第三話 無頼 轟沈
えっと今回は短いです。
渚、由井、ロフティの三人と鹵獲したセルクに乗る団員達は中央ゲートに集合を開始した。
理由は由井の蒼月で本陣を突破するためだ、だがはっきり言ってまだ劣勢だ。
「P1何をやっている!」
「体長!敵の新型がぁぁ!」
「おい!どうしたP1」
次々に味方の機体が破壊されている。脅威的な速さで
「敵は単独なのか?由井、チャージは?」
「あと五分」
「急げ!頼む」
「どうした?そんなに慌ててそっちにはロフティが居るだろう?」
「そんなんじゃない!」
ドォン!
一機の朱色の機体が壁を打ち破り、煙を纏いながら接近する。
「リーダー、ここは」
そう言ってロフティのべクセルが渚の紅月の前の出る。
「あの機体・・・戦い方がバリスタに似ている・・・先行量産型か?」
一斉に黒いセルクが射撃を行うが敵は難なく避け、セルクをサーベルで切断していく
「白兵戦なら!」
ロフティのべクセルもサーベルを引き抜き、朱色の機体のサーベルを受け止める。
「渚!チャージ完了した」
渚は連絡を受け、ロフティに合図を送る。べクセルは煙幕を撒き散らす。
「行け!由井」
「目標確認、行け!」
渚の命令と共に赤い閃光がゲートを打ち破り、戦艦「無頼」を貫く
「将軍、高エネルギー接近!」
「何!・・・うわぁぁぁぁ!」
由井が放った赤い閃光は「無頼」を一瞬で消滅、本陣に居た部隊も全滅
それと同時にナイトメアの部隊は一斉に進軍を開始した
「このまま話しがついている足立区に逃げ込むぞ!」
「「了解」」
ナイトメアの一団は足立区に向けて前進、日本軍は壊滅状態に陥っているため追撃はできない
こうして復活したナイトメアの最初の戦いは勝利に終わった。
今回は戦艦の説明
大型輸送機「カウラ」
この輸送機はセルクのなどの運用・搭載に優れている。武装はない
陸上戦艦「無頼」
日本軍が開発した戦艦で攻略戦や防衛戦の移動指令基地になる。「カウラ」と同じ様にセルクなどの運用・搭載ができる。
武装 6連ミサイル、主砲、リニアキャノン×3