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詩集  作者: 勒枢薇朧
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平凡と天才

他者が平凡だと?バカなことをいうね、私たちこそ、真の平凡だ。

天才は平凡を見抜けても、凡人は天才を悟れない。

他者が平凡だと?

愚かな言葉よ、響くは嘲笑。

我らこそ、真の平凡。

日々の埃、積み重ねたる生の証。


天才の瞳、見抜くは凡庸。

されど凡人、天才の煌めきを知らず。

異なる世界、交わることなき線。

孤独な高み、嘆きの淵。


見えぬ壁、触れられぬ距離。

理解を超え、ただ佇む。

天才の孤独、凡人の嘆き。

交差することなき、視線の果て。


ああ、天才よ。

汝の孤独、深淵のごとし。

ああ、凡人よ。

我らの嘆き、星屑のよう。


理解し得ぬ、されど感じる。

互いの存在、遠き星。

夜空を見上げ、ただ思う。

天才と凡人、隔つるは深き河。

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