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第68話

 俺はてっきり夕方のローカルニュースか、もしくは翌日午前中のローカル情報番組あたりで記者会見の様子を放送する物だとばかり思っていたが、世の中の動きはもっと素早かった。

 広島サンブリンガーズの運営スタッフが会見開始と同時に情報を解禁し、シーカーズのSNSのみならず一般のSNSにも会見の様子とPVを流したようだった。

 記者会見が終わって控室で一息ついていたら、栄光警備五号隊員用チャットルームが大騒ぎになっていた。

 俺や美沙に色々と質問が投げかけられていたが、チームに関する内容は霧ヶ峰ホールディングスのマターなので俺達からは何も答えられない。

 公式発表以上に伝えられる情報がない事を謝罪して、しばらく放置する事にした。今迂闊に雑談するとポロッと情報漏洩しそうだしな。



 制服から私服に着替え、静香や児玉さんに挨拶をした後美沙と一緒に帰ろうとしていたら、今度は梨々香から通話が飛んできた。

 梨々香は今日、丙種探索者講習会を受講する予定だったはずだ。氷谷さんが付き添いで同行してくれる事になっていた。

 もう夕方だから、結果は出ているはずだ。俺は恐る恐る緑の受話器マークをタップして、スマホを耳に当てた。



「もしもし?」


『もしもしー? おにーちゃん? わたしわたし、梨々香だよー』



 スピーカーから聞こえる梨々香の声は、落ち込んだ様子を感じさせなかった。むしろ少し嬉しそうだ。

 梨々香はこんな時に変な演技をするような子ではないからこの時点で試験の結果はお察しだが、ちゃんと報告を聞いてやる。頑張ってたもんな。



「ああ、丙種の試験はどうだった?」


『ふふふー、無事合格しましたー! 私はもうステータス持ってるからステータス付与はスキップになって、他の合格者よりも早く帰れるようになったから、これから氷谷先生と一緒に帰るよー』


「そうか……良かったな、合格おめでとう。シーカーズの使い方はまだ分からないだろうから、後で教えるが……SNSはしばらく使わない方がいいだろうな。帰ったら今後について話そう」



 SNSは悪い文明……とは言わないが、世の中に慣れていない梨々香には刺激が強すぎる。

 悪いインターネットに毒されすぎたせいで、ネットミームを多用して将棋の定石を辿るだけのような定型的な会話しか出来なくなる悲しきオタク予備軍にはしたくない。

 ……うん、ああいう会話も楽しいのは認める。だがそれに偏重してしまうとコミュニケーション能力が死ぬし、将来的に当時を思い出して両手で頭を抱える事になる。

 俺は梨々香には事あるごとに黒歴史に苦しむような未来を歩んで欲しくない。

 兄として出来るのは、なるべくSNSの影響を受け過ぎないようにそれとなく誘導する事だけだ。



『うんうん。氷谷先生もSNSは危険があぶないから、しばらくはお店とかのアカウントを見るだけにしなさいって言ってたよ。……あ、そだ。春川さんっておじいちゃんがお兄ちゃんによろしくってさ。お兄ちゃんの会社のえらい人らしいね』


「春川さんが……? 何で春川さんが丙種の講習会を受けてるんだ?」


『んー……よく分かんないけど、春川さんも合格してたっぽいし、会社で聞いてみたらいいんじゃない? じゃ、私はおうち帰るねー』


「寄り道せずに気をつけて帰るんだぞ、氷谷さんがいるから大丈夫だとは思うけど」


『はーい、そんじゃまたねぇ』



 一呼吸置いた後に通話が切れた。俺は深くため息をついてスマホをポケットに入れた。



「妹さん、合格したんスか?」


「ああ、大喜びだった。……参ったなぁ」


「そっスね、ちょっと想定外っスね」



 美沙は浮かない表情で頭を掻いている。俺もきっと似たような顔をしていたに違いない。

 梨々香の合格は素直にめでたい。めでたいのだが……いかんせん想定よりも早過ぎる。今は時期が悪い。

 俺の見立てではもう少し後……ヒロシマピースレイドの後くらいになるだろうと思っていた。

 広島サンブリンガーズの旗揚げに伴う広報活動や他企業との打ち合わせ、そしてヒロシマピースレイドへの参加準備等、俺や美沙を抜きにしては進められない案件がまだまだ残っている。

 俺達の身を空けられない状況では、梨々香へのフォローがままならない。かと言って梨々香を任せられる人材が氷谷さん以外にいない。

 氷谷さんがストッパーになってくれるはずなのでしばらくは問題ないとは思うが、勝手に家を抜け出して最寄りのダンジョンである観音ダンジョンに潜ったりしないとも限らない。

