ルシファーと
俺達は、クラーケンとの戦闘を終え、
101階層に来た。
101階層からは、ボスしか出てこないみたいだ。101階層のボスは、キングスライム。
まぁ、そいつは踏んでおしまいだったがな。
102階層のボスは、ウルフズだった。
ウルフ達だけどな。
めんどくさいから、ウルフズに省略した。
此れくらいわかるよな?
ウルフ達は、蹴って終わった。
101階層〜120階層は、同じような奴が出てきた。121階層は、サンドドラゴンがいた。
サンドドラゴンってのは、AAランクに匹敵するくらいの力の持ち主だ。
水が弱点なみたいで、部屋を水で満たしたら、簡単に逝った。
121から149階層まで、ミミズや、ミノタウロス、サンドドラゴン、クラーケンとかがいたが、簡単に逝った。
だが、150階層では、そう簡単には、いかなかった。
150階層のボス。それは、ルシファーだ。
ルシファーは、龍系よりは弱いが、とても強い。強さで言うと、SSランカーに匹敵するくらいだ。
ルシファーは、光属性、神属性の攻撃しか効かない。
幸い光輝は神属性が使える。
ちなみに、ルシファーは話が出来る。
今は、ルシファーとの勝負に集中しなければ。
「久しぶりの人間だ。今日は、楽しませてもらおう。なあに命は、取らん。実に1500年振りだ。大抵の人間は、100階層で撤退するから、つまらないのだ。前に異界の人間が、来たな。お前らも、異界の人間のようだな」
「どうしてわかる」
「そんなのすぐわかるさ。魔力量が違いすぎるからな。我を倒せたら、特別なものをやろう。さあ、かかって来るのだ」
『浄光』
「貴様、光属性持ちだな?だが、我を殺すのなら、神属性の攻撃をしないと、死なないぞ?」
「神属性か」
『神の鉄槌』
「何!?貴様、神との知り合いか?」
「そうだが?最高神様とな」
「お前が、最高神様が間違えて殺した少年か」
「何処でその情報を」
「本人から聞いた。いずれ来るかもしれないから、よろしくって」
「は?」
『森羅万象』
「ーーーっ痛いな。我の、体力の8割も失ったじゃないか」
『光なき世界』
『邪たるものがなき世界』
長い。
『獄炎』
『聖炎』
「ぐっなら、『ダークネスワールド』だ」
『ホーリー』
「ちっ。それなら、『魔震』」
「いった『髪の…『神の裁き』」
「よくやるな。戦闘はここまでにしておこう。此れやるよ」
「なんだ?「契約完了」は?」
「いいものだろう?大丈夫だ。お前が得する契約だ。情報をやろう。この迷宮は、200階層までではない。ただしのは、202階層だ。
201階層に、確かな勇者の封印だったけな。
だが、その封印をとくな。その封印を解いた場合は、この国が、滅ぶ。解けた場合は、間違えなく、お前が戦うことになるだろう。その勇者は、お前と同じ所から来た奴だ。名前は、市凪 雄哉だ。読みは、しなぎ ゆうやだ。202階層には、転移魔法陣がある。そこにのったら、1階層に、もどれる。まあ、我が持っている情報は、此れくらいだな」




