船でⅡ
朝起きてみて、扉を開けるとすぐ、死体が落ちていた。やっぱりあいつらがか。
新クレアニア王国王城国王の寝室にでも送っておこう。『転送』
クックック反応が楽しみだ。
騒動になったりしてな。国王の寝室に人の死体が落ちていたらな、驚くかもしれないな。
俺達の監察として、送った奴らが、死体となって、じぶんの寝室に落ちているとかw
怖いとしか思えないだろう。
手紙も送っておいた。
内容は、
【今月中に貴方の国を潰してあげるから。覚悟しておくんだな。今度は、きっと楽しい事になると思うよ?】だ。
此れもどんな反応するかな?
軍で殺そうとしても、それ以前に、途中で魔獣達に殺されているんだろうけどね。
さて、恵斗達でも起こすか。
全員の顔の上に、ウォーターボール
そして、落下。
「ーーーっ」
起きた起きた。
「何すんだ」
「起こしただけだけど?」
「この起こし方はないだろうが」
「此れのほうが手っ取り早いからな」
「もういい。お前と対等で話せると思っていたおれが馬鹿だったは」
「話し変えるけど、ユイト、お前また魚釣りでもするんか?もう着くぞ」
「今日は魚釣りはしない」
「わかった。外でも出よう」
俺達は外をでた。
もう、港が見える。
後1時間ぐらいだろうか。
結構ギリギリに起きたな。
ん?何か騒がしいな。あれは新クレアニア王国騎士団じゃないか。残虐するか。
(邪竜、魔獣達に命令しろ、目標は新クレアニア王国騎士団だ)
(わかった)
お、魔獣達が騎士団に向かって行く。
こっちは、強い魔獣を使っているんだ。
残ったとしても、騎士団団長クラスだけだ。
(あと4人だ)
(わかった。邪竜、もうやめておけ)
(わかった)
魔獣達が、撤退して行った。
新クレアニア王国騎士団は、1000人いたのに、生存者4人。新クレアニア王国は、いろんな国に、宣戦布告されている。終わったな。
4人でどう戦うのか。
船が止まった。
着いたのか。
俺達は船を降りたのだが、新クレアニア王国騎士団に止められた。
「おい、止まれ。詰め所まできてもらう」
「は?誰が、新クレアニア王国騎士団の言うことを聞くか。俺達を襲ってきたのにその態度はなんだ?また、国を潰されたいのか?なんなら、潰しやるよ。暇つぶしにな。何がいい?俺につぶされるか。魔獣達に殺されるか。どちらがいい?選ばせてあげているんだよ?感謝するんだな」
「誰が貴様なんぞに感謝するか。従わないなら、力ずくで」
『殺れ』
「せいぜい楽しむんだな。まあ、一方的にやられるだけだろうけどな」
「くっ」
「じゃあな」
「恵斗、行くぞ」
「わかってるって」
俺達は、シータル皇国に着いた。まずは、シータル皇国ケーヒ市のギルトに行くか。
〜新クレアニア王国王城〜
「国王様、軍隊及び、騎士団が全滅しました。どうしますか?」
「何?全滅だと?なら、民を使え。それと、お前らも戦え」
「わかりました。国王様のためにこの命、尽きるまで戦います」




