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 こんにちは、やっとんというものです。

 突然ですが、皆さんは普段アニメを見る人でしょうか?


 私は見ます。

 毎日観てます。

 子供の頃から観てます。

 生粋のアニメオタクです。



 毎期クールの頭に、新作アニメの多さに悲鳴を上げながら視聴し、視聴継続アニメを取捨選択し、それでも時間が足りず、最終的に『あれ? 晩ご飯作ったり食べたりする時間もったいなくね?』という天啓を得て以降、10年ほど晩ご飯を抜いてアニメを観ている、やべー感じのアニオタ、やっとんです。(代わりにお昼を1.5人前くらい食べます)



 アニメが好きなので、テレビ放映中のアニメや劇場公開アニメの評判には常にアンテナを張っています。


 ネットの中を回遊して、SNSのちょっとした感想から、ブログや動画などを使ったがっつりしたレビューまで、色々な人の色々な作品に対する評価を目にしていて、ふと疑問に思いました。


『アニメの面白さって何処で決まるのん?』と。


 アニメのレビューなどをしている人は、『何処を重視して観ているか』という質問に対して、ほとんどの人が『どちらかというとシナリオ』と答えます。


 でも実際はシナリオだけを観ている訳ではないでしょう。もっと多くのものを見て、総合的に面白さを判断しているはずです。


 そこで私は『自分はアニメのどの部分を、どれだけ重視してアニメを観ているのか』を考えてみようと思いました。


 まず自分にとって『アニメの面白さに影響を与える要素』は以下の四つです。


 ・シナリオ


 ・アニメーション(作画・動画)


 ・演出


 ・演技(声優)




 勿論この要素は、人によって変わると思います。もっと多くの要素を見てる人もいるでしょうし、もっと少ない人もいるでしょう。

 あくまでも“私にとっては”この四つという事です。


 次に、この四つの要素それぞれの重要度を決めないといけませんが、その為にはそもそも『何を求めてアニメを観ているのか』を考えなくてはいけません。


 基本的に私は『物語を見たい、物語を楽しみたい』という欲求を満たす為にアニメを観ています。


 でもこれはアニオタに限りません。


 小説が好きな人も、漫画が好きな人も、テレビドラマや実写映画が好きな人も、基本的に“物語”を求めて、それぞれのコンテンツに触れているはずです。


 ではなぜ私は、沢山ある娯楽コンテンツの中からアニメを選んでいるのか。

 それは動く絵、“アニメーション”という表現方法が、他のどの表現方法より好きだからです。



 私は小説もそれなりに読みますが、文章に対してはそこまで拘りません。


 勿論、あまりにも読み辛いとキツイですが、基本的には物語“だけ”を求めて小説を読んでいるので、気にならないのです。



 でもアニメの場合はそうはいきません。



 作画の崩れが気になってしょうがない。

 雑な動画が気になってしょうがない。


 それは私が、アニメを選んで好きになっているアニメオタクだからです。


 私がそこそこ雑な文章の小説を読めるのは、文章表現の魅力に取り憑かれた“小説オタク”ではないからです。



 先ず初めに『物語が見たい』

 次にその物語を『アニメーションという映像表現で見たい』


 アニメオタクである私にとって、“シナリオ”と“アニメーション”は、同じレベルで重要なのです。



 では残る二つの要素、“演出”と“演技”ですが、やはり次に重要なのは演出だと思います。


 アニメの演出家というのは、アニメ制作のほぼ全行程に携わるそうですが、私たちユーザーにとっての“演出”というのは、絵コンテ・BGM・SE・シーン毎の色づかいなどでしょうか。


