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嫌いという言葉は麻薬みたいだなと思う

作者: ひーたん

よろしくお願いします。

嫌いという言葉は一度覚えてしまったら使わずにはいられない。まるで麻薬みたいだなと思った。


まぁ、自分自身、麻薬を使ったことがないのでただのイメージだけど。


小さい頃は、嫌いという言葉が苦手だった。

なんとなく使っていけないような、使ったらいけないそんなイメージを持っていた。

なんか、その言葉を使おうと思っただけでも罪悪感を持った。


自分の記憶が正しければ、学校の先生も使っちゃいけないよといってた気がする。


そんな風に小学生までを生きてきた。


でも、

中学生になり、あることでからかわれある人がとても嫌いになった。

些細なことだったのかそのことはよく思い出せないが、一回少しでも嫌いという意味を持つ感情を持つと止まらなくなった。


嫌いを口に出すともっと、もっと加速してった。


それから、当然のように嫌いという言葉を使い始めた。


誰かのあそこが嫌い、そこも嫌い。


自分自身その子のことは嫌いでも何でもなかったのに自分が好きでないその子の部分だけが目立ち嫌いになっていく。


嫌いがたくさん。


そんな自分も嫌だなと思う。



嫌いという言葉は人を傷つけてしまう。


多分、自分自身も内側から傷つけてる気がする。


誰かを嫌いと定義することにより自分自身の何かが消えている。


使うまでは、とっても重く禁忌みたいに感じたのに使い始めたらその使うことの抵抗感は無くなって、一回、一回のその言葉は軽いものになっていく。


なんでだろうなー。


多分さ、

小さい頃持った意識は、正しいとつくづく思う。


何度も嫌いって酷いよなって自分自身でも思う。


でも、自分の力じゃどうにも止められない。


一度持ってしまった嫌悪の感情はずっとずっと自分自身にしがみついている。


これって、学校の先生が使っちゃいけないって言ってた麻薬にまるでそっくりだなと思った。


依存性高いし、周りの誰かを傷作るし、止められない!


だから、嫌いもなくすためには麻薬の更生施設みたいなとこが必要なのかなと思う。


感情の施設ってなんか変だけどあれば、もうちょっと思いやれる人が増えるかもしれないと思う。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 視点が鋭い [一言] 続編希望します
[一言] 「嫌い」という言葉は攻撃力高いんですよね。それでいて、使った方も本当は無傷じゃいられない。 相手に「嫌い」と言って傷つけて、自分も傷ついていることに気付かないのは悲しいことかもしれません。
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