 月島君を頼ろうかと思ったが、どうやら美沙の実家絡みでいろいろあったらしく、引っ越しの手続きで多忙を極めているとの事だ。



 こんな言い方はしたくないが、今回の試験で梨々香が不合格になっていれば、少なくともヒロシマピースレイド開催後まで時間を稼げていたはずだ。

 基礎学力が中学生程度なのでどうせ落ちるだろうと高を括ってた部分もあったが、うちの妹はどうやら兄に似ず優秀な頭脳の持ち主だったようだ。



「どうしたモンかなぁ……氷谷さんに任せるしかないか」


「それしか無いっスね。昨日ちっひーにメッセージ送ったんスけどまだ既読にならないんで」


「そんなに忙しいのか……そういや俺達の明日の予定ってどうなってたっけ?」


「午前中に東洋鉱業の大河内さんと制服担当のダミアンさんを交えた装備品の最終確認があるって言ってませんでしたっけ? 午後からは何かテレビの取材を兼ねてマリンフォートレス坂に行くとかなんとか」



 美沙がスマホを開いて予定を確認する。カレンダー機能を利用して予定を管理してるのか、しっかりしている。俺は予定を登録するって事自体を忘れちゃうからな。



「……すっかり忘れてたわ、ありがとな」


「いいえー、しっかり物の彼女がいて良かったっスね」


「そうだな。美沙がいてくれてよかったよ、いつも助かってる。もう美沙ナシでは生きていけないかもな」



 うりうりと肘でつついてくる美沙の頭をなでてやると、美沙は一瞬呆気に取られたような表情を見せた後、俺にしがみつくように抱きつき、俺の脇腹に顔を埋めてぐりぐり押し付ける。



「ふへへへへへへそんな事言うの反則、反則っスよ〜〜〜……何なんスか、最近デレ期来てます? 来てますよね? もういっそ父上のとこに挨拶行きます? 式いつにします? 神前式でもチャペルでもどっちでも大丈夫ですけど希望あります? どうなんスかあ・な・た♡」


「いや待った、思考が飛躍し始めてるからやめなさい。他の人も見てるんだから離れて……って腕の力強っ!? 美沙、ちょっと力緩めてくれ!」



 美沙を引き剥がそうとするが、胴に回された腕はとんでもない力で抵抗されて外せない。……もしかしてこれ、月ヶ瀬の力を使ってるんじゃないか!?



「あのー!? ここ非常にパブリックな弊社社屋なんですがー!? らぶらぶちゅっちゅが許されるお二人の愛の巣ではございませんぞー!? 用事が終わったならとっとと帰って頂けませんかー!?」



 俺と美沙の攻防……と言うか、ハタから見たらただイチャついてるだけの状況に対して、ついに静香がキレた。

 そりゃそうだ、静香や児玉さん達霧ヶ峰ホールディングス側の面々はまだまだこれから仕事が山積みだ。

 これからまたデスクワークに戻らないといけないってタイミングでイチャイチャしてるのを見せられたらイラッとするのは当然だ。



「いやはや、こんなにお熱いのであれば恋人関係である事を公表したのは却って良かったかも知れませんねぇ」



 児玉さんは微笑ましいものを見る目つきでこちらを見ている。中四国管区統括支部長というイカつい肩書きだがその物腰は穏やかで柔らかく、「話のわかる中間管理職」というイメージがぴったり当てはまる。



「確かに、月ヶ瀬氏をフリーと勘違いした男性から妙なコンタクトが増えて、結果死体と雪ヶ原のお仕事が増えて行くよりはよっぽど穏便と言えましょうな。とは言っても! 節度って大事だと拙者思います! ここには彼氏イナイ歴と年齢が同じ引数の独り身の女性社長もいるんですぞ! 拙者だって寂しいんですぞ!」



 静香は地団駄を踏んで悔しがっている。仕事が恋人ですとでも言いたそうな顔で働いてたから興味がない物とばかり思っていた。

 せめて慰めて……美沙、そろそろこの手を解いてくれないかな? ほら、静香可哀想だろ? 少しくらい慰めてやってもいいんじゃないかって……ダメ? そっかぁ、厳しいなぁ。



「社長は霧ヶ峰ホールディングスのトップですし、性格もサッパリとなさっていらっしゃいますし、見た目も悪くないのにどうして独り身なんでしょうね? 出会いが無いんですかね……? 重婚法案も審議入りしたようですし……高坂さん、どうです? いっその事うちの社長もらってくれませんか?」


