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ミ(/・ω・)/スチャッ
それではB値が60点以上だった場合、“演技”が面白さに与える影響を数式化していきます。
d-70=y
0≧y = iy
まずは演出と同じように、演技評価点から70を引きます。
これはやはり、今の日本の声優さんは、演技力が『可もなく不可もない』以上でなければ、“基本的には”役をもらえない。私たちが普段耳にしている声優さんの演技は、常に一定水準以上だからです。
なので逆に棒声優はアホほど目立ちます。
作品をぶち壊すレベルで目立ちます。
しかしその問題は一旦置いておきましょう。
まずは演技評価点が71点以上だった場合。
私は“演技”が作品の面白さに与える影響度は、シナリオ・アニメーション・演出のクオリティに左右されるものだと思います。
この三つの要素の完成度が、高すぎても低すぎても“演技”が“面白さ”に与える影響は小さくなります。
私が考える“演技”が“面白さ”に最も良い影響を与える条件は、『そこそこの完成度』の時です。
『そこそこの完成度』のアニメで、声優さんが100点の演技をした場合、『最高の二歩手前』くらいの面白さにするのが、声優さんの力ではないかというのが、色々なアニメを観てきた私の所感です。
『そこそこの完成度』を、この計算式に当てはめるなら76点くらいです。
“いいね”を押せる80点には届かないけれど、『まあまあ観ていられる』点数。
そして『最高の二歩手前』ですが、私の中では『最高の一歩手前』が97点以上で、二歩手前というと92〜94点というイメージです。(95〜96は一歩半手前というイメージ)
なので『B値が76点で演技評価点が100点の時、合計値が92点以上になる計算式』
そして『B値の高低によって演技評価点の影響度が変動する計算式』が必要になります。
その計算式が以下です。
B≧76 =B″
76>B≧60=B′
(100-B″)÷100×(y+37)=Y
(B′-52)÷100×(y+37)=Y
Y+B=面白さ指数
演技評価点から70を引いたy値に37を足すのは、前述した面白さ指数を92点以上にする為の措置です。
そしてB値が76点以上だった場合、100ーBをして、更に ÷100 した数字に{y+37}を掛けます。
こうすればB値が100に近づくにつれ、演技評価点の影響は小さくなります。
そしてB値が下がるほど、演技評価点の影響度を下げる為に、B値が76点未満だった場合 ー52します。
なぜ52なのかというと、B値が76点の時、{y+37}がIPに与える影響度が24%なので、B値が75点の時、影響度が23%になる様に設定しました。
ですがここで問題が生まれました。
演技評価点が70点の場合、IPに与える影響はゼロです。
しかし71点だった場合、最大で9.21点の加点になります。1点の違いで面白さ指数にここまで差が出るのは、私の感覚と合致しません。
そこで新たな計算式を追加しました。
10>y>0=y′
(100-B″)÷100×(y′×4.7)=Y
(B′-52)÷100×(y′×4.7)=Y
Y+B=IP
演技評価点が80点の時、最大加点が11.28点なのは私の感覚と合致します。80点の時のy+37の和は47です。
なので演技評価点が71〜79点だった場合は、y値に4.7を掛け、等数で47に近づく様にします。
これなら71点の時の最大加点は1.128点。私の感覚と合致しました。
さて、ここまでは演技評価点が71点以上だった場合です。では70点以下だった場合。
先ほど私は棒声優は作品をぶち壊すと書きましたが、この問題を考える時、一つ念頭に置かなければならない問題があります。
それは
『棒声優を集めた宮崎アニメ結構面白い問題』
です。
いえ、宮崎アニメに限らず、多くの劇場公開アニメは、多少の棒声優がいても面白いものです。
これはシナリオ・アニメーション・演出のクオリティが、棒演技が気にならないほど高いからです。
しかしその三つの要素のクオリティが低くなると、棒演技は作品を破壊する凶悪なモンスターへと進化するのです。
その点を踏まえた上で、y値がマイナスだった場合の計算式を考えました。
0≧y = iy
(100-B)÷24× iy =Y
Y+B=IP
100ーB をした後に、÷100ではなく ÷24していますが、これはとあるパヤオ作品で、棒演技のせいで面白さにマイナス5点くらいの影響が出ていたのを参考にしました。
ちなみにその作品のB値が92点くらいで、演技評価点は55点くらいだったので、その条件でおよそマイナス5点になる計算式です。
ここまで作ってきた『面白さ指数計算式』ですが、まだ完成ではありません。
四つの要素が全て100点だった場合、この計算式では面白さ指数が99.967点となり、100点にならないのです。
そこで全ての要素の評価点が100点だった場合の計算式を追加します。
(100-{B =99.9})÷100×{d=100}+B=IP
これで100点になります。
さてこれで『アニメの面白さに影響する四つの要素』が、それぞれどの様に影響するかという事を表す計算式が完成しましたが、本当にこの計算式が『アニメの面白さ』を表す物なのか、実際に使って確かめる必要があります。
そこで私は2020春アニメで、この計算式を使って導き出した『面白さ』と、私がアニメを視聴した直後に感じた『面白さ』が一致するかを検証しました。
アニメを1話見終わる毎に、『このアニメに“いいね”を押せるか? その上絶賛コメントつけれるか?』というザックリとした感想で、80点・85点・90点・95点、という風に5点刻みの点数をつけた上で、視聴中につけた各要素の評価点を使って『面白さ指数』を計算しました。
結果、ほぼ全てのアニメで誤差5点以内に収まりました。(*´ 艸`)
ε=ε=(۶⊙︎∀︎⊙︎)۶ ヒャッハー!!
さて、長々と語ってきましたが、やっと結論が出ました。
私が持った『アニメの面白さはどこで決まるのん?』という疑問。
そして『自分はアニメのどの部分を、どれだけ重視しているのか』という疑問。
もしも私が誰かに同じ質問をされたら、こう答えるでしょう。
(a+b)÷2×0.9=A
c-70=x
0≧x =ix
ix+A=B
x ×0.33+A=B
60>B=iB=IP
d-70=y
0≧y=iy
(100ーB)÷24×iy=Y
10>y>0=y′
B≧76 =B″
76>B≧60=B′
(100-B″)÷100×(y′×4.7)=Y
(B′ー52)÷100×(y′×4.7)=Y
(100-B″)÷100×(y+37)=Y
(B′ー52)÷100×(y+37)=Y
B+Y=IP
(100-{B =99.9})÷100×{d=100}+B=IP
てね(๑• ̀ω•́๑)✧ドヤァ