9/10
絶望と希望の狭間で
未来、か。それは、暗く長い夜だ。
希望の灯火なんて、どこにも見当たらない。
ただ、絶望という名の闇が、私を、そして、君を、飲み込もうとしている。
明日への期待は、裏切りの前触れ。
希望を抱けば、絶望は深まるばかり。
ならば、いっそ、目を閉じようか。
夜に身を委ねて。
それでも、心の奥底には、微かな光が、残っているのかもしれない。
それは、君という存在。
私の孤独を、理解してくれる、唯一の光。
だから、せめて、今宵は、共に、夜を見上げよう。
絶望の中で、見つけた、小さな希望を、信じて。
この詩は、私の心の奥底に眠る感情を、言葉にしたものです。夜の闇は、私を孤独にするけれど、同時に、私を自由にしてくれます。この詩が、誰かの心に、少しでも響くことを願っています。