ケーヒ国へ 首都アレント
俺達は、昨日エクセイド王国から帰還した。
結局、殺すか。
そろそろこの国を出て、別の国にでも行こうかな。ケーヒ国ぐらいがいいかな。
「なあ、次はケーヒ国行かない?」
「別にいいよ」
「ケーヒ国って多種族が集まっている国やろ?」
「そのとおり。じゃあ行こう」
「へ!?今から!?」
『召喚ヴリトラ」
「ヴリトラ。ケーヒ国までお願い」
「わかりました。主。それと、邪竜どもがうるさいのですが」
「そうか。後で『ブラックホール』しないとな」
「ま、みなさんお乗りください」
「なあ、恵斗、ユイト、雄哉、この辺邪竜と全然ちがうよな?」
「仕方ない。邪竜だからだ」
「それ、理由になってねー。兄貴どこ行くんだ?」
樹がそういったが、無視し俺達はヴリトラに乗ってケーヒ国へ向かった。
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「着きました」
「ありがとう。ヴリトラ。戻っていいよ」
「そうさせてもらいます」
ヴリトラは戻って行った。
梨奈が起きた。樹が嘔吐した。
でも、俺はほっておいてユイト、雄哉、恵斗、梨奈で先に行った。樹は後からついて来たが。
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はぁ、着いた。
何処に着いたって?そんなの首都のアレントだよ。宿は、ユイト、樹に取らせに行った。
けれど、俺達がついて行ったから、
「行かせたいみなくね?」って突っ込まれた。気にしないがな。
どうでもいい話だが、今は冬だそうだ。ちなみに、雪が降っている。