「児玉さん、滅多な事を言わないで下さい。今も俺の胴体が凄い音を立てて締め付けられてるんですよ。美沙? そろそろやめないか? 一般人だったら真っ二つになってるレベルだぞ? 浮気はしないぞ?」



 児玉さんを睨みつけながらさらにきつく抱きつく美沙の肩を叩く。ギブですギブ。死んじゃう。



「やだ」


「やだくない。本当にヤバいから、締め付けられ過ぎて絶対跡になるから」


「やだ。跡になるならこれがあたしのキスマーク代わりっス」


「だからー! ここでイチャつかないでさっさと帰れって言ってるんですぞー!!」



 とうとうべそべそ泣き始めた静香を児玉さんに任せて、俺は美沙を引っ張って控室を退室した。

 エレベーターに乗ったあたりで美沙の手が緩まり、その拍子に俺の意識がふわっと遠のいた。

 なるほど、これが迷走神経反射……? いや違うか、クラッシュシンドローム……?

 薄れゆく意識の中で、俺はそんな事をぼんやりと思っていた。



 § § §



「え、月ヶ瀬さんに鯖折りされて気絶して、そのまま家まで運ばれたの? えー……大人の男の人として情けなくない?」



 家で意識を取り戻した俺が梨々香に事情を説明すると、そんな一言を俺に投げかけた。

 まるでかよわい生き物を見るような目を俺に向けながらドン引きしないで欲しい。

 俺をベアハッグで絞め落とした美沙は、リビングのソファで寝転がってる俺の側で手を握っている。多少の罪悪感があるようだ。



「美沙は見かけは普通の女性だけどな、その実とんでもなく強いんだよ。で、探索者になったお前が気をつけなければならない点も、そこだ」


「そこって……どこ?」


「ダンジョン関連は見かけによらないって事だ。お前が毎日一緒に勉強してる一桜なんかは魔物の中では弱い部類だが、やれと言われたら江波のおうちくらいなら一時間あれば素手で潰せるだけの力はあるぞ」


「え、そうなの? 一桜ちゃん達って力持ちなんだねぇ」


「だから、探索者や魔物は見た目や前評判だけで勝手に判断してナメてかかるとロクな目に遭わない。油断して第一印象に惑わされないようにしないと生き残れないぞ」


「月ヶ瀬さんに絞め落とされたお兄ちゃんみたいに?」



 梨々香がニヤニヤしながら水入りのコップを手渡してきた。一言多い。



「梨々香だって、既に一般人とはかけ離れた力を持ってるんだからな。レベル1の非近接職であってもステータス持ってない奴を軽くドツいただけで殺せるくらいの力はあるんだ。十分気をつけるようにな」


「はーい、気をつけまーす」



 梨々香は気軽に返事をしているが、この世にダンジョンと探索者が誕生してからこれまで、ステータス持ちによる傷害事件は社会問題になるほどに多い。

 まだ探索者を取りまとめる組織が存在しなかった頃、ステータス取り立ての探索者が悪ふざけで一般人を軽くシバき、そのせいで骨折や内蔵破裂といった重傷を引き起こし、何なら死亡させる事故が多発した。

 政府が本腰を入れて法整備に着手し、探索者協会が生まれて教育を徹底し、ステータス持ちを許可制の名の下に管理出来るようになった今となっては、探索者による一般人への傷害事件は大分少なくなった。

 しかし、梨々香はそういった事情を知らないままに過去から現在にすっ飛んで来たような存在だ。イマイチ肌感覚で理解出来ていないかも知れない。

 梨々香には一度、探索者の膂力がどうなっているのかを理解させる必要がある。

 その為には中広ダンジョンや矢野ダンジョンといった初心者向けダンジョンに連れて行くのが一番手っ取り早いんだが……俺の予定が空かないし、梨々香を任せられる人材がいない。

 綾乃が帰ってきていれば梨々香の付き添いを頼めるとは思うのだが、未だにメッセージ一つ帰ってきていない。梨々香が退院してからは既読すらつかない状態だ。一体何が起こっているんだろうか?



