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死ねば諸共  作者: 助
5/6

「会うのは別れの始め」

いつかは、あなたも居なくなってしまうのか。

晴れの日の煙草は不味い。


高校生少年にあってから、何日経っただろうか。

あの人間を見てから時が経つのを忘れるほど、考え事が多くなった。


間宮は切羽詰まったように、煙草の量も増えた。

だが、今日は祝いの儀「結婚式」である。

神父として働かねば、給料もないし職まで失う可能性もある。



「これまた、若い神父様だことね。」

「加賀先生。お久しぶりです。」



この人は「加賀かが 京子きょうこ」。

間宮が孤児院にいたころ、親身に相談に乗ってくれた担当の先生で、間宮の初恋相手でもある人。

だが、今日は加賀先生の結婚式で、ある意味大きな失恋を痛感させられる瞬間でもあるのだ。



「加賀先生ってのも敬語もやめてね、もう先生じゃないんだし。小さい時みたいにタメでいいわよ。

 そうだ、彼女さんとかできた?私心配だわ~、間宮君昔からモテるし、変な人に惚れてないかなって。」


「余計なお世話。彼女ならいるよ、超べっぴんで俺にぞっこんなんだし。」



大きな嘘を付いた。

彼女なんていないし、女なんて10年以上神の教えで禁欲をしているのに。

超べっぴんさんなんて間宮の周りにいるわけはない。

口下手なうえに愛想がありすぎてすべてが、建前に見えてしまうのだから。


それに「シグマ」という神を崇めているのを知られたら、

加賀先生もどんな顔をするか知れたものじゃない。



「間宮君と7歳差かぁー、年取るのっていやだなっと

 そろそろおめかししないと…よろしくお願いしますね、神父様」

「お任せください」



胸が少しだけ、痛くなった。

熊本県民様、大丈夫でしたでしょうか。

こちらも揺れたので、投稿が出来ませんでした。すみません。


今回の文は凄く短くなってしまいましたが。

これはサブストーリーとして軽く読んでください。

次の話は視点が「間宮視点」となりますのでご注意ください。


※話によってキャラの視点が変わります。

 その場合は、タイトルの後に「~~~(※○○視点)」と入れますので。

 分かりやすく記載します。

 また、その件に関して何かありましたら言ってください。


ありがとうございました。

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