本戦 第二回戦セイントVS光輝 弾からは、逃げられない。
ルークも負けてしまったか。
私も負ける訳には行かない。だが、相手は、光輝だ。天龍や、邪竜と殺りあっても無傷で、従えている実力の持ち主だ。
相手は、セイントだ。
セイントは、エクセイド王国騎士団団長だ。
団長クラスと言っても、俺からしたら、皆、雑魚だ。さあ、俺も、恵斗に作ってやったのより、少し優れさせた物で戦うか。
ガンよりもキャノンに近いな。まあ、攻撃出来れば、変わらないだろう。
因みに、弾は、追跡機能付きで、威力は半径10キロメートルのクレーターが出来る程度だ。《始め》試合が始まったから、話は、ここまでにしておこう。
『ガンモード』『高速連射』
「はっ何処に撃って?いるん…だ?何で追跡してくるのだ?あり得ない。こんなことがあって溜まるか」
残念ながら、あり得ているから、あんなんになっているのだ。溜まってとけ。
「ここなら大丈夫な筈だ。は?どうして?どうして此処まで来ているのだ!?」
ついて来るに決まっているでしょう。
追跡機能付きなのだから。
馬鹿だな〜。
相手が、戦闘不能になるまでついて来るのに。だから、弾からは、逃げられない。
「ちょーーー」
バキバキバキバキバキボキガリガリガリ
ああ、彼の人もうダメだ。
騎士団団長に復帰出来ないだろう。
体だけはなおしておかないと。
『勝者光輝』
『かの者に癒やしの光を』
回復させておいた。
だが、団体戦は出れないだろう。
次は準決勝だ。




