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君に送る詩  作者: コウ
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其の伍(冬冬冬冬「しゅんかしゅうとう」)

人は別れることを分かっている人と関わろうとするんです。

春に出会い、春に別れる。

君との気持ちにサヨナラできない僕の気持ちは一年中冬なのかもしれません。

戯言です。

 春は君と桜を見て

 夏は君と花火を見て 

 秋は君と紅葉を見て

 冬は君と雪を見る

そんな一年を夢見ていたけれど。


君との時間はもう、

 そんなに残っていなってことに気づいたんだ。


君と過ごした春夏秋冬。


今はあまり実感はないけれど、

もう二度と過ごすことはないのだと思うと、

なぜか、愛おしく感じてしまうのでしょう。


 

 春は君と出会って

 夏は君と近づいて

 秋は君の傍にいて

 冬には君に恋をしていた。

そんな一年を過ごしてきたけど。


君という存在はもう

 僕の世界からいなくなってしまう時が近づいているんだ。


君に恋した春夏秋冬。


今から考えても意味はないけれど、

もう二度と会うことはないなんて思いたくないのだけど、

なぜか、少し寂しく感じてしまうのです。



春が来て

夏が来て

秋が来ると

冬が来る。


春になるときみともお別れ、

そんなことは既にわかっていたはずなのに、

それでも僕の心は冬のままなのです。 

読んでくれてありがとうございます。

何か心に残ってくれたら幸いです。

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