【魔力・神力・属性について①】
【この世界における魔力とは】
・人間・魔物を問わず、生物が必ず持っているとされるエネルギー(一部例外あり)
・魔力は魔法や魔刀剣、スキル使用のエネルギーとして使う事ができる。もちろん人によって魔力保持量や魔力消費効率は違う(戦闘経験を積む事で最適化していく)
・魔力を血液や筋肉に浸透させる事で身体能力を上昇させる技術が開発された事により、人類全体の戦闘力は著しく上昇した。
ただし人類全員が使える訳ではなく、戦闘の多い騎士団や冒険者がトレーニングによって身に付けていく。
・魔力は神力を"少しずつ侵す力"がある。ただし神力にも魔力を"一時的に"打ち消す力がある為、神力を侵していく速度は緩やか。
【この世界における神力とは】
・人間は最低1%は必ず持っているエネルギー。ただし魔力の"侵す力"によって、量は限りなくゼロに近くなっていく。ただし人間である限り、子孫も含めて完全にゼロになる事はない。なお産まれつき神力を100%の割合で持つ者は王族にしか存在しない。
・神力を多く持つ者、あるいは神力のみを持つ者は、光属性になりやすい。ただし年齢を重ねることによって、魔力の影響により属性が変わる事もある。
・神力を多く持つ者、あるいは神力のみを持つ者は、光属性の攻撃や防御技のエネルギーとして神力を使う。それらを神術とも呼ぶ事がある。
・神力は魔力を一時的に打ち消す力を持っている。なので光属性の攻撃は魔力による防御や攻撃に強い傾向がある。
ただし打ち消す効果は一時的なモノであり、長期で見ると神力は魔力に侵食されていく性質がある。
【この世界における属性種別】
・人間、魔物を問わず【火、水、風、土、光、闇】の6種類が存在する。
・一般的な人間は、火、水、風、土の4属性の内どれかに属する(1つとは限らない)
・稀に2つ以上の属性を持つ者がおり、戦闘技術や魔法技術を発展させるのに有利になると言われている。事実Aランク以上の冒険者になると、複数属性持ちの割合が一気に高くなる。
・ベネットの使っている刀の素材は主に"雷光龍"だが、この世界には【雷属性】など存在しない。
ではなぜベネットや雷光龍が雷を扱えるのかというと、ベネットと雷光龍は【火と水】の複数属性持ちだからである。
・複数属性持ちになると、人間・魔物を問わず6属性とは別の特殊な性質を生み出す事がある。
数百年前までは【雷属性】も存在するのでは?と考えられていたが、研究が進むにつれ【火と水】の属性持ちは雷を生み出しやすい事が判明した。
・他にも組み合わせによって、様々な特殊性質が存在する。
・自分の属性に似ている魔物を狩って、その素材で自分に合った強い武器を作ってもらうのが主流。