「お兄ちゃん、氷谷先生が言ってたけど、まだ私はダンジョンとか行っちゃダメなんだよね?」



 俺が綾乃の安否を心配していると、梨々香が尋ねた。

 ちゃんと氷谷さんがストッパーとして機能している。さすがあかりが用意した先生だ、理解が早くて助かる。



「そうだな、まだ梨々香を不特定多数の探索者がいる場所に出す訳にはいかない。梨々香には他の探索者が持ってない妖精さんの存在があるからな。せめて俺か美沙、あかりや静香がいる時でないとな」


「だよねぇ、氷谷先生は探索者じゃないからダンジョンに行けないって言うし……せっかく探索者になったのになぁ」



 梨々香はつまらなそうに唇を尖らせる。かわいい。だが探索を許可する訳にはいかない。少なくとも俺達がヒロシマピースレイドから帰って来るまでは我慢してもらわなければならない。



「妹さん、渉さんも意地悪で言ってる訳じゃないんですよ。このマンションに住んでる人間全員キワモノなんです。世間にバレたら広島に住めなくなります」


「え、そんなに……?」


「はい。あかりさんと霧ヶ峰さん、闇ヶ淵はちょっと訳アリなんです。あの人達は渉さんを世間から守るために、こんなマンションまで建てて囲い込んでるんですから」


「……それって、ケータイショップの店長さんがお兄ちゃんのことを英雄って呼んでた奴?」


「それもあります。渉さんは世界を変えてしまうレベルの激ヤバ物件で、過去に何度も広島の危機を救ってます。妹さんの持つ力も人に知れたらマズいのは勿論、妹さん経由で渉さんの力を利用しようとする奴が出ないとも限らないから、不用意に出歩いて欲しくないんです」


「そんな激ヤバな人がどうして警備員のままなんですか? もっとお金になる仕事があったんじゃないんですか?」



 梨々香が胡乱げな目で俺を見る。

 そりゃそうだ、そんな力があって安月給の警備員に甘んじているなんてリアリティが無い。

 これまで培ってきた警備業の経験を無駄にするのも気が引けたって理由もある。が、一番の理由は……



「勇気がなかったからだな」


「勇気?」



 俺が話に割り込むと、梨々香がオウム返しで尋ねる。



「ああ。普通のダンジョン警備員として適当にやってくつもりだったのに、何の因果か訳の分からん力を手に入れてしまったが……結局の所、俺には警備員をやってるのが一番楽だし、わざわざリスクを抱えてまで探索者をやる必要はなかったってだけだ」


「でも、今回は警備員じゃなくて……何だっけ、サン……何とかってチームに入ることにしたんでしょ? 何で危ない事をやろうと思ったの?」


「俺は美沙を大事にしないといけないし、梨々香だって退院しただろ? もう俺一人が適当に生きていければいいって状態じゃないからな。オッサンはオッサンなりに勇気を出して、お前らのために体を張って働く事にしたって訳だ」



 俺の横で手を握ったままの美沙に顔を向けると、美沙は顔を真っ赤にして俯いていた。恥ずかしがり屋さんめ。



「……だから、梨々香も少しだけダンジョンに行くのは待ってくれ。ヒロシマピースレイドってイベントが終わったらまとまった時間を作れるはずだから、その時一緒に簡単なダンジョンに行こう。でないと、お前を守れなくなってしまう」


「……うん、わかった。約束するから、お兄ちゃんも無茶しちゃダメだよ」



 梨々香は頷いて、俺に笑いかけながら答えた。



「ところでお兄ちゃん、あかりさん達はともかくとして、月ヶ瀬さんも訳アリなの?」


「ああ、美沙は……確かにあかり達と同類の訳アリだが、それよりも……」


「それよりも?」


「俺が十年越しの片思いの相手だったんそうだ」


「へー、十年越しってロマンチック……ちょっと待って、月ヶ瀬さんって二十三歳だったよね? 当時中学生じゃん! お兄ちゃん中学生に何やったの!? 犯罪だよ! あかりさんもそうだけど何でお兄ちゃんの周りに若い女の子いっぱいいるの!? ロリコンなの!?」



 梨々香が後ずさりしながらドン引きの表情で俺を叱責する。マズい、梨々香にとって特大の爆弾になってしまった。

 その後、俺がどうにか説得しようとしたが聞く耳を持たず、美沙が当時の状況を脚色しまくった説明をしてくれたおかげで事なきを得た。

 三割くらい男気を盛りに盛った説明のおかげでストップ安の様相を呈していた俺の株が初値を少し上回った所であかりと静香が帰って来た。

 梨々香は二人にも俺と出会ったきっかけを聞いて回り、上がり調子だった俺の株が若干下がってしまった。

 違う、俺はスケコマシじゃない。ちゃんと仕事をしていただけだ。



 そして俺と美沙から説明されたように、まだしばらく忙しいので勝手にダンジョンに潜ったりしないように釘を刺され、梨々香は素直に忠告を聞き入れていた。

 これでしばらくはヒロシマピースレイドの準備に本腰を入れてとりかかれる。俺はぎっちりと詰まった明日からの予定を思い出し、少しばかり憂鬱な気分になった。

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