 どれもアニメのクオリティを上げる為に、重要なものですね。


 厳密には“演技”も演出に含まれるのでしょうが、だからこそ、演技よりも演出の方が優位であると私は思います。


 ではなぜ私が“演技”を、演出と分けて観ているかというと、この演技(声優)という要素が、アニメの面白さに大きな影響を及ぼした作品を、過去何度も観てきたからです。



 つまり私にとっての『アニメの面白さに影響を与える四つの要素』の重要度は



 シナリオ=アニメーション>演出>演技



 となります。


 では次に、この四つの要素が、それぞれどの様に『アニメの面白さ』に影響を与えているのかを考えてみます。


 それを知る為には、数値化と数式化が必要だと考えました。


 四つの要素それぞれに『評価点』を付け、その評価点が、それぞれどの様に『面白さ』に影響しているかを、数式で表せば良いのです。


 まずその『評価点』には点数毎に、意味というか基準の様なものがなければなりません。

 でなければ正確な『面白さ』を導けないからです。


 なので以下を『評価点』の点数毎の意味とします。


 ・60点未満は観ていてストレスを感じる点数。


 ・70点は可もなく不可もない点数。


 ・80点は思わず“いいね”を押しちゃう点数。


 ・90点は“いいね”を押した上に、絶賛コメントやリツイートなどをしちゃう点数。



 上限は100点です。

 当然100点は『非の打ち所がない点数』ですね。


 この“いいね”を押しちゃう云々は、自分のSNSやYouTubeでの行動を元にした基準です。


 自分が心を動かされた時に取る行動というのを考えた時に、分かりやすい『感動の表現行動』が“いいね”だと思ったのです。


 その辺りのハードルは人によって違うので、あくまでも私個人にとって、基準になりやすい感覚です。



 さて、次は数式です。

 あらかじめ断っておきますが、私は数学はさっぱりなので、色々恥ずかしい間違いなどがあるかもしれない点をご了承ください。


 では、アニメの面白さを数値化する為の計算式、『面白さ指数(IP)(interest point)計算式』を考えていきます。



 この計算式では『四つの要素』を以下で表します


 シナリオ=a

 アニメーション=b

 演出=c

 演技=d


 まずは最も重要な要素、シナリオとアニメーションの評価点が『面白さ』に与える影響を数式化します。



(a+b)÷2×0.9=A



 シナリオとアニメーションは、私にとっては同じ価値なので、最初にその二つの評価点の平均点というか中間点を出し、それに×0.9します。


 なぜ×0.9なのかというと、私の中でアニメの面白さの9割は、シナリオとアニメーションで決まっていると感じるからです。



 では次に重要な要素、“演出”が面白さに与える影響の数式化です。


 c-70=x


 0≧x =ix


 ix+A=B


 x ×0.33+A=B




 最初に演出評価点から70を引きます。


 上記した様に、70点とは『可もなく不可もない点数』です。つまり70点未満は『不可がある点数』という事です。


 今の日本のアニメでは、一定水準の演出クオリティが保証されていると感じます。


 私たちはその『一定水準』を見慣れているので、それを下回るクオリティの演出は、すごく目立ちます。




 なので演出評価点が70点を下回る場合、マイナス点をそのまま A に足します。


 そして演出評価点が70点を上回っている場合、演出評価点から70点を引いた数字『x値』に×0.33して A に足します。


 なぜ×0.33なのか。


 私は上で、シナリオとアニメーションが面白さの9割と書きましたが、残り1割は演出が決めていると感じます。


 これに関しては『演出が面白さに与える影響はもっと大きい』と言う人もいると思います。


 ですが、どれだけ素晴らしい絵コンテを切っても、それを表現できる作画・動画がなければ、その素晴らしさは伝わりません。


 どれだけ素晴らしいBGMがあっても、しょうもないシナリオでは盛り上がりません。


 演出だけで面白さの2割、3割を決めるというのは、私の感覚には合わないのです。


 ですので演出評価点が100点であった場合、A に加点する数字が100点のほぼ1割、9.9になる様に×0.33なのです。




 さてここまでで、シナリオ・アニメーション・演出、全ての評価点が100点であった場合、B値は99.9となります。


 では残る要素、“演技(声優)”は0.1点分の価値しかないのか? と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。


 私は“演技(声優)”とは、アニメの面白さにおいて、ボーナスポイントの様な物だと思っています。


 シナリオ・アニメーション・演出のクオリティがちょっと低い時、それをフォローしてくれる物だと思います。


 ですがシナリオ・アニメーション・演出のクオリティが低過ぎた場合、声優さんがどれだけいい演技をしても、虚無しか残りません。


 死んだ魚の目で画面を見続ける事になります。


 なのでまず




 60>B=iB=面白さ指数(IP)




 とします。


 B値が60点未満(観ていてストレスを感じる点数)になった場合、演技点がどれだけ高くても低くても、アニメの面白さに影響は与えません。


 ではB値が60点以上だった場合、“演技”が面白さに与える影響を数式化しようと思うのですが、わりとややこしくなったので、分割します。


  シュバッ =͟͟͞͞ ( ˙꒳˙)

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