迷宮1階層〜100階層 クラーケンVS光輝達
俺は、ユイトと恵斗と一緒にシータル皇国の、リンセー迷宮に行った。この迷宮は、今までに、200階層までしか攻略されていない。200階層には、何らかの龍がいるそうだ。
「ここが入口みたいだね」
ユイトが、そう言う。
「じゃあ、入ろう」
と、俺がいった。
ここは、第一階層だ。
何か目の前に、スライム的ないきものがいる。赤色のスライム。踏んだら、血みたいなものが、飛び散るのかな?
「何ぼーとしてんの光輝?あーそれ?レッドスライムだよ。踏んだらね、血みたいな液体が飛び散るんだ。後、魔物には核というものが存在していてね。それを売ると金になるんだ。核は、魔力があるから、魔道具の時に使えるんだ。だから、採っておいた方がいいと思うよ?」
へ〜踏んだら、体液が飛び散るんだ。じゃあ踏もうか。ここには、レッドスライムが3匹、ブルースライムが2匹、グリーンスライムが3匹いるから、何回か踏んで楽しめるかな。
ぐしゃり。
ぐしゃ。
ズシャ。
べしゃ。
うわー飛び散るねー。
此れって、核採ったら如何なるんだ?
ぬにゅ。ぺちゃくちゃ。
気持ち悪い。此れなら、普通に踏んで殺した方が、衛生状いいんじゃないのか?
こんどは、ワーウルフが3匹だ。
シャイン。
バタバタ。
真っ二つにしてあげた。
緑色の血?が。血って普通赤いよな?
気持ち悪いとしか言えない。
あれ?恵斗とユイトは?
ちっ。あいつら先行きやがったな。
俺は、どんどん下に進んで行き、10階層のボスの部屋に入った。
ボスもスライムかよ。
ぐしゃ。
雑魚い。
踏んだだけで、逝くのは、雑魚過ぎる。
まぁ進もう。
ここらは、水中系なところだな。
なら、干上がらしたら、一瞬かな。
『ドライ』
しゅう〜。
よし、干上がったぞ。
て言うか。魔物の死骸しか落ちていない。
つまんないな〜。
て言うか、20階層のボスもうすでに撃破されている。
40階層まで、撃破されていた。
50階層からは、湿原系の魔物と、水中系の魔物が、出現する。
沼だ。
底なし沼じゃないのか?
もし、はまったらめんどくさい以前に、服が汚れるから嫌だ。
凍らせば、そんなことにならないか。
『アイスワールド』
カチカチカチ。
凍ったねー。
寒い。
ちなみに、50階層からは、ボスは25階層ずつならしい。
75階層のボスは、ミミズ?だった。
俺は正直なところ、ミミズを切り刻んだ訳なのだか、体液臭いし、体液のせいで日本刀を一本手放すはめになった。
その日本刀は、もう、木の枝ぐらいの威力しかない。気に入ってたのにな。
まあ、もう作ったから問題ないけど。
〜恵斗〜
俺は、現在90階層にいる。
ユイトも、光輝もどこいったんだ?
75階層のボスは、キモかった。
ミミズだぞ。ミミズ。
俺は、ミミズが嫌いなんだよ。
殺した後の体液が臭い。それに、鉄溶かしやがった。90階層には、75階層のボスが大量発生している。
本当に、キモい。
〜ユイト〜
皆何処に行ったんだろう?
俺は、60階層までは恵斗と一緒に行っていたのだが、落とし穴に落ちて、100階層ぐらいにいる。
100階層には、クラーケンがいる。小さいがな。皆早く着て欲しいな。
〜光輝AND恵斗〜
俺は、90階層で恵斗と会った。
恵斗の言ったとおり、ミミズが大量発生している。それに、ユイトが行方不明だ。
ユイトだから、大丈夫だろうけどな。
ユイトは、60階層の、落とし穴的な所に落ちたらしい。もしかしたら、落とし穴じゃなくて、近道なんじゃないかな。
そうこう考えているうちに、99階層に、着いた。そこには、力尽きたユイトがいた。
俺がすぐ回復させたけどな。何故そこにいるか訪ねると、100階層に、クラーケンがいるらしい。小さいクラーケンは、倒したそうなのだが、でかいほうは倒せなくて、ここまで逃げて来たそうだ。
クラーケンねぇ。
クラーケンってたこ焼きに出来んのかな?
「光輝、今クラーケンってたこ焼きに出来んのかな?って思っているだろう?」
「どうしてわかった」
「お前のことだから、そう思った」
100階層に着いた。
ユイトの言ったとおりに、クラーケンがいる。水があるからダメなんだよ。
『ドライ』
「水が蒸発した!?その方法があったか」
うるさいな〜。
まあ、クラーケンが弱っている。焔属性の
『極炎』
で焼いてみた。
そしたら、美味しそーな臭いが。
久しぶりに、水龍にクラーケンって食えんの?ってきいてみたら、猛毒がある。と言っていたので、そのまま、燃やすことにした。
もう、灰となった。
さあ、もっと下に行くぞ。




