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第四話 捕虜 奪還

渚は足立区役所に入るや否やパソコンを広げ、東京タワーでの戦いの記憶映像を再生した。今回は由井の蒼月のおかげで勝てたものの今度はうまくいかない確立が高い。それに今の戦力でははっきり言って攻め込まれた時に防衛はきつい、今ナイトメアがやるべき事は戦力増強だ。

「渚、これ」

不意に由井が缶ジュースを投げ渡す。渚は難なく受け取る。

「由井、お前の意見が聞きたい」

渚はそう言うと由井にパソコンの画面を見せる。映し出されているのは東京湾周辺の地図だ。

「これがどうした?」と由井が尋ねると渚は簡単に答えた。

「ファリナ達が捕虜とした拘束されている所だ」

「ここの何処にファリナ達は捕まっている?」

この由井の問いにも渚は難なく答える。マウスを廃棄物処理場に向ける

「ここに拘束されているはずだ。だが今の戦力で攻め込むのは無理だ。そして今回、俺が考えたミッションプランだ!」

そう言って渚は一枚に紙を由井に渡す。由井はその紙を受け取り絶句した。

「お前・・・本気か?」

「ああ、俺はいつだって本気さ」


そして翌日、渚は恋那を星崎高校の屋上に呼び出した。

「ごめん、恋那しばらく連絡できなくて」

渚がそう言うと恋那は首を横に振る。

「ねぇ、兄さん聞きたい事があるんだけど・・・」

「何かな?」

「兄さん、あの後どうやって逃げたの?」

「非常階段があってさ、そこから外に出れたんだよ」

渚は笑顔で答えた。だが恋那は俯く

「どうした?」

渚は首を傾げる。すると恋那の拳が渚の頬を掠った。

「兄さん・・・いや一ノ瀬渚、あなたをここで殺す」

殺気が篭った声、渚は余裕の笑みを浮かべ両手で拍手する。

「ご苦労だったね。偽りの双子の妹、柊恋那」

「どう言う事?どうしてそんな余裕な顔をしてるの?」

「柊恋那、西暦1993年四月生まれ、幼い頃に両親に捨てられ、傭兵として育てられた。現在は日本軍・暗殺部所属、階級は少尉で日本軍の「バリスタ」の量産型先行試作機「バスタ」のパイロット。そして現在の任務は一ノ瀬渚つまり僕の抹殺」

「どうしてそんな事を知ってるの?」

恋那は混乱し始めた。本来、トップクラスの情報が、軍でも極一部の人間のみしか知らない情報。


なんでこいつが知っている?


「そうだ!忘れていたよ、君は両親を探すために軍隊に入った、そうだろ?僕は君の両親の情報を持っている。」

渚の言葉によるとどめ、恋那はその言葉を聞いて崩れる様に座り込む。そして渚は手を差し伸べる。

「もし今度、僕に協力してくれるなら君の両親の情報を提供しよう。どうだい?」

恋那は渚の手を取り「うん」と答えた。


そして作戦開始当日

今回使用される機体数は合計三機、渚の乗る「紅月」由井の「蒼月」そして恋那の朱色「バスタ」

作戦内容は至って簡単、まず「バスタ」が敵の指揮系統を混乱、かく乱しその隙に渚の「紅月」が突撃、捕虜を奪還し由井の「蒼月」が大型ビームキャノンで突破口を開き、撤退。

すでにF体型で待機する「紅月」と「蒼月」

「作戦、開始!」

渚がそう告げた瞬間、警報が鳴り響いた。


「いいのかな、渚を信じて」

恋那は迷いながらサーベルを引き抜く、バスタのサーベルの刀身が赤く輝き次々にセルクを切断、破壊していく

「恋那、もういいか?」

「はっはい」

渚の突然の連絡に驚きながら、確認して合図をだした。

「行くぞ、紅月」

渚はF体型の紅月を加速させ、ファリナ達が囚われている場所へと急行した。


「はぁぁぁ!」

紅月をB体型に変形させ、プラズマサーベルを引き抜き倉庫を破壊、ファリナ達をカウラに搭乗させ、恋那にも来るように促す。

「由井、やってくれ!」

「了解」

蒼い機体から一筋の赤い閃光が放たれ、応戦していたセルクの部隊は全滅、カウラを離陸させ、拠点になっている足立区へと帰還した。

機体説明

BR−R「バスタ」

全長4、4m

この機体は「バリスタ」の戦闘データを基に開発した日本軍の次世代量産型の機体でまだ指揮官クラスの人物にしか配備されていない。恋那の乗る機体の色は朱色だが本来は白と赤、機動性は「バリスタ」の量産型のため、かなり高い

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