魔王
光輝達は出ません。
魔王視点
魔王は、光輝の親友だった。
前世ではの話だけど。
「魔王様、魔王軍もどきが、人間の国を襲撃、勇者が元の世界に返された模様です。なお、襲撃者は、英雄です。いかがなさいますか?」
「英雄が!?何で?同族を?」
「英雄の妹が、勇者召喚されたそうでして、怒った英雄殿は、邪竜様に、ありったけの魔獣と、魔物を集めろと命令し、その軍で襲撃を図った模様です。なお、魔神様の情報によりますと、英雄殿は、異邦人なようです」
「へ〜英雄殿がね〜」
「それと、最高神様の息子から、警告が来ていましたよね?魔王様が、その警告を蹴ったから、英雄殿を勇者として向かわせるそうなので、元の世界に戻りませんか?」
「そうだな、流石にあの英雄殿が、来るのなら、逃げた方がましかもしれんな、準備をしておけ」
「わかりました。魔王様」
英雄殿の名前は増上 光輝
俺の前世のかつての親友だ。
何で死んだかと言うと交通事故だ。
不幸だ。ちなみに、俺の名前は区来 空
読みは、くらいそらだ。
だいたい前世の親友と戦うのも、つらい。
世界テレントに戻るか。
一度だけでも、会っておきたかったな。
最高神様に光輝への手紙でも渡しておこうかな?




