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序章

はるかな神話時代。

一匹の(ドラゴン)が長い眠から覚める時、世界は闇に覆われ、破滅の道へと進んでいた。

そこに一人の勇者が現れん時、勇者は《精霊》の力を借り受けて世界に光を取り戻した。


時代が移ろうと共に、次世代へとこの話が語られなくなり、いつしか伝説となっていった。


時は流れ続け、数百年

再び、世界は徐々に破滅へと進みはじめた。大地は干からび、自然は(けが)れ、海は荒れ狂う。

竜はまた、長い眠から目覚めようとしていた―――――――。



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