違いなく鈴音だ。


「あらあら」

鈴音の母親は笑顔で鈴音の様子を眺めていた。




~5分後~



ようやく鈴音が来て一緒に学校に向かった。





~兎街高校~



俺は自分のクラスに到着して鈴音を見ていた。


「ねぇ、立川さんちょっといい?」


そう言って来たのは四人の柄の悪い女子だった。



俺は四人に手を引っ張られた鈴音が心配になった。



俺はイスから立ち上がって鈴音を追った。



~校舎裏~



「オラッ!何か喋ってみろよ!」


そうでかい声が聞こえた。


俺は女子の一人が鈴音の髪を引っ張っていた。


「マジで喋らないとか不気味すぎるわ」


そう一人の女子が言った。



俺は怒りが頂点に達した。



「テメーら!何やってんだ!」


そう俺は言った。


「やばっ!氷室だ!」


そう一人の女子が言った。


「大丈夫か?鈴音」


そう俺は鈴音に聞いた。


鈴音は涙を流しながら何も言わなかった。


「テメーら覚悟はできてるよな!」


そう言って俺は女子の一人を回し蹴りで脇腹に撃ち込んだ。


「ぐふっ」

一人の女子はあばらが折れたのか立ち上がらなかった。


俺は関係なく女子の髪を掴んで顔面を校舎の壁にぶち当てた。




「ひっ!」

女子三人はそれを見てビビっていた。


俺は近くに落ちていた鉄パイプを片手に持ちながら女子達にゆっくりと歩いた。


「今から死ぬのと二度と鈴音に手を出さないのどっちを選ぶ?」


そう俺は女子達に聞いた。


「えっ!?」

三人の女子はビビりながら俺を見た。


「どっちを選ぶんだ?」

そう俺は女子に聞いた。


「あ、わかったもう立川さんには手を出さないから許して下さい」


そう女子三人はビビりながら逃げた。




~保健室~



俺は鈴音の傷を治療していた。


「鈴音大丈夫か?」

そう俺は鈴音に聞いた。


「あ・・・だ・・・大丈夫・・・」


そう鈴音は久しぶりに声が聞いた。


「久しぶりに聞いたな声」


そう俺は微笑みながら言った。


「・・・ねぇ・・・私と付き合ってくれない?」


そう鈴音は言った。


「ああ、俺でよかったら」


そう言って俺は鈴音の頭を撫でた。




~放課後~



俺は片手にカバンを持ちながら鈴音と一緒に帰っていた。


「ふぁああ」

俺はあくびをしながら鈴音と帰りながら歩いていた。


「・・・えい」

俺の片手を鈴音が掴んだ。


「ん?」

俺は鈴音を見た。


鈴音は片手で書いたのかホワイトボードを見せた。



[彼氏の手を掴んだ方が安心できるでしょ?]


そう鈴音は書いた。


「そうだな」

そう言って俺は鈴音の優しさに少し驚いていた。



俺と鈴音はゆっくりと歩きながら次のデートを考えていた。



続く

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